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どうして唇が乾燥してしまうのか、まずは原因について知っておきましょう。
唇は、他の部位の皮膚と比べて角層が薄いため水分をためにくく、皮脂を分泌する皮脂腺や汗を分泌する汗腺がないため、皮脂膜もありません。そのため、皮膚のバリア機能が低く、水分が蒸発しやすいのです。
これらの要因により空気の乾燥による影響を強く受けてしまい、カサカサ、皮むけなどのトラブルが起こるのです。

マスクをつけると唇がしっとりして、うるおっているように感じる方も多いことでしょう。しかし、 このしっとり感は、マスクをすることでマスクの内側がムレてしまっているからで、唇自体がうるおっているわけではありません。
そのため、 マスクを外すと、それまでマスクで守られていた唇やその周辺の水分が蒸発し、乾燥を引き起こしてしまう
のです。マスクを着用する機会が多い方で唇がカサカサしているなら、マスクが乾燥を引き起こす一因となっているのかもしれません。
また、 マスクと唇がこすれて生じる摩擦
も、唇荒れにつながります。唇はマスクに触れやすいので、話すときなどに唇が動くと、マスクとこすれて摩擦が生じてしまうのです。
さらに、 マスクを着脱するタイミングでもこすれやすく、それが刺激となって唇の荒れを引き起こす
ことがあります。マスクを長時間着用していると、飲食などで1日に何度もつけたり外したりするため、摩擦による唇荒れは起きやすくなるでしょう。
唇が乾燥したことで現われる症状はさまざまです。ここでは、よく起こる症状を紹介します。
炎症で唇全体が赤く腫れたり、皮がむけたりします。唇に亀裂が入って割れることもあります。
口角とは口の両端のことです。そこに炎症が起きて、赤く腫れたり、皮がむけたり、かさぶたになったりすることを口角炎といいます。
口を開けたときに口角部分が裂けて切れてしまうと、痛いので注意しましょう。特に、話す、笑う、食べるといったときに切れやすいので、気を付ける必要があります。
唇の乾燥が進んで、ひび割れが生じます。出血する場合もあります。
唇に水疱ができたり、かさぶたになったりします。
唇は乾燥しやすく荒れやすいものの、きちんとケアすれば症状が治まりやすいという特徴があります。
これは、 皮膚のターンオーバーのサイクルが約28日であるのに対して、唇は約3~4日ととても早く、正しくケアすれば唇の乾燥やカサカサが治りやすいためです。トラブルに気付いたら、早めにケアをしましょう。
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