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坂本です。先日、あるお母さんからメールをもらいました。この方はサクラサクをまわりのお母さん達に紹介してくれているようなのです。・サクラサク中学受験Jr. (主に小1~小3向け) http://www.dreameducation.co.jp/jr/・サクラサク中学受験(主に小4~小6向け) http://www.jukenbible.com/・サクラサク高校受験(主に中学生向け) http://www.koukoujuken60.com/じつはサクラサクには、このようなお母さん口コミ応援隊?が全国に複数いるようなのです。本当に日々感謝感謝です。真面目に10年やっていると、いいことがあります。それはさておき、このお母さんが、メールにこんなことを書いていました。「私の周りのお母さま方は、先生のHPを見せると 子どもの変化や実績に一様に驚嘆されますが、 「自分はここまで手をかけられない」と仰る方ばかりで とても残念に思っています」もしかしたら、サクラサクのホームページを見てそう感じたお母さんもいるのではないでしょうか?■サクラサクは「親の負担も大」なのか?サクラサクはもともと自学自習用につくられた教材です。だから基本的には、子ども一人でも取り組みやすい内容になっています。親としては手がかかりにくい学習法と言えます。ただ、お子さんによっては、・自学自習をするにはまだ学力が足りない子・自分ひとりで完結するにはサポートが必要な子がいることも確かです。ある程度フォローをしていかないと、流れに乗れない子、習慣化できない子もいるわけです。ではやはりサクラサクは手がかかる教材なのか?じつは、必ずしもそうとも言えません。先ほどのお母さんは、同時にこのようなことも書いていました。「先生のツール(サクラサク)が一番、 後で手がかからなくなる方法なんだけどなーと 実践者(私)は感じます。」言い得て妙、その通り!そもそも「学習習慣」というのは一朝一夕で身につくものではありません。日々の学習を親がサポートしてあげることで少しずつ自分でできるようになっていくもの。日本語だって、赤ちゃんの頃から親がたくさん話しかけてあげることでだんだんと自分で話せるようになっていきますよね。バイトだって、はじめは右も左もわからない中で仕事が始まりますが、まわりの人たちがサポートしてくれたり、自分で努力を続けていくから、だんだんと一人前の仕事ができるようになっていくわけです。世の中のどんなものでもそうです。いきなり一人ですべてできるようになるものなんてありません。誰かのサポートやフォローがあって、はじめて自分でできるようになるのです。だれかのマネをしたり、だれかから教えてもらったり、失敗したり、、、そうしたことをくり返してだんだんとできるようになっていくものです。学習習慣というものも、「こうすればいい」と教えるだけで、勝手にできるようになるものではありません。基本となる型(方法)がわかって、それを日々練習し、サポートしてもらうことで、だんだんとできるようになっていくもの。いまお子さんに学習習慣がついていないなら、今からお子さんの勉強をサポートしていく必要があるのです。たとえ、お子さんが中学生だったとしてもです。■私自身も、実際そうでした。私が、中学生になり、定期テストがはじまりましたが、勉強の仕方がよくわからず、成績が振るわない時期がありました。そのとき、テスト勉強の仕方を教えてくれたのは、母でした。それがきっかけで、テストで点を伸ばすことができたのです。サクラサクというツールは、お子さんの学力が伸びるひとつの「きっかけ」に過ぎません。その「きっかけ」を、どう活かすか。ここはあなたに委ねられているのです。どうサポートしていけばいいか、継続できない場合にどうすればいいのか。そうした悩みやお困りごとをサポートするのが私の役目だと考えています。そのために、サクラサクでは、個別のメールサポートを用意しているのです。お子さんの学習習慣を定着させて、学力を伸ばしていくきっかけをつくりたい。サクラサクはそんなお子さん、そしてあなたを応援するための教材なのです。ちょっと先の未来は、1つのアクションで動き出します。家庭学習コンサルタント坂本 七郎追伸:今日は10年学習サポートをしてきて、いま、思うことをお話しさせていただきました。サクラサクは本当にいろんな方に支えて頂きながら運営を続けてこられたサービスだなと感じています。実際、中には、さまざまなバックグラウンドを持つ方が参加してくれています。本当に幅広いです。仕事を持つ母親や主婦がやはり多いのですが、お父さんの参加者もそこそこいます。私から直接質問することはありませんが、話の流れでどんな仕事をしているかを知ることがあります。塾講師や学校の先生という教える側のプロもいれば、医師、弁護士、大学教授、のようなある意味、学問を極めた方も結構参加してくれています。(お医者さんは結構多いです)不思議に思う方がいるかもしれませんが、じつは勉強について、自分の子どもに教えたり、導いたりするのは、決して易しいことではありません。むしろ、とても難しいことなのです。だから、もともと勉強が得意だった人も、わが子を教えるとなると別の問題、子どもを導くのもまた別の問題。だからそうした人たちもサクラサクを参考にしながら、お子さんの教育に役立てているのです。さらにここからの10年も、皆さまのお役に立てるよう努力をしていきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。
2017/12/18
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坂本です。あなたに質問します。あなたのお子さんは食べ物の好き嫌いは少ない方でしょうか?それとも多い方?じつはこの「好き嫌いの多さ」は、学力(特に算数・数学)に大きな関係があります。好き嫌いとは、要するに「嫌いなものを避けて、好きなものばかり食べる」ということですよね。たとえば子どもが小さい頃、「ピーマンは食べたくない」「料理が美味しくない」と言えば、無理に食べなくてもいいよと話してきたかもしれません。しかしこれは嫌なものは無理に食べなくてもいいというわがままのお墨付きをもらっているのと同じこと。子どもにとっては小さなわがままかもしれませんが、毎日くり返されていくと、それは日常となります。毎日の食習慣と、親のひと言が、子どもの性格を変えていくのです。こうして好き嫌いが日常化していくと、子どもはいろんな場面でえり好みをし、自分のわがままを通そうとするようになります。たとえば、勉強であれば、・時間のかかる面倒な問題はやりたくない・いやな教科の勉強はしたくない・キライな先生の教える教科は勉強をしないとなります。ねばり強さがなくなり、がんばれば解ける問題でも面倒だからとすぐにあきらめる傾向が出てきます。特に、思考力の必要な算数や数学がニガテになるケースが多いと思います。では、すでに好き嫌いが多い子は、どうすればよいのでしょうか?大人になっても食わず嫌いが克服できるように、今からでも好き嫌いを改善することは可能です。好き嫌いを克服するいちばんの方法をお教えしましょう。それは、1.嫌いな食べ物を少し食べやすくアレンジしてやり、2.まわりが「おいしいおいしい」と言って食べる姿を見せてやることです。そしてそのあと「ちょっとだけ食べてみて」と誘えば良いのです。 ※ じつは勉強ギライもこれと同じ方法で克服可能です。「食べ物の好き嫌い」と「ねばり強さ」は大きな関連があります。つまり、好き嫌いをなおしていくと、ねばり強さが身についてきます。「キライだったものが食べられるようになった!」「じつはおいしいものだとわかった!」こうした経験は子どもに小さな自信を与え、困難に挑戦する気持ち、前向きに行動する気持ちを育みます。問題に向かう「ねばり強さ」や「チャレンジ精神」を育てたいなら、まずは子どもの食習慣から見直してみてはいかがでしょうか。ご家庭でのしつけの参考にしてください。坂本 七郎追伸:現在、3冊目の本の執筆を進めています。書いては消し書いては消しをくり返して苦しみながらも日々筆を進めています。やはり書くというのは時間のかかる仕事です。本当はちゃっちゃと書ければよいのでしょうが、文才がないので、時間をかけて向き合うしかありません。苦しい日々はまだまだ続きそうです。
2014/09/22
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こんにちは、坂本です。毎日暑い日が続いていますね。今日は、夏休みの学習に役立つトピックを1つ紹介したいと思います。■あの勉強法の本当のところ。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━あなたは学生時代、先生から「1冊の問題集を暗記するくらい何度もくり返せ!」と言われたことはありませんか。恐らくほとんどの方は耳にしたことがあると思います。私もその1人です。学生時代、先生のこの言葉を信じて、何度も何度も1冊の問題集をくり返した人もいると思います。しかし、この方法。本人の努力次第である程度まで学力を伸ばすことができますが、成績はどこかで必ず頭打ちになります。勉強量の割に、成績が伸びない。がんばっているのに、成果が出ない。そんな、努力型の人に多い、勉強法なのです。ではなぜ、成績が伸び悩むのか?それは、この方法には、ムラ・ムダが多いからです。■「勉強の定義」をもう一度思いだそう。私は、勉強のことをよく「勉強とは、できないものをできるようにすること」と伝えています。言い換えるとこれは、・すでにわかりきっている問題・自信のある問題は飛ばして良い。と言っているのです。つまり、現在まだできない問題。あやふやな問題。そうした問題に注力しよう、と伝えています。このような「できない→できる」に変えていく過程が勉強なのです。そこで改めて、今回紹介した、「問題集のすべての問題をくり返す」というやり方に注目してみてください。すべてをくり返すのですから、当然、やらなくてもよい問題を解くことになります。標準的な学力の子であれば、この方法でもムダはそこまで多くありませんが、学力が上がれば上がるほど、できる問題は増えていくわけですから、ムダがさらに増えていきます。結果として、ムダな勉強時間が増え、努力の割に成績が上がらない、成績が頭打ちになってしまうのです。では、勉強をするとき、どんなことを子どもに意識させながら、反復させればよいのか。これには、2つの段階があります。■第1段階:正解・不正解で2分する1つめの段階は、単に、できなかった問題に印を付けるというものです。問題番号に○印を付けておけばよいでしょう。こうすることで、2回目の学習時に、どの問題をくり返せばよいかがハッキリわかります。まずは、この「できない問題」に意識を向けて、この「できない」を「できる」に変えることが勉強なんだという思考グセを身につけていきます。■第2段階:2つの正解・2つの不正解に分ける次に2つめの段階。この段階は少し判断しにくい方法となりますので「できない問題」に日常的に印がつけられるようになってから教えるようにしてください。これをやることで、より効率よく、少ない時間で成績を伸ばすことができるようになります。まず問題を解きながら、正解した問題、不正解の問題をそれぞれ、次のように4つに分けていきます。そして、4つに分けた問題を【印なし、○印、×印】という3つのグループに分けていきます。<問題の分け方(イメージ図)>・正解した問題 → 次やってもできると思う問題 → 印なし → 次できるかどうか不安な問題 → ○・できなかった問題 → 解説を読んだら理解できた問題 → ○ → 解説を読んでも理解できない問題 → ×この3つのグループのうち、○印のついた問題に集中して学習する。ここに集中することで、勉強が効率化され、成績が伸びやすくなるのです。正解をして、さらに次やっても自信があるような問題は、2度3度とくり返す必要はありません。さらに言えば、1回目の学習時においてもわかりきっている問題は飛ばしても良いくらいです。また、×印のつく、理解できない問題はまだその問題を解く段階に達していないと言えます。そうした問題に時間をかけるよりも、○印のついた、少しがんばれば、ものにできる問題に手持ちのエネルギーをすべて投入すべきなのです。○印の付いた問題に関しては、・解説を読んでしっかり問題の解き方を理解する・別の問題集から類題を見つけて類題演習をする・後日、もう一度、○印の問題を復習をするといったように、ねばり強く問題に取り組むことが大切です。このような学習を続けていくと、あるとき、急に×印の付いた問題がわかるようになります。子どもの学力段階に応じて、集中すべき問題を選ぶ━━。ここが短期間に成績を伸ばすカギになります。現在、問題に印をつける習慣がない子は、第一段階から。すでに印をつける習慣がある子は、第二段階を実践させてみてください。勉強をがんばっているのに成果が上がらない。そんなお悩みをお持ちの方は、今日書いたことを実践してみましょう。印の付け方1つで、成績の伸びは変わります。この夏休みから、はじめてみてください。坂本 七郎
2012/07/17
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こんにちは、坂本です。先日、このブログで大きな反響があった漢字暗記法。今日は、その暗記法を娘さんに試したある中2のお母さんのメッセージを紹介したいと思います。ーーーーーーーーブログを初めて先程拝見し漢字の暗記をやらせてみました娘は字を書くのが大嫌い、空間認知が弱いとの診断も受けてるほどの漢字全滅型今まで色々な方法で漢字にトライしてきました成り立ち、語呂合わせ、色別、大きな文字で書く○○○式、色々なドリル、もちろん沢山の漢字練習本当に苦労してきましたさてお風呂をあがった娘にトライ他の子と同じレベルでなくても少しは出来るかなどうかなといよいよトライ先日の中間試験範囲80問中の漢字10問でやってみましたもちろん中間の漢字は0点、今の今まで1つも書けません0からのスタートです1回目3問2回目4問3回目7問4回目8問(時間切れ)5回目全問正解!覚えるのにかかった時間は2分半「○○ちゃん凄い!覚える時間2分半だけだったよ!書く練習もしてないのに2分半だけで全問正解してるよ!」と私は飛び上がるほどでした私も予想外でしたが本人の方が自分にびっくりして眼にいっぱい涙を溜めて喜んでいます、感激しています親子で抱き合って泣いてしまいました覚えるの辛かった?しんどかった?と聞くと「ぜんぜん、辛くなかった」と涙をポロポロさせて答えました私もずっと涙が止まらないほど感激です自分で勉強が出来たと初めて実感した瞬間だったと思います娘にはこういう成功体験が全く無く、何をしても挫折だったので今日は本当に良い気持ちで眠りについたと思います自分でも「一筋の光が見つかった」って言ってましたーーーーーーーー私は、感動しました。「公開して本当によかった」そう感じた瞬間でした。また同時にもっと多くの人に伝え、広めなければと感じました。もし、あなたのお子さんが、この方法にまだチャレンジしていないなら、今すぐ、下記の記事を読んで実践してみてください。■50個の漢字を20分でマスターする方法http://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201206120000/実践をしたら、下記のフォームより投稿しますとこの暗記法の理科社会への応用法レポートも差し上げています。→ http://bit.ly/Lia2D2ぜひご参加下さい。その他、たくさんの人の感想などこちらにアップしています。http://bit.ly/M1VERyそれでは、また。ありがとうございます。坂本 七郎追伸:あなたの周りに、漢字や英単語などの暗記が苦手、勉強自体が苦手、何を試してもうまくいかなかった、そんなお子さんいませんか?もしいましたら、この方法を紹介してあげてください。紹介する場合は、こちらのページがよいと思います。http://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201206200000/勉強に対する自信が生まれると、その子の人生がガラリと変わる場合があります。そんな子どもたちを、1人でも増やせたらいいな、と思っています。ご協力、お願いいたします。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行責任者: ドリームエデュケーション 坂本七郎 ホームページはこちら http://www.dreameducation.co.jp ツイッター https://twitter.com/shichiro7 フェイスブック http://www.facebook.com/shichiro.sakamoto━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012/07/10
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こんにちは、坂本です。今日は、現在、お子さんが中高一貫校に通っている方、またはこの春、中高一貫校へ進学される方限定のお知らせです。この春、中学生のための学習マニュアル『サクラサク高校受験勉強法』に新たな特典を追加します。『大学受験につながる中高一貫の学習法』です。現在、この特典を執筆している最中なのですが、書けば書くほど、中高一貫校の中1~中3生にとって成績を大きく伸ばすきっかけになると確信しています。具体的には次のようなことが書かれています(一例)。・英語の検定外教科書(プログレス21・トレジャー)において 定期テストで確実に「8割」とるための勉強法を公開。・「英語は予習に15分。復習に30分かけなさい」 その理由と具体的な勉強法とは?・「数学の予習は10分でよい」 どんなに授業スピードが速くても、授業の理解度が ガラリと変わる効率的な予習の方法とは?・「定期テストの成績は、テスト2週間前で決まる」 その理由を具体的に解説します。・中高一貫校向け 実力テストと模試の勉強方法・中高一貫校生が必ず持っておくべき自学自習に役立つ参考書、 坂本セレクトの厳選おすすめ問題集を一挙紹介。この特典は、サクラサク高校受験をお持ちの方限定で、4月15日頃に配布します(PDFファイルのダウンロード形式)。ご希望の方は、下記ページよりサクラサク高校受験にお申し込み下さい。http://www.koukoujuken60.com/
2012/03/18
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こんにちは、坂本です。夏休みが終わり、はや1ヶ月。お子さんの勉強はいかがでしょうか。この時期は、受験生の親御さん・お子さん、ともに焦りが見られるとき。9月に受けた模試の結果を受けて、「こんなはずでは・・・」となる親子がとても多い時期なのです。もちろん結果を出せていれば問題ありませんよ。でも、そこそこ夏休みにがんばったのに結果が出なかったとなると、「えっ?どうして?何が悪かったの?」と頭の中が、クエスチョンマークで一杯になります。そこで今日は、そんな「あなた」に向けたアドバイスをお送りしたいと思います。ズバリ該当している受験生親子はもちろん、 ・成績が伸び悩んでいる ・勉強が思うように進まない ・勉強をしているのに成果が上がらないという方もよーく聞いてくださいね。今日の記事は少し長めです。コーヒーでも飲みながらごゆっくりどうぞ。――――――――――――――――――――――――――■大切なのは勉強の「やり方」だけじゃない!――――――――――――――――――――――――――結論から申し上げましょう。お子さんの成績は、勉強の「やり方」を改善しただけでは上がりません。そこに、あなたの適切なアドバイスが乗ることではじめて伸び始めるのです。具体的に言いましょう。お子さんの成績は、あなたの「助言力」で決まります。親のアドバイスの中でも、特に大事なのは、お子さんの「性格」に合わせた「独自ルールづくり」。正しい勉強のやり方を「軸」に据えながら、お子さんの性格や心理状態に合わせて、親が適切な助言を加える。ここまででお子さんの成績の伸びはほぼ決まります。世の中にはいろんな情報が錯綜しています。「成績のよい子はこんなノートの取り方をしていた」「東大生は小学生時代こんなことをやっていた」「この教材、成績上がるらしいよ」「○○さんの子は、この塾で合格したらしいのよ」 etc.こういう情報を見聞きすると、うちの子も、おなじことをすれば、成績が上がるんじゃないか?合格できるのでは?そんな幻想を持ってしまうのです。しかし、たとえこれらを実践したとしても成績の変化は、期待できません。子どもによっては、成績が下がることさえあります。その子は、その子。うちの子は、うちの子なのです。じつはこうした外からの情報というのはそのほとんどが枝葉の部分。今のあなたに真に必要な情報ではありません。成績が伸び悩んでいる場合に特に重視すべきこと。それは、次の2点だけ。 1.正しい勉強のやり方を身につけること 2.子どもの性格に合わせたルールづくりこの2つに注力するのです。あとは捨ててください。情報を遮断してください。まず1の勉強法については、今回省略します。きょう、お話ししたいのは2つめのポイント。「子どもの性格に合わせたルールづくり」です。いくつか大事なポイントがあるのですが、きょうは、特に重要なポイントをひとつ解説したいと思います。――――――――――――――――――――――――――■あなたのお子さんはどっち派?――――――――――――――――――――――――――正しい勉強法を知ったら、その方法に沿って勉強を進めていくわけですが、子どもの性格によって変化をつけなければならないポイントというのがあります。そのひとつが「完成度の高さ」です。問題集を使って勉強を進めるとき、お子さんの性格によって、その完成度の高さを変えるのです。大きく2つのパターンに分けることができます。■パターンその1:完璧主義派とくに女の子に多いパターンがこれです。何ごともていねいに、カンペキに仕上げたいという子。問題集がなかなかはかどらない、先に進まないというケースです。なかなか進まないので、時間でカバーしようとする。時間をかけてまじめに取り組むのですが、テストを受けてみると、成績がほとんど上がっていない。場合によっては下がるパターンもある。ここで、ほとんどの親は、「やり方がまずいのでは?」と思ってしまいます。しかし、そうではありません。変えるべきは、お子さんの性格に合わせた、問題集の「進め方」なのです。カンペキを目指しがちなお子さんに対しては、次のルールを徹底させてください。 ルール1:スピード重視 ルール2:8割ルールまず、ダラダラと勉強時間が多くても集中力がもたず、成果も上がりにくいことを伝えます。さらに、問題集は1ページ1ページ、カンペキに進めていくのではなく、2周、3周というように「くり返す回数で完成度を上げていく」という方向に、切り換えていくのです。スピードを重視し、たとえ気になる部分があっても8割以上理解できたら、無理矢理にでも先に進める。そして回数でカバーし、完成度を高める。このように意識をしながら勉強を進めてみてください。(机の前にルールを書いて貼っておくといいですね)■パターンその2:できたつもり派もうひとつのパターンは男の子に多いパターンである、「できたつもり派」です。男の子は概して、楽観主義者が多い。この感覚・性質が分からずにテストのたびにコロリとだまされてしまうお母さんはかなりいます。テスト前、お子さんに学習状況を聞くと、「カンペキだよ」「今回は90点以上とれる自信がある」「この問題集の問題はぜんぶできるようになったよ」と言うので安心します。ところが、テストが返ってくると結果を見てがっかりする。この場合も「やり方がまずかったのでは?」と思いがちですが真の問題点は、そこにはありません。問題集の「進め方」にあるのです。楽観的な性格のお子さんの話は、疑ってかかるくぐらいがちょうどよいです。ことばを鵜呑みにして安心してはいけません。テスト前、本人が自信を示してきたら「あらそうなの」と言って、問題集から数問選んでミニテストをすれば本当の実力がわかります。楽観主義者のお子さんの場合は、次のルールを作っておくと良いでしょう。 ルールその1:「もし」を常に考えよ ルールその2:何度も何度も確認せよ楽観的な子のいちばんいけないところは、自分を過大評価してしまうところです。そして、本気で反省しないことです。テストで悪い点をとっても、ケロッとしている、たとえ落ち込んだとしても、一晩明けると立ち直っている。それはそれで悪いことではないのですが、・入試直前などギリギリにならないと本気になれない・相当大きなショックを受けない限り、変わらないそんな子が多いのです。このタイプの子に対しては、ただやる気になるのを待つだけではダメ。受け身ではいけません。こちらからアクションを起こさないと。ではどうすればよいか?親としての心構えは3つあります。ひとつは、・子どもの意見(手ごたえ)を疑ってかかるそして子どもの過大評価を抑えるためにも・子どもをほとんど「ほめない」・途中経過ではなく「結果」を重視する以上3つが大切になります。そして一方で子どもに対しては前述のルール化をおこないます。 ルールその1:「もし」を常に考えよこれはネガティブなケースを想定するということです。とても大切な思考法です。ここまでテスト対策をしてきたが、・「もし」この部分から出題されたらどうしよう。。。・「もし」数字やことばを変えて出たらどうしよう。。。・「もし」問題量が多かったらどうしようそうした「if思考」を持たせることがテスト結果を改善していきます。 ルールその2:何度も何度も確認せよ楽観的な子は、テスト準備において・ただ問題集をやり終えるだけ・ただ暗記するだけで満足してしまい、必ず対策に漏れが出てきます。妙な自信を持ち、やったつもりになるのでいつまで経っても結果が出ないのです。そこで、このタイプには、自分をテストする機会を何度も何度もつくることが重要になります。まちがえた問題をもう一度解いてみるというだけでなく、たとえば、・もう一冊別の問題集をやってみる・テスト形式の問題集を使って、時間を測ってやってみる・自作暗記ノートをつくりカンペキになるまで覚え込むといった工夫をひとつ加えるだけでも変わってきます。楽観主義的な子の場合は、ひょっとしたらというネガティブなケースを想定させ、何度も自分をテストする機会を持たせること。そして、親もその性格に合わせてほめ方や評価ポイントを変えていくことが重要になります。さあ、あなたのお子さんは、どちらのタイプでしたでしょうか?カンペキ主義派? できたつもり派?もちろんすべての子どもを2つの枠に当てはめることはできません。ですが、この2つさえ知っておけばほとんどのケースで、改善が始まります。まずはお子さんのタイプを把握し、家庭内でルール化をおこない、性格に合わせたサポートをしてあげてください。いろんな情報に振り回されずに、じっくりお子さんを観察する。耳を傾ける。そして、その時々に合わせたフォロー・助言をしていく――。これが、お子さんの成績・学力を伸ばす最大の秘訣です。 子どもの学力は あなたのちょっとした行動で 大きく変わるのです。最後まで読んでくれてありがとうございます。家庭学習コンサルタント坂本 七郎━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行責任者: 株式会社ドリームエデュケーション 坂本七郎 発行者Webサイト : http://dreameducation.net ツイッターやってます: https://twitter.com/shichiro7 Copyright(C)2011 ドリームエデュケーション 無断で転載、引用を禁じます。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2011/09/26
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10月16日(木)こんにちは、坂本です。前回のメルマガでは、みなさんに宿題を提出してもらったのですが、わずか3日の間に200人以上の方から宿題の提出がありました。前回のメールマガジン(宿題)はコチラです。(注意:宿題はもうすでに提出期限を過ぎています。)思った以上に返信があったので、ひとりひとりメールを送るのが大変でしたが(汗)なんとか全員に回答メールを送ることができました。また、今回のようにあなたに考えてもらう機会も作っていきたいと思いますので、その時まで楽しみにしてください。 そして、明るいニュース。先日、明るいニュースが日本を駆け抜けました。日本人から4名のノーベル賞受賞者が誕生しましたー。そのうちの一人、下村脩(しもむらおさむ)氏は「なぜ、生物は光るのか?」という疑問をとことん突き詰めていく中で、クラゲから蛍光たんぱく質を発見し取り出すことに成功しました。そしてこの発見があったことで、がんやアルツハイマー病、糖尿病などさまざまな病気の医薬品が生まれるきっかけになりました。たった一つの科学的発見が多くの人の命を救う。ひとつの素朴な“疑問”が“考える”ことを通して世界を変えることがあるんですね。では、今日のトピックに行ってみましょう♪──────────────────────────■絶対に成績が上がる!勉強7つのステップ──────────────────────────さて、今日あなたに紹介するのは、永久保存版、【勉強7つのステップ】です。毎回、このメルマガでは超・重要なことばかりをあなたに伝えていますが、今日は別格です。何せ、毎日の勉強の具体的ステップを教えるんですから。。。本当は、この7つのステップはいつもどおり、メルマガの中ですべて書いて・完結するつもりだったのですが・・・熱を入れて書いていたら想像以上に長くなってしまったこと、この内容はあなたのお子さんが今後ずっと使える重要な内容であることを踏まえ、レポートとしてまとめることにしました。レポートの形式は【PDF】、全部で17ページあります。詳しい入手方法は以下のページに書いてありますのでよーく読んでくださいね↓。(もちろん無料です♪)「勉強の7ステップ」レポートの配布ページはこちら(携帯でこのメルマガを読んでいる場合は、パソコンで お使いのメールにこのメールを転送し、パソコンから 上のページにアクセスして下さい。)毎回、5時間以上をかけてメルマガを書いている私ですが、今回ばかりは、合計9時間を超えているかもしれません・・・。時々、めげそうになる時もあるので、応援のメッセージをくれると励みになります!(^^)!現在、メールサポート+教材執筆等でパンク状態なのでひとりひとりに個別の返信はできないかもしれませんが、すべて目を通しています。 「毎回、最高の情報を。」このメルマガは、上の言葉を胸に、毎回一生懸命書いています。あなたにはちゃんと私の気持ちが届いていればいいのですが・・・伝わっていればいいなぁ~。そして、子供たちがこのメルマガをきっかけに勉強が楽しくなって、少しでも自分に自信が持てるようになってくれればサイコーです(^^)/そして、将来は・・・このメルマガからノーベル賞受賞者を!そんな夢みたいな話を空想しながら(笑)次回も有益な情報をお届けしたいと思います。そんなわけで、次回もお楽しみに。ありがとうございましたー。坂本より<<先読みコラム>>これからの世の中は、私が前回課題に出した、“考える力”がますます必要となる時代にシフトしていくことでしょう。これは以前にも話をしましたが、今後も、ルーティンワーク(単純・反復作業)はどんどんコンピューターやロボットに置き換わっていきます。弁護士、会計士、医者というようないわゆるナレッジワーカー(知的労働者)でさえも安心できません。彼らの仕事の一部は、すでにコンピューターやロボットに置き換わってしまったり、人件費の安い国にアウトソースさてたりしています。そんな10年後の未来に子どもたちを支え続けてくれる能力、それが“考える力”なのです。これからもお子さんの“考える力”を意識して育ててくださいね。追伸:11月3日(月)にいよいよ児童養護施設の子どもたち30名をディズニーランドに招待するイベントが実現します。こちらは、今年私が東京・大阪・名古屋にて開催したチャリティーセミナーと「やる気を高める音声セミナー」教材の収益をもとに開催可能になったイベントです。皆さんの協力により、子どもたちに笑顔を届けることができます。本当にありがとうございます。きっとみんな、今頃どのアトラクションに行くのかを決め、毎日指折り数えて楽しみにしていることでしょう。「あと、○日でディズニーランドだぁ!」と、そんな声が聞こえてきそうです。ホント、嬉しいなぁー(*^^*)また、当日の様子などは写真が準備でき次第みなさんにも報告したいと思いますので楽しみにしていてください。--- Copyright(C)2008 Shichiro Sakamoto. All Rights Reserved. ---■発行:株式会社ドリームエデュケーション■このメールマガジンの無断複製、転載を禁止します。 ただし、このメルマガ本文の一部をあなたのブログやメルマガ等の 電子メディアで紹介したいという場合は、私に連絡をくれなくても いいので、ぜひ出所をしっかり明記した上で使ってください。(専門紙や雑誌などの紙媒体に掲載する場合のみご一報ください。)▼ 私のメールマガジン(メルマガ)の無料登録はこちら >> メルマガ登録ページへ進む
2008/10/15
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こんにちは、坂本です。気づいたら約1ヵ月ぶりの更新になってしまいましたね(笑)心配してメールをくれた方、ありがとうございました。さて、夏休みも残りあと2週間です。そこで、今日はとっておきの話をあなたに伝えたいと思います。お子さんの「集中力」について悩んでいる場合はこの話が特効薬になるかもしれませんよ・・・──────────────────────────■子供の集中力を30分で高める方法。────────────────────────── えっ、そんな方法あるの!? いかにも怪しい・・・と、そんなことが脳裏に浮かんだかもしれませんが、本当にこれだけで子供の集中力が改善する方法があります。特に、女の子は改善できる可能性が高いです。それは何かというと、今月、私は個別コーチングプログラム(現在は募集終了)を受講している方の各家庭を訪問してきたのですが、そこで気づいたことなんです。 『子供の集中力を30分で高める方法。』それは、言われてみれば、「ああそうか」というものなのですが、子供の「勉強机」に着目するのです。今回、ある女の子(中2)の勉強机を見せてもらったのですが、机に座ってみると、「目につく場所」や「手に届くところ」に雑誌や漫画、小物などの勉強に集中できない誘惑物がてんこ盛り状態でした(笑)これでは、誰でも集中できませんよ^^;もし、自分の部屋を持っているのであれば、勉強をするスペース。雑誌などを読みリラックスするスペース。それぞれ、ONとOFFを分けた部屋作りを心がけてみてください。勉強机というのは、可能な限りシンプルにすることが大切です。ポイントは5つあります。1.座って手の届く範囲には、勉強に関係するものだけにする。 (もちろん、机の中もです)2.お知らせやメモなどの紙はクリアファイルなどでまとめ 机の中にしまう。3.ビニールマットを使っている場合は、見た目もごちゃごちゃ してしまうので捨ててしまう。4.机の上は最大限広く使えるように片付ける。5.勉強をする時には、筆記用具とその時に使うものしか 机の上に広げない。以上を参考に30分かけて机の上を片づけてみてください。それだけで、お子さんの集中力が高まるはずです。しかし。自分の勉強机というのは友達が部屋に遊びに来た時に見られる部分でもあるので、女の子の場合は、出来るだけオシャレにしたい!という気持ちもあるのも理解できます。親としても本人のお気に入りのモノたちを移動し片付けさせるのはとても言いにくい部分でもありますよね。じゃあ、そのような集中しにくい机の状態をどのように子どもに伝えれば片付けてくれるのか。そのことについても今からあなたにアドバイスしておきましょう。このメルマガは実践メルマガです。あなたにノウハウを実践してもらい、そしてより良い状態を実現してもらうことが真の目的です。理論を話すだけでは決して終われません(笑)──────────────────────────■子供の勉強机を片づけて集中力アップする手順──────────────────────────ではでは、一体どのようにお子さんに伝えたら、机を片付けてくれるのか・・・その具体的手順を説明していきましょう♪▽悪いケースまずは、よくありがちな母・娘の会話を見てみましょう。 母「ちょっといい?」 と言って、娘の部屋に入る。 母「こんなにいろいろ小物だとか雑誌があると集中力が 途切れてしまうって先生が言っていたよ。」 娘「ふーん」 母「今から30分かけて全部片付けようか。」 娘「えっ、やだよ。これはみんな私の大切なものなの。 何でいきなり片付けなくちゃいけないの!!」とだいたいこんな感じかもしれませんね(笑)このような声掛けの仕方ではまずうまくいきません。じゃあ、どう言えばいいのか?こちら側(親側)が指示するのではなく、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~子どもに気付かせるような話をするのがコツです。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~では、具体的に会話例で見ていきましょう。▽良いケース 食後、居間にて 母「そういえば、部屋で勉強する時に、今日は集中できないなぁ って思うことない?」 娘「あるー。」 母「なんでだと思う?」 娘「うん・・・気分が乗らないからかなぁ。」 母「そうだね、それもあるよね。 あと、ついつい何か勉強以外のことをしてしまったりとか。」 娘「あるある。雑誌読んじゃったりとか。」 母「本当はね、勉強する場所と雑誌とか読んでリラックスする場所は 切り離した方がいいって坂本先生が言っていたよ」 ・・・・・と言って、このメルマガの前半部分を見せる・・・・・・ 娘「ふぅ~ん、そうなんだ」 母「勉強に集中できるようになれば、同じ勉強量をやる時間が 短縮できるから、結果的に雑誌やテレビを見る時間も増やせるかもよ」 「30分かけて一緒に集中机を作ってみようか?」 娘「やってみようかな、じゃ。」 まったく同じように話が進行するとは思えませんが、「勉強に集中できない」ということをお子さんが少しでも自覚しているのであれば、上のような流れで話をすれば良い結果が期待できると思います。あなたが話をする上でのポイントは、先ほど話した「本人に気付かせる会話」がベースになるんですが、その他にも、・決してお子さんの言葉に否定をせずに話をしていく。・机を片付けた後のメリットを強調する。この2点を意識して話すと良いでしょう。この2点を踏まえて話をすれば30分後にはお子さんの集中力を簡単に高めることができます。これであなたも「名コーチ」です。試してみようかなぁ~と思ったあなたは、ぜひ、トライしてみてください。良い結果が出たら私にもぜひメールで教えてくださいね。※多忙により個別のお返事は難しいですが、 すべてのメールに目を通しています。ではまた次回。坂本より追伸:このメールマガジンは基本、親向けのメルマガですが、意識の高い塾講師や塾経営者、教育関係者からも愛読されています。しかし、ごく一部の方が私のメルマガ本文を使い、さも自分の文章のように自身のメルマガやブログで紹介している塾や教育関係者がいることをメルマガ読者さんの報告で知りました。それでも今までは、この日本の教育レベルの底上げにつながると思って、黙認していましたが、ほとんど私のメルマガそのままだったというような報告も受けているため、ちょっと残念に思い、少しだけ規制をかけることにしました。もし、私のメルマガの一部または全部をメルマガやブログ等で引用する場合は、私に連絡をくれなくてもいいですから「坂本七郎氏によると」などのように出所を明記した上で使うようにしてくださいね。もちろん「お友達にメルマガを転送する」のは今までと同様自由です。追伸2:オリンピックの熱戦が続いていますが、最近、私自身の中で観戦の仕方が変わったことに気付きました。頂点のレベルにいる人たちの試合や競技を観ていると最終的には精神的な部分の勝負であることに気付きます。同じような技術を持っていたら勝ち負けは自分の自信をどこまで高め・維持できるかで決まります。それが、一瞬の表情に現れるのです。特に卓球は、相手との距離がとても近いこともあり、精神部分のウエイトが非常に大きなスポーツであると福原愛選手の試合を見ていて感じました。私もまだまだです。成長しなくては^^■発行:株式会社ドリームエデュケーション http://dreameducation.net▼ 私のメールマガジン(メルマガ)の無料登録はこちら >> メルマガ登録ページへ進む
2008/08/20
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さて、今日は勉強についてのお話です。最近、中学受験や高校受験についての書籍を書店やインターネット等で購入し読んでいます。そして、いろんな方の勉強法や学習テクニックを読んでいくうちにあることに気づきました。それは、世に出ている勉強法は~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~「実践が難しい」という事実でした。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~では、なぜ実践が難しいのかというと、やり方が「複雑」なものが多いのからです。勉強の手順というのはシンプルでないと子供は実践しません。そして、さらに言えば、そのシンプルなやり方を詳しく説明しているものがベストです。私がこれまで教えてきた方法はとてもシンプルで、【問題を解く→マル付け→間違えたところを復習する】基本的に手順としてはこれだけです。しかし子供にただ、「【問題を解く→マル付け→間違えたところを復習する】 という手順で勉強すればいいんだよ。」と言ったところで勉強のやり方は身につきません。では、具体的に・どの問題集をどのように使えばいいのか?・どのように問題を解いていけばいいのか?・ノートの使い方は?・どうマル付けをすればいいのか?・復習はどのようにすればいいのか?・復習は、全問やるのか、それとも・・・?というように、シンプルな手順の中にも詳しい解説が必要なのです。ここまで説明しないと実践をしない子供はとても多いのです。しかし、これらの詳しいやり方を説明してそのとおり実践していたとしても成績が上がらないケースがあります。それは、どんな場合だと思いますか?正しい勉強法を忠実に実践しているのに成績が上がらない・・・。なぜなのか?実はその理由は明確で、勉強に対する「考え方」が間違っているからなんです。「勉強って、そもそも何が目的なの?」それを理解しているかどうかが大切なのです。勉強(家庭学習)の目的は、何かというと・・・──────────────────────── 「いかに出来ないものを出来るようにするか」────────────────────────これに尽きます。この考え方が学力の「土台」になるんです。このことを子供が理解しない状態でいかに勉強のやり方やテクニックを教えても何の効果も期待できません。もし、あなたのお子さんがこの考え方がまだしっかりと定着していないのであれば、これから勉強を教える際には、繰り返しこのことを伝えるようにしてください。そして、この考え方の土台をしっかり築いた上で、先ほどの柱となる(HOW「どのように」)部分を積み上げていくのです。・どの問題集をどのように使えばいいのか?・どのように問題を解いていけばいいのか?・ノートの使い方は?・どうマル付けをすればいいのか?・復習はどのようにすればいいのか?・復習は、全問やるのか、それとも・・・?これらは、すべて「いかに出来ないものを出来るようにするか」という考え方が土台になってはじめて、これらの意味が腑に落ちてくるんですね。このように【土台】→【柱】の順に教えていけば、・なぜ、問題集を繰り返しやらなくてはいけないの?・なぜ、そんな面倒なノートの使い方をするの?・なぜ、復習をしなきゃいけないの?と、このような「WHY(なぜ)」の疑問が子供たちから出てこなくなるのです。つまり、土台ができていれば詳しい勉強のテクニックを教えても迷わなくなり子どもたちは納得した状態で勉強のやり方を身に付けられるのです。しかし、もしかしたら、こう反発する人がいるかもしれません。「そんなあれもこれも詳しく子どもに教えたら 自分で考える力が育たなくなってしまうのでは?」と。でも、それは逆なんですね。考える力・思考力というのは、経験をベースにしか育たないのです。他の言い方でいうと、いかに自分の引き出しを持っているかが~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~その人の考える力・思考力を支えているのです。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~勉強のやり方も、効率の悪い方法から良い方法までを経験してみないと本当に良い方法というのは分かりません。そして、その結果良い方法がわかれば、それを他の教科や分野に応用することだってできます。たとえば、効率の良い漢字の覚え方を学んだ子がそれを英単語の覚え方に応用すれば、「この子は考える力・思考力がある」と周りの人から思われるのです。本人としては、ただ単純に漢字も英単語も同じ要領だから同じ方法で覚えればいいやと思ったかもしれませんが、世間から見れば、これは考える力があると思われるのです。つまり、「多くの経験が思考力を育てる」と言えるのではないでしょうか。また、思考力が必要とされる難解な算数や数学の問題も結局、今までの問題演習という経験の積み重ねが無いと解けませんよね。これも、多くの経験が思考力を育てる一つの例です。私が思うに、考える力・思考力・アイデア力・発想力という能力はすべて、経験をもとにした応用力だと考えています。いかに、いろんな経験を積むか、それが子供たちの思考力を育てるのです。この論理をもう少し進めていくと、勉強以外の経験や体験も思考力を育てる重要な要素になりえますよね。だから、子供を外で遊ばせること、いろんなところに連れていくこと、様々な体験をすることは子どものこういった能力を育てるうえで大切なのです。閑話休題。話を元に戻すと、細かい部分まで勉強のやり方を教えるということは経験の幅を広げるという意味から、どんどん教えるべきなのです。そしてそれを実践してもらい、新たな経験を積むことで、やがて、自分に合ったベストな勉強法を見つけてくれたら最高だと思いませんか?大リーガーのイチローも小学生の時、プロ野球選手のバッティングフォームのものまね名人だったと父の宣之さんが言っています。イチローはものまねという経験を通して、独自のバッティングフォームを作り上げていったのでしょう。-------------------------------------------------------------「書物よりは見聞、地位よりも経験が第一の教育者である。」「科学的な格言」よりアモス・ブロンソン・オルコット ( アメリカの教育者・哲学者 )-------------------------------------------------------------ありがとうございました。坂本より追伸:今回はやや論理的に話を展開したので少し難しく感じた人もいたかもしれません。眠たくなりませんでしたか?(笑)たまには、こういった話もするときもあるかもしれませんが大切なことなので話してみました。▼ メルマガの登録はこちらからどうぞ。 >> メルマガ登録ページへ進む
2008/05/15
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---------------------------------------------------成績が上がらない原因はたった1つしかありません。そのたった1つの原因とは?---------------------------------------------------それでは次に、成績低下がストップしたあとに、どうやったら成績を上げていけばいいのか。その方法をお話していこうと思います。私が多くのお母さんから相談を受ける中で、こんな質問を多く受けます。それは、「成績がずーっと同じで、ぜんぜん上がらない。」「1年生の時から、ずっと「オール3」なんです。」本人は勉強も頑張ってやっているのに、なかなか成果に結びつかないといった相談です。成績が上がらない原因・・・。その原因は実はたった1つしかありません。その原因、あなたは一体なんだと思いますか?実は、その原因とは「勉強のやり方」なのです。勉強のやり方が間違っていると、いくら勉強をしてもぜんぜん頭に入ってこないし、覚えてもすぐに忘れてしまいます。応用問題が出てきても、ぜんぜん解けません。そんな子どもたちに私がアドバイスするのはただ一つ「勉強の仕方」です。勉強の仕方さえ、間違えなければ、必ず成績は上がりはじめます。まずはお子さんがどんな風に勉強をしているのか、それを観察してみてください。もしかしたら、一人で勉強しているのでじっくり見たことがないかもしれませんね?であれば、なおさらです。一度、お子さんが勉強しているところを観察してみてください。もしかしたら、とんでもない方法で勉強しているかもしれませんよ。効率の悪さにビックリするかもしれません。あなたが見てあげて、効率の悪いところを改善するだけでもだいぶ変わってくると思います。では次回は、お子さんが勉強しているときにどのような点を見てあげればいいのか?そのポイントはだいたい4つあります。次回は、そのポイントについて詳しくお教えしましょう。 >>すぐに続きを読む場合はコチラをクリック▼ ためになる中学受験情報がいっぱい 入り口はコチラ ⇒ ▼中学生のお子さんをお持ちの場合はコチラをチェック 入り口はコチラ ⇒
2007/12/05
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では、次に成績が下がるもう一つの原因についてお話します。成績が下がるもうひとつの原因。それは、ズバリ精神面です。たとえば、学校生活や学校内での人間関係による精神的ストレスもそうですし、友達からの影響や親子関係による問題なども影響します。なので、この場合は、学校の成績だけでなく、親子関係にも影響を及ぼしてくるでしょう。それが反抗期として反発となって現れてくることもあります。この部分は非常にデリケートで個別の相談が必要なところなので、一概に「ここをこうすれば改善する」とは言えませんが、まずあなたがやらなければいけないのは、その原因を特定することです。なぜなら、原因を特定できなければ、解決策を見つけることもできませんからね。お子さんがどの部分で精神面にダメージを受けているのかを日々の会話の中で少しずつ聞いていくのです。友達なのか、学校の先生のことなのか、異性のことなのか、授業のことなのか、塾のことなのか、部活のことなのか、体の悩みなのか、兄弟の悩みなのか、健康の問題なのか、原因はさまざまなものが考えられますが、お子さんが困っていることを助けてあげられるのは、あなただけです。本人の意見や主張を決して否定することなく話を聞いてあげて、原因を特定してください。そして、原因を特定し、解決策を決め、その原因を取り除くことが出来たら、成績低下はすぐに止まり、親子関係も改善されていきます。しかし・・・。この原因探しでひとつだけ見つかりにくいことがあります。それは、親子関係が原因の場合です。学校や友人のことであれば、本人から詳しくつっこんで聞いていけば、原因をある程度は特定できますが、親子関係など、自分自身の事というのは、「わかっているようで、実は気づいていない」ということが多いのです。あなたはこんな経験ありませんか?たとえば、街を歩いていると、たまにもの凄く香水のにおいがキツイ人がいたとします。あれって、周りにいる私たちはもの凄く敏感に感じ取りますが、当の本人は、それほど強いにおいを振り撒いていることに気づいていなかったりします。また、料理の味もそうです。自分では味付けがちょうど良いと思っていても、家族に食べさせてみたら、味が濃いとか薄いとかの話になったりもしますよね。このように自分の事というのは、案外わかりにくいことが多いのです。自分では気づきにくいのです。なので、親子関係で(反抗期などもあって)うまくいっていない、また「ついカッとなってしまう」「つい口うるさく言ってしまう」などでお悩みの場合は、なぜそのような関係になってしまったのか、その原因についてご自分で気づいていない部分が多々あるんですよね。だから、そんな時はあなたの周りの人たちの意見を聞きながら原因を特定していくのが一番です。自分で気づかないことでも、周りの人がズバリ教えてくれたりしますので。実はちょっとしたひと言で、すぐに親子関係が改善されていくというケースが多々あります。親子関係は子供の学力に大きく影響していきます。精神面でのフォローは大切なので、しっかり覚えておいてくださいね。では、下がり続ける成績が下げ止まったあと、今度は成績を上げていく番です。それでは、その方法を次回お話していきましょう♪▼ ためになる中学受験情報がいっぱい 入り口はコチラ ⇒ ▼中学生のお子さんをお持ちの場合はコチラをチェック 入り口はコチラ ⇒
2007/12/03
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<成績低下の原因その1“ある何か”の探し方>では、お子さんが勉強につまずいている部分“ある何か”を探す方法を説明していきましょう。まず、あなたのお子さんが勉強しているところをあなたが直接そばで見てあげてください。そして、数学(算数)や英語の勉強をやっている時に、このように訊いてみるのです。「その問題どうやって、やるの?」「その問題どうやって、やったの?」「なんで、そこを間違えたと思う?」と、このようにお子さんに訊いてみてください。(ただし、あまりしつこく訊いてしまうと嫌がられてしまうので、その点は注意が必要です。)実際に聞いてみると、すぐにわかると思うのですが、お子さんの理解力と学習到達度がわかってくるのです。どこで、つまずいているのか、何を理解できていないのかもよくわかります。特に本人の弱点や苦手分野を見つけるのに有効なのは総合問題をやらせてみることです。算数や数学であれば、まずは計算の総合問題をやらせてみてください。そうすれば、どこが弱いのか、どこでつまずいているのかがわかってくるはずです。英語であれば、基礎的な文法問題をやらせてみてください。どこの文法の理解が弱いのかがすぐにわかるはずです。そして、弱点がわかれば、あとはそこを強化するだけですよね。弱点を補強すれば、勉強全体が本人の意識の中で何となく理解できるようになってきます。そうすれば、成績がこれ以上下がることはありません。ぜひ、実践してみてくださいね。▼ ためになる中学受験情報がいっぱい 入り口はコチラ ⇒
2007/12/02
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成績低下の原因の一つ目は、勉強が難しくなってきて、“ある何か”につまずいたことが原因でその後の勉強も引きずっているという状態が考えられます。これは、数学(算数)や英語によく見られます。数学という教科は、ご存知の通り積み重ねがとても大切です。たとえば、中学生の中には今でも分数の「足し算・引き算」と「掛け算・割り算」の違いを理解できていない子がたくさんいます。そういった子に、方程式の分数の問題をさせても、ぜんぜんわかりませんよね。わからないと人間の脳は混乱します。脳が混乱すると、その周辺の問題にも影響が出てくるので、分数以外の方程式の問題についても悪影響をおよぼして、ついには方程式全体が「よくわかんない」という状態になってしまうのです。また、英語に関しても同じです。中1 の最初の代名詞、例えば 「I my me mine」「you your you yours」といった代名詞の活用をただ覚えるだけではダメで、どんな時にどのように使うのか、そしてその意味をここで理解しないで先に進んでしまうとどうでしょう。その後、いろいろな文法の授業が入っていきます。進行形、過去形、受動態、完了形などなど・・・。そうした時に、この中1 にやった代名詞の活用などはもうわかっているものとして、授業が展開されていきますよね。そうすると、最初でつまずいていると、もうチンプンカンプンになっていくのです。中1 の最初の英語の成績は良かったのに、それ以降だんだん成績が落ちていく・・・。・・・これは非常に多いケースなのです。そんな子どもたちを私が指導する場合は、まず文法の基礎を時間をかけて指導します。すると、2時間くらいの指導でもその後の学校の授業が驚くほど、わかるようになるのです。実際、そのような生徒を何人も指導してきました。このように、数学・英語だけとは一概には言えませんが、基礎学力はとても大切なのです。よく、学校や塾の先生はみんな口を揃えて、「基礎は大切です。」と当たり前のように言いますが、実際になぜ基礎が大切なのかを具体的に説明してくれる先生はあまりいないのが現状です。でも、あなたはここで、なぜ勉強には基礎が大切なのかが何となく理解できたのではないでしょうか?では次回の「成績低下の原因 その1「後半」」では、成績が下がっているお子さんがつまずいている“ある何か”の見つけ方についてお話していきましょう。▼ ためになる中学受験情報がいっぱい 入り口はコチラ ⇒
2007/11/28
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おはようございます!そして、いつもありがとうございます、坂本です。最近は昼と夜の気温差が激しくなってきていますので体調管理にはどうぞお気をつけ下さい。さて、実はここ数日、レポートを執筆していました。そのテーマは、・なぜ、成績が下がるのか。・なぜ、成績が上がらないのか。その私なりの考えを全25ページくらいのレポートにまとめました。このできたてホヤホヤのレポートをプレゼントします。このレポートに興味がある場合は下のリンク(直リンクです。)を「右」クリックしてhttp://e-homeschooling.net/muryou_kouza.pdf「リンク先を保存」を選択してからデスクトップなどに保存してお読み下さい。<注意>アクセスが集中して、うまく保存できない場合があります。その時は、少し時間を置いてから再トライしてみてください。追伸1上のレポートの中に詳しく方法が書いてあるのですが、このレポートの感想を投稿してくださると、さらにもうひとつレポートをプレゼントしています。(こちらは全38ページもあります。)追伸2私のまだお話していないプロフィールというか自己紹介文も書いていますので、興味のある場合は読んでみてください(^_^)追伸3すべて、完全無料のプレゼントです。私からの感謝の気持ちです。ぜひ受け取ってくださいね。
2007/11/14
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おはようございます!坂本です。昨日のメールの反響があまりにも多くてビックリしています。昨日1日でだいたい60件くらいの方から教えて欲しいとのメールを頂いています。で、ちょっと考えてみました・・・。普段私はメールの学習相談などでひとりひとりにメールを書いていますがだいたい一人15分くらいかけてじっくり集中してメールを返信しています。そして今回70件くらいのメールが届いたとして考えると70件×15分=1050分つまり・・・え~っ!!約18時間!?・・・というわけでひとりひとりの返信を諦めさせていただきました。m(__)mなのでこうして一斉配信でメールさせていただくことをお許し下さい(T_T)相談メールを送っていただいた方は、順番にお答えしていきますのでもうしばらくお待ちくださいね。さて、今回メールをくれた方たちの解答を見てみると非常に近い答えをしていた方も数人いらっしゃいました。また、ユダヤ学習法を応用した使い方を取り入れて、実践されている方もいて「これはいいアイデアだ!」というものがあり、私も勉強させていただきました。さて、それではお待ちかねの解答です。-------------------------------------------------------<足りないステップの答え>これが全てではありませんが、私が思う最高の使い方だと思っています。足りない4つのステップは、・ノートに答えを書く・マル付けの後、間違えたものやわからなかったものは 問題集に直接印を付けてできなかったところがわかるようにしておく。・できなかった問題を覚える・次の日に再度できなかったところだけ、問題をやってみるこの4つでした。問題集の活用法は、一つの問題集を繰り返し演習することです。勉強をやっているのに成績が上がらない子はほとんどの場合、ただ問題をやり、マルつけをして問題集が埋まっていく事を見て満足してしまっています。問題演習の本来の目的である、「覚える」というステップを抜かしてしまっているのです。これって、「まさか」と思うかもしれませんが意外と多いのです。あなたのお子さんは大丈夫ですか?これでは、成績が上がらないのが当然ですよね。できなかった問題を覚え、再度復習できるようなしくみを問題をやるときから作っておく必要があるのです。そのためにまずは問題集をノートに取ることをしないと再度問題を解くことができなくなります。そして、問題集に赤色ペンなどでできなかった問題をチェックしておかないと復習する時に、どの問題をやればいいのかがわからなくなります。だから、次のようなステップで問題集を使うことをお奨めします。1.問題をやる2.ノートに答えを書いていく3.マルつけをする4.できないところ、わからないところの答えを書き込む5.問題集にできなかったところの問題に印を付けておく6.できなかった問題を問題集を見ながら覚える (数学などの場合はなぜその答えになるかを考える)7.それができたら次のページへ進む8.次の日に再度、問題集の印が付いているところ(できなかったところ) を復習する。9.それでもできなかったら問題集に違う色で印を付けて覚えて、 翌日もう一度、その問題をやる以上の9ステップです。このステップを踏んでいくと気づくのですがなかなか問題集が進みません。だから、やったという実感は沸きにくいかもしれません。でも、これを実践することで「間違いなく」成績は上がっていきます。これが賢い効率の良い勉強のやり方です。<おまけ>・このステップは1回言っただけでは習慣になりません。 なぜ、この方法が有効なのかをしっかり説明して、 繰り返しチェックしてあげてください。・マル付けの時にバツをつける癖のある子がたまにいます。 もし、お子さんにその習慣がある場合はそれをやめさせてください。 バツを付けるという行為は、心理学的に自信の喪失につながります。 バツを付けずに正しい答えを書くようにしましょう。-------------------------------------------------------お子さんにも必ず伝えてくださいね。それでは、また。坂本より
2007/11/11
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こんにちは。坂本です。さて、今日は「問題集の活用法」についてお話します。あなたは、お子さんが問題集をどんな風に使っているのかを見たことがありますか?見たコトが無いのであれば、ぜひ一度そばで見ることをお奨めします。実は、私が成績の上がらない多くのお子さんを見ているとほとんどの場合、今日お話しする部分が欠けていることが多いのです。実は、「問題集のページをこなすことだけに集中している」子が多いのです。つまり、どういうことかというと次のステップで問題集をやっているのです。 1.問題をやる 2.マルつけをする 3.できないところ、わからないところの答えを書き込む 4.それができたら次のページへ進むこの繰り返して問題演習を進めて行きます。すると、結果としてどうなるのか、「うちの子は勉強をやっているのになかなか成績が上がらない」となるのです。はっきり言って、これでは成績が上がらないのが当然です。では、あなたに質問します。先ほど挙げた4つのステップのうち、足りないステップが4つあります。そのステップは何だと思いますか・・・?今日はクイズ形式にしたいと思います。この答えが知りたい方は、私あてにあなたが足りないと思うステップを書いて、私までメールしてください。いくつ書いてもらっても構いません。(もちろん、わからないでもOKです)私にメールをくれた人全員に、その足りない4つのステップの解説をあなたにこっそりメールします。メールはこのメールに直接返信してくれればOKです。それでは、あなたからの答えをお待ちしています。坂本より
2007/11/10
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