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昨日大学入試センターから、過日実施された試験の平均点の中間集計が発表された。巷では平均点の下落がたいそう口の端に上っているが、とりわけ今年については国語が話題の主となっているようだ。個人的な意見にすぎるやも知れないが、私は大学入試センター試験に於いては国語という科目、それも現代文が最も厄介な相手であると認識している。では、現代国語のどのような点が厄介であると私が思うのか、簡単に幾つか挙げていきたい。まずは「試験問題」そのものについてであるが、私は今のセンター試験の現代文というのは「純粋な読解問題ではない」と認識している。では、いったい何であるのか?今のセンター試験の現代文は一種の伝言ゲーム、あるいは間違い探しクイズのようなものであると私には思えてならない。(須らく客観式(選択式)試験というものはそうであろう)答えは選択肢として提示されていて、解答者は恣意的に選択肢を取捨選択することが可能である。しかしながら、正解というものは出題者によって厳然として決められていて、その要求している解答が時には積極的に選択し難いものも散見されないとは言えない。また、採点処理の煩雑さや公正さを保つためにも現在の形式をとらざるをえないとはいえ、センター試験に課せられている最たる使命というものの存在もぞんざいにはできないという事情もある。それはセンター試験というのは「差(順位)をつけなければならない=選別のためのツール」であるということである。畢竟センター試験に限らず、制限が多い状況下でのことどもというのは、ある種の定型化を免れることは避けがたいものである。良くも悪くも、センター試験というもの、そして一部の上位校の入試というのは、実質競争倍率2倍以下のとはその性質が異なり、所謂「落とすための試験」に他ならない。もちろん入試というものはオリンピック競技とは異なる性質の競争でもあるから、その優劣はあくまでも当該競争に参加した者たちだけの中で決められ、同時に参加に際してのハードルはオリンピックに比しても無きに等しい。以上を踏まえ、同時に学習指導要領の範囲に収まるように、センター試験の問題は作成され、実施されてきているのだが、前述したようにセンター試験の問題はいわゆるマンネリ化(パターン化)をしている。その結果としてある程度の量をある程度に正しい(ここでの正しいという言葉の意味は正解にたどり着く為に、という意味)方法でトレーニングをすれば、比較的安定した点数を取れるようになる。そして受験者間の「差」がつかなくなってきて、運営者サイドとしては大層困った事態になる、、、、、、。今回はいわゆる古めの出典(それも「程よい悪文=大学入試の評論の定番!」をバージョンアップした小林秀雄の随筆)、そして小説は少々じっくりと読み取らなければ答え難い設問があったせいか、平均点を左右する成績中間層が先の総選挙に於ける政権与党の地滑り的大敗のようになってしまった、と私は捉えている。(とはいえ、今年の現代文(古典もそこそこに難しかったとは思う)だけが、例年と比して大騒ぎするほどに難解だったとは個人的には思わない。まぁ、今回に限った話ではないのだが、客観式の国語(現代文)は「なんとなく、これ!」という程度の読解精度(自分で書いていても不思議な表現とは思うが)で答えが「当たってしまい」、その結果として「国語(現代文)って楽勝じゃね?!オレってできるわ」という勘違いが蔓延しがちな存在であるように、私は塾生たちと接していて感じずにはいられない。今年のセンター受験生たちははたして「運が悪かった」と思うのか、はたまた「勉強不足だった」と思うのか。同時に我々受験生を送り出す側もどう思うのか。今回のセンター試験の結果を見て自らが下した結論に、先で手にするモノの手がかりがある。私はそう強く思っている。
January 24, 2013
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センターの中間集計が出たようです。国語は100点を切ってました、、、。
January 23, 2013
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先週から私立高校の入試やら、大学入試センター試験やらがあり、そぞろに落ち着かない気分のこのごろです。うちの塾生たちの今年の入試ですが、この時期に珍しく、もう残りわずか、、、となりました。大学受験生、高校受験生ともにあと1名ずつのみが、来たるべき入試に向けて最後のひとがんばりをしているところです。なんとか彼らにも志望校に合格していただいて、今年も無事に全員合格!という結果で終わりたいな〜と思いつつ、日々地味に粛々と、ここで「備品化」しております。閑話休題、、、実は昨年10月には、うちの実質的世帯主兼自宅警備員であるろりお(英セッター・♂)が、「肥満細胞腫」で手術をしておりました。(おかげさまで術後の予後は良好で、今は元気です)それから義父も過日入院、開腹、そして回復、、、、ということもありました。(現在ゆっくり、じっくりとリハビリ中です)ついでに、ボク自身も、最近またひとつ「おっさん」になりました。ついに「不惑」の最後の一年となったのですが、相変わらず惑いっぱなし、、、であることは言わずもがな、です。(汗)ということで、「中間集計」を待ちつつ、本日も粛々と働きます、、、、、。
January 23, 2013
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先ほどからインターネットで、今年の大学入試センター試験の問題を、見ておりました。で、とりあえずの印象ですが、英語は昨年並み、国語は昨年よりも難しくなった、そんな感じです。昨日のブログで「どうでもいい事前平均点予想」を書きましたが、国語に関してはひょっとすると、105点前後まで下がるかもしれないかな?と、今の時点では思っております。(平均点を左右する成績中間層の動向は読みにくいことと、私大へのセンター出願者の中には古文、漢文を解かない方々:彼らは試験時間をフルに使って現代文二問だけを解くことができる= 当然、四問解くよりも楽)それにしても小林秀雄に牧野信一かぁ、、、。そして古文は某実戦問題集に載ってるものと同じ?!ちょっと今後の参考にしておかないと・・・・それはさておき、明日も試験のある皆様の御健闘をお祈りいたします。
January 19, 2013
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今年もうちの塾生が受験をする大学入試センター試験。強欲なボクは今年も、例年同様に「まだまだだなぁ」という心持ちで、塾生たちを送り出しております。(とはいえ実際の彼らの出来は存外ひどくもないのですが・・・)世の中にはそんなに都合良く、奇跡が起こる!な〜んて事はないですから、ただ淡々とこれまでの軌跡を辿っていくだけです。「出る!」と思ったものをやってきたわけですし、実際に今までの試験でも出ていることですから、今年に限って想定外の事態が起こる事もない。ボクはそう確信しています。英語:115(±6)国語:116(±8)日本史B:54(±3)このくらいの平均点になるんじゃないかなと思ってます。(当たっても外れてもどうということはありませんが、、、。)それはさておき、「直前にやったものが出てくれるといいなぁ」と、思っている事は言わずもがな、、ですが。(もが、もがな、は願望です!)全国の受験生がフェアに競えるように、トラブルのないことを祈ります。Break a leg!!!
January 18, 2013
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