PR
Comments
Keyword Search
Free Space
今、活動している被災地支援チーム、 「SAVE IWATE しずおか」
で、
一昨日、1月21日「東日本大震災シンポジウム」を開催した。
その準備から開催までったら、そりゃもう大変な作業で、
メンバーの皆さんは、超仕事のできる人達なので、
私なんかは、たいした事はしていないのだけれど
元々無い体力を振り絞って、何とか、
足をひっぱらない程度には、頑張った!…つもり。
それで、今日はお休みなので、車で30分で行ける
焼津グランドホテルの「日帰りプラン」
に申し込み、
くったくたで冷え切った体をメンテナンスしたのだった。
このプランは、昼食(バイキングor和食)、天然温泉、ラウンジでお茶、
というコースを平日3,700円、土日祝3,900円で楽しめるのだけれど、
何と言っても、一番素晴らしいのは、ホテルからの景色!!
右側に遠くうっすらと見えるのは、伊豆半島
雲が無ければ、富士山も現れるのに。
こんなんが、ラウンジからも、露天風呂からも視界いっぱいに広がる。
海のブルーは、美しいグラデーション
このシルエットは、わかる人にはわかるでしょう(笑)↓
写真では、伝えきれないけれど、
「チチチ!」と鳴きながら鳥が横切って、カモメも鮮やかな飛行で海面を舞い、
ザザザッと繰り返し波の音が聞こえる。
風が心地よく吹いて、遠くには、真っ白な船が見える。
あぁ、静岡って本当に良い所だな…という思いが込み上げ、同時に、
福島、宮城、岩手の人達も、
きっと故郷をこう思っているのだろう、と確信した。
昨日、気仙沼から静岡に避難してきている女性が、
震災時の話しをしてくれたことが忘れられない。
ご存知のように、気仙沼は地震の後、火事に見舞われた。
海岸に近い、冷凍食品の会社で働いていたその人は、
ビルの5階に逃げて、津波からは逃れたものの、
その後、目の前が火の海になり、同僚とその様子を見続けたという。
その時のことをこう言った。
「あのね、誰も何にもしゃべらないの。みんな妙に落ち着いていてね、
私は、船がメラメラ燃えるのを眺めながら、なぜか、
『あぁ…、綺麗だな』って思っちゃったの。
自分は死ぬんだ、と思うんだけど、不思議と怖く無かったのね」
その後、何とか自宅に帰って、家族も無事だったけれど、
地元での仕事は無くなり、静岡にある会社の支店に避難してきたそうだ。
同僚の中には、震災から10ヶ月経ってから、怖さが込み上げて
眠れなくなった人もいるそうだけれど、
その方は、まだ何も感じないという。
その話しを聞いて、何だかわかるような気がした。
あまりに想像を絶する事が目の前で起こると、
認識が追いつかない、
被災したわけでもない私だって、3.11に起こったことが、
飲みこめてはいないのだから。
まだまだ、何もかもこれからなのだ。
支援も試練も長期戦なのだと改めて思う。
夕日の中の焼津の街は、とても愛おしかった。