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かっちゃん大丈夫

かっちゃん大丈夫

2007.01.08
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カテゴリ: 日常百態
 映画館が、僕の住むまちから姿を消して久しい。子どもの頃から、映画館に入ると場内を走り回っていた僕にとっては、懐かしい遊び場がなくなったようで、寂しい限りだ。

 ただ、映画館というところはルールが厳しい。音の出る、例えばせんべいのようなものは食べられないし、お酒も飲めない。タバコなんかもってのほか。それに、近くでいちゃついているカップルなんかに気をとられているうちに、肝心なシーンを見逃したりするので、礼儀正しく凝視することが求められている。

 数年前、気の合う仲間と、映画を面白く観る会を作ったのは、そんな些細なことが理由だった。普通の映画館では許されないことをしようと思ったのだ。酒やせんべいを持ち込んで、「バリバリ」「ゴクゴク」雑音を出しながら、場合によっては「今のところ、もう1回巻き戻して」も可。何でもありの映画鑑賞スタイルがルールになった。その記念すべき第1回目の鑑賞作品が、黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」だった。

 今でこそ、大画面TVが幅を利かせているが、映画館のスクリーンには及ばない。「バリバリ」「ゴクゴク」しながらの鑑賞は、もう最高だった。

 そんなことを思い出して、久しぶりに「隠し砦の三悪人」のビデオを観る。1958年作。僕が生まれるかなり前の映画だけど、こんなに面白い作品を僕は観たことがない。ジョージ・ルーカスの「スターウォーズ」に多大な影響を与えたことで知られるこの作品は、巧みなストーリー展開や人間の心理描写、娯楽性、何をとってもそれを圧倒している。

「隠し砦の三悪人」を映すTV

 映画を面白く観る会は、その後とんでもない方向に発展していくのだが、この話はまた明日。それこそ、「隠し砦」のような緊張感と充実感が待ち構えていた。大河ドラマ風に言うと、「その時僕らは知る由も無かった」のだ。






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Last updated  2007.01.09 07:22:23 コメント(6) | コメントを書く
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