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Naxosから出ているオーディオ・ブックからルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を購入してみました。今回、入手したのはCD三枚組の完全版(unabridged)です。簡約版もあるので気をつけて下さい。本来は子ども向けということもあってか、一人で全文を朗読しているのではなく、地の文を読むナレーターの他に、登場人物毎に別々の声優を割り当ててあって、ラジオ劇を聴いているような気分です。それが楽しいと言えば楽しいのですが、本来、こんなふうに朗読されることを想定していないテキストなので、若干問題もあります。子ども向けに分かりやすくという配慮なのか、この作品、「○○○○」とアリスは言った。「××××」と帽子屋は答えた。「○○○○○」アリスは言った。「××××」と帽子屋。「●●●●」とヤマネが言った。まあ、こんな感じで、会話文の度に、それが誰の台詞なのか教えてくれるのですが、これをこのオーディオ・ブックで聴くと、1行ごとに said Alice とか Mad Hatter answered とかナレーターの声が入るのです。明らかにこれはない方が聞きやすいのですが、unabridged text なので省略するわけにはいかないようです。しかし、そのような少々煩わしい点を除けば、比較的よくできた録音でしょう。とりあえず、ポータブルプレーヤーで持ち歩いて、散歩の時などに聴こうと考えています。念のために言っておきますが、これは英語です。フランス語ではありません。ALICE'S ADVENTURES IN WONDERLAND(CD):UNA
2007年10月19日
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フランスルネサンス文学を代表するラブレー作ガルガンチュアとパンタグリュエルの物語『第三の書』の翻訳がいつの間にやら発売されていました。ラブレーの翻訳といえば、まあ、そんなものが存在しているだけでも凄いことなのですが、それでも、勉強のために仕方なくというのならともかく、楽しみの読書のためには向かないものでした。それが二年ほど前に突如として宮下訳がそれも、高価な専門書としてではなく、ちくま文庫から刊行されはじめたのです。どうやら翻訳作業は現在も進行中のようで、今年になって『第三の書』が出て、後書きには2008年度中に『第四の書』を出せればと書かれています。ところで、このちくま文庫版、現代のお高くとまった文学観からすれば、あまりに低俗で卑猥で乱雑で、しかし、それ故に魅力的なラブレーの面白さを十二分に伝えてくれるものです。研究者はいざ知らず、一般の人はラブレーをしかつめらしく読むべきではないのです。『ガルガンチュアとパンタグリュエル(1)』『ガルガンチュアとパンタグリュエル(2)』『ガルガンチュアとパンタグリュエル(3)』
2007年10月14日
NaxosのAudio Booksは当然のことながら、すべて英語による朗読です。フランス語のものを購入したいかたは、 audible.fr Livraphoneなどがお勧めです。特に、audible.fr はダウンロード販売専用サイトで、€16.90で一月に2ファイル無料でダウンロードできるという月額制があります。私もとりあえず登録だけして、今は無料サンプルを楽しんでいる最中です。
2007年10月09日
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『ボヴァリー夫人』関連の商品を探してみると、意外なものがあったので紹介しておきます。まずはまともなところから、映画のDVD。『ボヴァリー夫人』の映画といえば、ジャン・ルノワール監督のものが古典的です。『ボヴァリー夫人』ここでいう「古典的」というのは本当にそのままの意味で、モノクロのサイレント映画なのです。他にも映画化されたことはあったと思うのですが、DVDで入手できる新しいのは90年頃のイザベル・ユペール主演のもの。『ボヴァリー夫人(DVD) ◆20%OFF!』この作品は見たことがないので、なんとも言えませんが、話題になっていたような記憶がかすかにあります。次はダウンロードできる電子データです。『ボヴァリー夫人』誰のいつ頃のどんな翻訳なのかは分かりませんが、一応、日本語訳がダウンロードできます。恐らく、一番安く翻訳を手に入れる方法でしょう。最後に、本当はこれを紹介したかった極めつけの一品。『ボヴァリー夫人』なんと、『ボヴァリー夫人』のマンガです。こんなものまで漫画化されていたのですね。この漫画家、たしか、『キャンディーキャンディー』の作者ですよね。意味不明ですが、買い!です。こうやってみると、実にいろいろと映像化されているし、高校レベルの文学史でも必ず取り上げられる一級作品、不動の地位を持っている名作なのですが、その割に、まともな翻訳一つないのは何故でしょう?そのくそ翻訳(失礼)さえ、大きな書店に行っても品切れで入手できないことの方が多い。フロベール先生、あなたの不朽の名作が朽ちだしています、ここ日本では。
2007年10月03日
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NaxosのAudio Booksですが、カタログをダウンロードできるのでいろいろと見てみました。子ども向けのものから、シェイクスピア、果てはプラトンまでいろいろとラインナップされていて、その幅広さはさすがにNaxosだけのとこはあります。しかし、そんな中でも注目すべきは Jane AUSTEN(ジェーン・オースティン)の充実ぶりでしょう。Emma, Lady Susan, Mansfield Park, Northanger Abbey, Persuation, Pride and Prejudice, Sense and Sensibility と彼女の代表作すべてが、それも簡約ではない完全版で録音されているのです。実は Naxos Audio Books はダウンロード購入することもできて、今なら、どれか一つをダウンロード購入するだけで、Jane Austenの伝記もダウンロードできるという特典付きです。イギリス本国ではやはり大作家なんでしょうね、Jane Austenって。日本では翻訳に恵まれていないこともあってか、人気のほどはいまいちですが。そんな中、唯一まともな翻訳が代表作とも言える『高慢と偏見』でちくま文庫から出ています。『高慢と偏見(上)』『高慢と偏見(下)』以前、日本の古い翻訳の格調高い文章のほうがよい、、、などという話を聞いたことがあるのですが、そもそも、原文が別に格調高くないのだから、それはただの個人的な趣味の世界であって、よい翻訳の条件にはなり得ないのです。
2007年10月02日
今日、都内の洋書も扱っている大型書店をぶらぶらしていて、棚一つを占領していて目についたものがありました。それはAudio Book、つまり、本を朗読したCDでした。昔はカセットテープで、私もフランス語のものをいくつか持っていました。Tartarin de Tarasconなど何度も聴いて、テープがすり切れてしまったのを覚えています。当時はテープ10巻組とかで値段も一万円近くしたので、学生の身分ではなかなか何本も買うことが出来ず、いきおい、同じものを繰り返し繰り返し聴いたものです。ところが、今では、CDになって一枚当たりの収録時間が延び、おかげで値段も下がるし、だいたいリピートがしやすいので学習者にはありがたい。とは言え、私でも知っているような有名な俳優が読んでいる奴は相変わらず高い。一枚当たり二、三千円といったところです。しかし、そんな中にあっても、破格に安いものがいくつかありました。三枚組で三千円とか、十枚組で八千円とか。一枚辺り千円切っています。で、どこが出しているんだろうと思ってみてみたら、あのNaxos、ナクソスでした。Naxosというのはクラシックの世界では有名な廉価CDのレーベルで、そこがついにAudio Bookにまでレパートリーを拡げていたのです。調べてみると、いろいろと面白いものが出ていましたが、詳細はまた後日。本日は発見した驚きの報告でした。公式サイト Naxos Audio Books
2007年10月01日
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