2006年12月05日
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                        がらがら。
                        いそいで、ばしゃが
                        はしって きました。

                        「あっ、いたい。」

                        まっちうりの こは、
                        はねとばされて、
                        みちの ゆきの うえに

                        しまいました。


                        「かわいそうに。」
                        だきおこして くれた ひとが
                        ありましたが、
                        かたほうの くつは、
                        どこかへ とんで いって しまいました。

                        もう ひとつも、
                        いたずらこぞうが
                        もって いって しまいました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






                        簡単に靴が脱げてしまうのは、
                        勿論、少女の靴が、本人のものではないからだ。

                        私達は、自分の靴をもてない生活を想像できない。
                        しかし、私の父は、非常に貧しかったのと、

                        寒さの厳しい京都での大学入試の日、
                        熊本から裸足に下駄履きで出てきて、
                        入試会場では、下駄は禁止だったので、
                        下駄を脱がされて、裸足で受験したのだそうだ。
                        どの道、靴は持っていなかったのだから、
                        履いていきようもなかったのだけれでも。

                        私達は、それぞれの住んでいる場所で、
                        少女の寒さを感じることしか出来ない。
                        私だったら、せいぜい本州の西の瀬戸内側の
                        または、山口県の東シナ海に突っ込んだ
                        下関あたり・・・

                        でも、アンデルセンの感じている少女の寒さは、
                        やはり、デンマークの寒さだろうなぁ。。。
                        デンマーク、寒いだろうなぁ・・・

                        だって、なんたって、北欧じゃん!

                        そのデンマークの寒さ、師走の寒さ。
                        そこでの大晦日の晩なんですよね。


                        半端な寒さじゃないだろうなぁ・・・

                        少女の裸足の指先・・・
                        そう、そして、改めて、
                        前のページの少女の
                        あまりにも大きい木靴をもう一度、
                        見て欲しいのだ・・・






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最終更新日  2006年12月05日 22時18分01秒
コメント(10) | コメントを書く


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続きを楽しみに…  
なんだか、小さい頃に母に本を読んでもらって、
「じゃあ、この続きはまた明日」といわれたときの、あのワクワク感とじれったい気持ちを思い出しました。
それは、静かで穏やかな幸福感なんですね。

大きすぎる靴…チャップリンを思い出しました。
枯れのドタ靴は、彼の貧困の実体験から生まれたキャラクターだと、なにかの文章で読みました。

童話や伝記が読まれなくなってきている気がします。
昔、私が子供だった頃には、本屋の児童書のコーナーには童話や伝記がずらりと並んでいたのになぁ。
今は、アニメのような、漫画のような絵本と、海外のファンタジーばっかし。
もう一度読みたいと思っても、出会えないことが多いです。 (2006年12月05日 23時12分00秒)

私が子供だった頃。。。  
小芋さん  さん
それは、トトロが隣に居た頃。

まだ、アニメのような、漫画のような絵本はなくて、
漫画本といえば、リボンとか、少女フレンドとか。

でも、更にその前の昭和20年代から30年代にかけて、
飯沢さんと土方さんとで、
すごい仕事をしてて、
そのコンビは、海外でも、その仕事を続けていました。

さて、私の小学生時代、
小学校の上靴の買えない同級生たちは、
校舎を裸足で走り回っていました。
私は、買ってもらっていたのに、
裸足でした。。。。



アンデルセンの人生も、
様々な不幸に満ちていました。。。

大きすぎる靴って、象徴的。。。 (2006年12月05日 23時45分17秒)

この靴って、  
yumi912  さん
一体、誰のだろうと思って、「青空文庫」で、原作の翻訳を読んできました。厳しい母親の靴だったんですね。
その大きすぎる靴は、片方はどこかに行ってしまい見つからず、もう片方は、浮浪児が「将来自分に子どもができたときに、ゆりかごにできるかもしれない。」と、持って行ったと、あります。
それはそれで、とっても哀しい話です。その浮浪児が自分の将来を楽しみに生きていることはうれしいけれど、なかなかうまくはいかないだろうことが想像されるからです。

小学生の頃に、図書館で、「アンデルセン童話集」を読んでいると、とっても切なかった・・・
死んで神様のもとに召されていくしか選択肢はないの? 現世での幸福は、望んでもかなわない人が多かったということなのかしら。
いじめられて切ない思いをしている子どもたちには、死という選択肢を選んでほしくないです。
(2006年12月05日 23時57分36秒)

Re:トツパンの人形絵本 まっちうりの少女 馬車が!(12/05)  
yumi912  さん
http://www.alz.jp/221b/aozora/the_little_match_seller.html

貧しさのあまり、寒さのあまり、凍死してしまった少女や少年たち。どのくらいいるんだろう。
フランダースの犬のお話も、悲しいよね。
(2006年12月06日 00時00分34秒)

Re:トツパンの人形絵本 まっちうりの少女 馬車が!(12/05)  
yumi912  さん
http://www.comcarry.ne.jp/~maerd/aozora/flanders.htm

ついでに、「フランダースの犬」も読んで、泣いているところです。子どもの頃には原作を読んでいたけれど、大人になってから見た、あのアニメのせいで、ネルロは小さい男の子のような気がしていました。でも、ネルロって、亡くなったとき15才だったんですね。そしてアロアが12才。
ちょっとイメージが変わりました。 (2006年12月06日 00時37分54秒)

yumiさんへ  
小芋さん  さん
森鴎外の舞姫の中で、
エリスの母親が、
葬式の費用を捻出するために、
エリスに売春を強要するところがあるでしょ。
勿論、エリスはそのことで泣いてる時に
豊太郎に出会って助けられるので、
事なきを得るわけですが、

結構、厳しい社会の現実がありますよね。

アンデルセンと森鴎外には、
深い関係があって、
アンデルセンの初期の小説「即興詩人」
邦訳したのが、
森鴎外だったんですよね。
私は、最初子供向けの本で読んで、
高校時代に、森鴎外で読みました。
擬古文で骨が折れました。 (2006年12月06日 01時14分43秒)

Re:トツパンの人形絵本 まっちうりの少女 馬車が!(12/05)  
tozyoko  さん
昨日の分も一緒に読ませていただきました。
あえて感想はもうしませんが、yumiさんと小芋さんの書き込みとともに、心にずしんと響いています。
有り難うございました。 (2006年12月06日 06時39分48秒)

Re:トツパンの人形絵本 まっちうりの少女 馬車が!(12/05)  
世の中って意地悪なこと
いっぱいなんだって
感じた次第(ここまで読んでね^^)
(2006年12月06日 17時35分43秒)

tozyokoさんへ・・・  
小芋さん  さん
貧困で命を落とすことは、
日本でも決して珍しいことではなかったのですが、
今の私達の生活の中では、
義務教育の果たす役割が大きいことがわかります。
(2006年12月06日 21時41分05秒)

そうですよ・・・  
小芋さん  さん
渡る世間は鬼ばかり?

資本主義の社会では、
豊かな人はより豊かに、
貧しい人はより貧しく、
なるんですよねぇ。。。

「分かち合う社会」、
なかなかこないのは、
アンデルセン以来、200年、変わらない????

いたずらっ子は、
将来自分が父親になった時、
赤ちゃんのベッドにしようと、
持って行ってしまう・・・
馬鹿でかい靴?
(2006年12月06日 21時49分03秒)

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