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2017.07.24
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カテゴリ: 登山
毎年この時期、剣山の山頂でみこし渡御が行われます。

 午前8時、登山口にある劔神社の石段から登山開始です。


 標高1400mの登山口、気温は19度、涼しい心地よい空気が爽やかな気分にさせてくれます。
 8時過ぎの登山道、未だこの時間帯は登山客も疎らです。


 今回は、剣山系の3つの山を歩きます。
 先ずは次郎笈です。
 次郎笈へのルートは西島から遊歩道を歩くのが一般的ですが、遊歩道の一部が崩壊していることから大剣神社を経由することになります。

(遊歩道は通行止めになっています。)



(梅花ウツギ)

 二度見展望所に設けられた新しい表示板を横目に次郎笈を目指します。

 森林限界を超えて9時15分縦走路分岐点に到着。
 ここは剣山と次郎笈のほぼ中間点、一面笹原が広がります。

(縦走路分岐から望む次郎笈(1930m))

 森林限界を過ぎると高山植物の世界です。
 縦走路沿いにはタカネオトギリ(高嶺弟切)が目立ちます。


 次郎笈へ向かう縦走路は日陰がありません。ひんやりした空気ながらも真夏の日差しは堪えます。
 9時55分次郎笈頂上(1930m)に到着。この縦走路でやっと数組の登山客に出会いました。


 次郎笈頂上で小休止、往路を引き返し剣山へ向かいます。



 10時50分、予定通り剣山頂上(1955m)へ到着。
 大勢の人たちが山頂の木道広場で賑わっていました。 
 11時から始まるみこし渡御の関係者と見物客の人達です。


 頂上ヒュッテ前の広場では、みこし渡御の出発式が行われていました。



 11時、信者たちによるみこし渡御が始まりました。ほら貝の音のもとヒュッテ前から頂上まで笹原の中をみこしが担ぎ上げられます。担ぎ手からは六根清浄の掛け声が響き渡ります。


 山頂一帯の平原は「平家の馬場」と呼ばれ、一面がクマザサに覆われています。 
クマザサに立ち入るのは原則禁止されていますが、この時だけ信者は例外です。



(頂上まで担ぎ上げられたみこし)

このあと、ヒュッテで昼食をとり、次の一ノ森を目指します。


 その登山道沿いでは高山植物が楽しませてくれました。
 先ずは、シコクフウロ(四国風露、フウロソウ科)


クガイソウ(九蓋草)


 一ノ森頂上から見る市営一ノ森ヒュッテ・・・ブルーの屋根が美しい


 下山は、殉難の碑から両剣神社経由で刀掛けの松へ、その途中雨に見舞われました。
 このルート上にあるのが、剣山の花キレンゲショウマの群生地、例年であればそろそろ開花が始まる頃ですが、今年は何でも遅れ気味・・・やはり蕾の状態でした。

(キレンゲショウマ、黄蓮華升麻、ユキノシタ科)

 ギンバイソウも未だ固い蕾のままでした。

(ギンバイソウ、銀梅草、アジサイ科)

 下山途中、両剱神社付近で突然のどしゃ降りに襲われました。神社の小屋で暫く雨宿り、少雨の中カッパを羽織っての下山となりました。
 久々の次郎笈~剣山~一ノ森の縦走、歩き応えのあった7時間の山旅でした。





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Last updated  2017.07.24 18:00:44
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