ソムリエ Kimiの今晩飲んだおいしいワイン

ソムリエ Kimiの今晩飲んだおいしいワイン

2007/08/22
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カテゴリ: フランスのワイン
今晩のおすすめワインr.jpg


サン・テステフ地区にあるコス・デストゥルネルの畑は、隣のポイヤック地区にある一級「ラフィット」の畑を見下ろす位 置します。
“コス”とはガスコーニュ地方の古い方言で、“小石がいっぱいの坂”を意味し、この砂利と石灰の混じった土地を創始者ルイ・ガスパール・デストゥルネルが1811年にブドウ畑にして以来、高い評価は今も続きます。

ルイ・ガスパールはワイン造づくりの他にアラブの馬をフランスに輸入することを始め、取引の際にシャトーのワインを中近東や東洋へ持って行ったそうのですが、売れ残ってしまったワインを再びボルドーに持ち帰ったところ、船に揺られたためか、熟成してとても美味くなっていたので、評判を呼び高値で売れたそうです。
そこで彼は自分のシャトーの建物も異国情緒豊かな中国風にし、ワインの神秘性を高めようと、壁にはライオン、象、ユニコーンが彫られており、入り口には、ザンジバルのサルタン君主から贈られた大扉が飾られています。(この扉は持ち帰るのに苦労したらしい・・・)
このボルドーの地においては見られない、一風変わった建物のおかげか、ルイ・ガスパールは「サン=テステフのマハラジャ」呼ばれるようになったそうです。
しかし、1852年、シャトーを拡張し整備するための借金がかさみ、シャトーをロンドンの銀行家マーティンズに売却しましたが、引き続きそこに住むことを許されます。しかし翌年ルイ・ガスパールは死去。1855年の格付けによってコス・デストゥルネルが格付2級、サン・テステフでは最高のシャトーとなる2年前のことでした。
その後、コス・デストゥルネルは、何度か売却が繰り返えされ、1917年にはボルドーを代表するワイン商人であったフェルナルド・ジネステに買い取られましたが、2000年に再び売却され、今ではソシエテ・デ・ドメーヌ・レビエが所有しているそうです。もちろん異国情緒豊かなシャトーの建物はかわらず サン・テステフの地に。

このコス・デストゥルネルは、ポイヤックとサン・テステフとの境界となる小川をはさんで「シャトー・ラフィット・ロットシールト」と地続きですが、サン=テステフとしては砂利の含有率が高い土地で、メルローの比率が高い(40%)ことから、芯の固さが共通するサン・テステフの中では柔らかさと、独特の優雅さを備えていると言われています。

テイスティング・メモr.jpg

味わいはドライプルーンを思わせるしっかりと熟した果実を思わせます。タンニンもきれいに溶け込みとても滑らか。甘みと酸味のバランスも良く、豊かなボディで余韻もながく、しっとりとした印象。まだまだ寝かせて置けます。

購入価格r.jpg
3年前ですが3980円くらいだったような気がします。深い味わいで大変満足でした。

【コスパ評価】 ★★★ コスパ最高!!この値段でこのテイストなら超お買い得です。ケース買い!?と言いたいですが3年前のお値段。余裕があるときにまとめ買いします。
【思入れ度評価】 ☆☆ 見つけたら即購入!ぜひもう1度飲みたいワインです。さっき、また探して購入したところです。

合わせるお料理r.jpg
鴨のオレンジソースかけ

こちらで購入できますr.jpg











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Last updated  2007/08/22 09:08:35 PM コメントを書く


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