2011年04月25日
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印象にあったので読んでみた。

同性愛の話である。
著者の中山可穂さんは、ご自身も同性愛者だとカミングアウトしている。
この小説はある作家の本から始まる。
主人公の女性は青山ブックセンターでふと手にした本を戻した瞬間に
「どうしてそれを買わないの?」と声をかけられる。
声の主はその本の著者。
店を出ようとすると外は雨が降っており、彼女からカサを借りることになる。


第14回山本周五郎賞を受賞したというだけあって、
その心のひだや、細やかな愛撫の表現力たるや、圧巻であった。

主人公の「私」は初めて彼女と愛し合ったときに
「今までいろんな男性とつきあってきたが、
それは単なるスポーツのようなものに過ぎなかった」と、目覚める。

人が人を愛するというのは、相手や自分の弱さやわがままを、
どこまでも許して受け入れて、こんなふうに溺れていくものなのかなぁ。
見栄も世間的な成功も、色あせてくる…
同性愛に対する偏見も間違いだったのかも、とこの本を読んで思った。

去年亡くなった広島の男友達は整体師だった。
彼は人の体に触るときはその前に合掌行気という、

たぶん彼にとって相手の「体」は単なる「物体」ではなく、
今そこにある「命」そのものだったのだろう。
細胞の一つ一つを呼び覚ますかのように、そっと優しく、大切に
しかも、少しの変化も見逃さないように、触れていた。
その、命に対する謙虚さや、誠実さに、

言うまでもなく、巷にあふれている整体とはまったく違う、
体に響くのは、技術ではなく、彼の美しい心である。

美しい心は欲によって汚れる。
ただひたむきに磨かなければ、
あなたの求める、ほんとうの愛情は得られない。














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最終更新日  2011年04月25日 22時46分26秒
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