2018年01月06日
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                暮れには返すはずの金が返せないと言う。

                端から返してもらう気は無い母は、驚きもしないが、
                その泣きながらの話が、姉妹間の愚痴で、
                25年、実姉の自営業会社で事務職勤務をしたのに、
                厚生年金を払ってくれていなくて、つまり、厚生年金が出ない。



                で、国民年金の手続きに、65歳になった8月に行ったら、
                手続き満了に5か月ほどかかると言われ、
                つなぎの資金を、母に無心して切り抜けてきたが、
                暮れに、また足りなくなった上に、
                まだ支給が開始されない。
                分納の固定資産税が払えない・・・

                返済どころか、次の無心の電話だった。

                この件での、私の気がかりは、これから死ぬまでの年金への認識不足。
                幸い夫は厚生年金が出る大企業だったので、
                3号だった本人(夫の厚生年金がなかったら無年金だった!)の年金支給開始後、

                合計金額が思ったほど増えないようだった。
                夫は年金不足を補うために、定年後も守衛の仕事をしているそうだ。

                ところが、当の本人曰く、以前は蕎麦屋で週2日、バイトしてたけど、
                今はそばに住んでいる孫の世話があるから働けない?!

                でもさ、困難をかくして孫の世話してる場合じゃないよね。


                娘も再婚して子育てしながらピアノの個人レッスンをしてるらしい。
                私は、結婚して小学校の音楽の教員を辞めたのは聞いて驚いてたけど、
                離婚も再婚も知らなかった。。。

                収入のあったときには娘にピアノも習わせて、
                小学校の教員に採用されるまでにしていたのに。。。
                教員辞めたと聞いた時には、ちょっとよほどの玉の輿かと思ったが。
                母親も娘も、世間知らずにもほどがあると思う。

                まあ、お嬢様育ちで苦労のない娘さんだった。

                恩人の孫娘である依頼者、母は送金するつもりなのだが、
                これから外出の予定があったので、一旦電話を切った。

                外出中に、私は、長い将来を見据えて、根本解決を母に提案した。

                まず、実姉の自営業は従業員数5人未満で、厚生年金加入の義務もなく、
                落ち度もなく、思い込みで25年近く働いていても、
                そもそも給与明細などは無かったと思われる。
                悪気も何もないし、恨むことで兄弟仲が切れるのはいけない。
                もともと、夫の病気で休職中に困って働き始めたようで、
                その頃は、仕事があることが、ありがたかったはずだ。

                勿論、同じ年数、他で働いていれば厚生年金のある働き方もあったかもしれない。
                しかし、それは、当時の年齢や居住地等の状況からみて、
                資格もない中年の女性を正規雇用する企業は少ないこと、明白である。

                一方、依頼者の夫は、定年後もアルバイトをして家計を助けている。
                息子のために孫を育てるのはいいが、苦境を隠すべきではない。
                孫の子守は、若い夫婦の将来のためなら、やむをえぬものの。。。

                教員を辞めて、家でピアノを教えている娘にも、ちゃんと伝えるべき。
                経験があるなら、今からでも、登録しておけば、常勤講師採用の道もある。
                音楽を学ばせてくれた親への恩を返す時である。

                外出から帰って、母はもう一度電話をかけて、
                実姉とのわだかまりを解くべく話したようだ。母にとってはどちらも恩人の孫。              

                年が明けて昨日、年金事務所からの通知が届き、支給開始が分かったとのこと。
                また、正月で里帰りした娘には思い切って話したとのことだった。
                息子夫婦は妻の実家に行っていて、伝えられていないが、今度はちゃんと言うと。

                確定の通知を見せながらなら、話はしやすいのでは、と思った。
                電話での借りたい金額は7万円。母は8万円の現金書留を私に託した。


                人生100年を覚悟しなければいけない時代が来ている。
                平均余命は伸び続けている。
                年金制度をしっかり知って、各自が老後に備えることは、
                否応なく伸び続ける余生に欠かせない。

                私の支給されるはずの年金は、支給開始年齢が母より5年遅れで、
                受給金額は満額でも、母の8割ほどしかない。
                仕事の内容はかわらない。ほぼ一緒で、大卒で22歳からの38年勤続だ。
                永遠に、母の収入に追いつけないのは、
                母の老後の金銭面を案じなくて済むだけでも本当にありがたいことだ。

                人生百年下天のうちを比ぶれば・・・悪夢のようなことになりませんように。

                舅・姑・異母弟・夫・異母弟と先立つ人を弔い、レビー小体型痴呆の妹を案じ、
                母は、今年、85歳を迎える。元気だ。。。








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最終更新日  2018年01月06日 23時23分47秒
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