IN国語教育研究室のブログ

中学受験を控えるお子さんにとって、復習の重要性は言うまでもありません。特に国語は、ただ暗記するだけでは力がつきにくい教科です。しかし、復習を通じて学んだ内容を「思い出す」習慣を身につけることで、文章理解や表現力が飛躍的に向上します。模試や実際の試験で実力を発揮するためにも、効果的な復習の方法を親子で知っておくことが大切です。本記事では、その具体的なポイントについて解説します。

復習で鍵になる「思い出す時間」の重要性

授業を受けた直後は、知識は記憶の中で新鮮ですが、時間が経つにつれて薄れていきます。この「忘却」を防ぐために重要なのが、意図的に「思い出す」時間を設けることです。特に国語では、文章理解や文法の知識を思い出すことで、記憶の引き出しが強化され、模試や試験で瞬時に使える状態に整えます。

国語復習の効果—思考力と表現力を鍛える

国語の復習は、単なる知識確認だけでなく、文章を深く読み解く力や考えを言語化する力を高めます。例えば、漢字練習や語彙の見直しは基礎力を固めるだけでなく、記述問題の回答にも繋がる力を育てます。文章読解では、学んだ構造や読解テクニックを活用し、自ら問いを立てて答える練習をすることで、模試での応用力を強化します。

外部模試を見据えた効果的な復習プラン

夏休み後の範囲外模試を乗り越えるためには、効率的な復習計画がカギです。一日の勉強時間に短いスパンで「復習タイム」を組み込み、授業内容を小分けにして定期的に振り返りましょう。例えば、1週間後・2週間後と間隔を空けながら復習することで、忘却曲線を逆手に取り、長期記憶化が進みます。

まとめ

国語の復習は「思い出す時間」を意識することが記憶定着のカギです。また、復習を通じてお子さんの思考力や表現力が鍛えられ、模試や受験への自信につながります。計画的な復習の取り組みで、夏休み後の範囲外模試でも成果を実感できるでしょう。親御さんが伴走者としてサポートすることで、学びの効果をさらに高められるはずです！親子で一緒に素敵な学びの旅を作りましょう。

国語の復習が難しいと感じる場合、親子でケンカになる場合や、そもそも宿題と〇付けでそのまま時間が過ぎる場合等個人差があります。
お困りの場合はお気軽にご相談ください。→ IN国語教育研究室

頑張れ！受験生！

夏休みに空いた期間があれば、以下から一冊、一気に進めるというのもありな教材です。

・小学校４５年生向けにお勧めの一冊です・

ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集［小学生版］偏差値20アップは当たり前！ [ 福嶋　隆史 ]
・小学校低学年向けにお勧めの一冊です

ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版ベーシック] まずは、ここからスタート！ [ 福嶋隆史 ]
・読解力をつけるという目標をつくり、仕上げる「強化書」としてお勧めです。

ふくしま式「国語の読解問題」に強くなる問題集［小学生版］偏差値20アップは当たり前！ [ 福嶋　隆史 ]

ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集　2［小学生版］問題のバリエーションがさらに充実！ [ 福嶋　隆史 ]
・小４・５年生で国語がある程度できる子どもの定着に良い問題集です。

ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集[一文力編] [ 福嶋隆史 ]