口数の少ないほん太だが,6年生全員で楽器演奏をする発表会で
ぽん太がピアノの伴奏をすることになったという。
希望者がほん太以外に3~4人の女の子がいて,
オーデションの結果,ほん太になったというのだ。
ぽん太は,チンタラ,ピアノを練習しているが,
校内では,そんなぽん太も活躍する機会が与えられた。
先日,ぽん太と自動車で買い物をした車内でときこんな会話をした。
「ぽん太は,いいな。音楽をやっている子は,楽器は
一つしかできない。ぽん太は,バイオリンもピアノも弾けるよ。」
「そうだね。」
「そして,難しい楽譜も読める。」
ほん太は黙ってうなずく。
ぽん太は,長女とは違って,音楽の道を望まない。
それでも培った音楽は一生の財産だ。
そう言えば,ぽん太と音大の音楽教室で
文字通り机を並べて一緒に学んだ子が
毎日学生コンクールのバイオリンの全国上位になったという。
ほん太は,このような優れた子と一緒に学べて幸せだ。
ぽん太の明日の発表会,のぞいてやりたい。
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