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紀伊半島南東部、紀南地方、那智勝浦は暴風の真っ只中。
台風15号の暴風域に入った紀伊半島は暴風の真っ只中。


沖縄付近で長い間うろつき、次第に勢力を増して北上した台風15号は遂に非常に強い台風として、速度もまして日本列島に襲い掛かる感じだ。四国から紀伊半島東海にかけての台風上陸の可能性のある地域は強烈な暴風の中だ。


20日朝の台風の勢力は、
中心気圧は940ヘクト・パスカル、
中心付近の最大風速は50メートル、
最大瞬間風速は70メートルである。
半径150キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。



 台風12号で甚大な被害の紀伊半島南東部紀南地区は昨日から暴風圏内の生活だ。避難勧告で無人の町と化した被災地で、台風の状況を見ながらの復旧作業を続ける大型重機と大型ダンプカーだけが動いている。消防、警察、そして自衛隊の警備する被災地は、抉り取られた傷痕を暴風雨に晒しているかのようだった。道路や空き地に積み重ねられた家財道具や電化製品その他諸々の生活用品は、殆どが片付けられてはいるが、それでも、流木などの大型ゴミをはじめ、多くのゴミが残されている。





 紀伊半島の南東部は猛烈な暴風が吹き荒れている。那智勝浦町海岸部の住人は、窓も開けられない中で、窓越しに見る暴風雨の風景と猛獣の唸り声にも似た暴風雨の音に、那智の滝に向かう県道那智山線沿いの、台風12号の被災地の事を思う。昨日の夕方、井関地区の知人が避難したかどうか確かめにいった。井関地区をはじめ、那智川沿いの被災地は台風12号による被災後、二度目になる避難勧告だ。知人はいなかったが、近くで警戒する警察官に尋ねると、勝浦小学校に避難したようで、安心して帰った。


 先日、市野々地区でのボランテイア作業時、共に後片付けをした地元の40代のご婦人は、「避難勧告のあった日だけ、避難所で休むことができた。「その時だけは、正直、雨に感謝した」と、被災後の苦しい日々を語った。避難勧告のあった日だけしか、休むことのできない後片付けの日々の苦しさが表現された言葉に、改めに、被災地の風景を見渡した。2週間過ぎても、3週目になっても、被災地の現実は、通行の障害物がなくなった程度だ。そんな中での、非常に強い台風15号の恐怖が被災地に襲い掛かる。








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最終更新日  2011.09.21 07:54:33
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