My impression ★★★★☆☆(4.5~4.7↑) 試飲’08.2.1。色は赤紫でエッジにはルビー。色調は中程度。5大シャトーの中で最も荒々しいタンニン・酸と、若い果実味が目立ったwine。香りは赤・黒ベリー系や、プラム、イチゴ、スパイス、インクなどで、まとまりが無く主張し合っている感じだが、それぞれが強く全体にpowerを感じる。味わいも香り同様に、酸・タンニン・アルコール・果実味エキスのそれぞれが強く主張し合い、まとまりがない。まろやかさを感じず、少しトゲトゲしく感じられるがやはりそれぞれが強く、将来的なポテンシャルを強く感じる。ラ・トゥールは長熟wineという事だが納得。それでも時間が経つと、香りとしてはスパイスが強いが果実味となじみ、味わいも酸が強いが果実味と折り合ってくる様に感じる。今飲むには、美味しいがバランスが悪い印象で、「複雑味」「+α」もよく分からない。まだまだ熟成が必要なのだろう。香り、味わいがまとまった時、どんなwineになるのか味わってみたい。