Paris Mon Amour

Paris Mon Amour

2008年07月19日
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テーマ: 世界文学(34)
カテゴリ: ドイツ文学
なぜか、このところ文庫で カフカ
もともと日本では非常に人気の高い作家で、翻訳も古くからたくさんあるのですが、ここにきて光文社 古典新訳文庫で『変身』が訳され、短編の全集が ちくま文庫から刊行中です。
特に生誕○○周年とかいうわけではないのですが。

というわけで、今手に入る文庫で読むカフカ特集です。


カフカ短編集 カフカ寓話集

岩波文庫

ところが、 岩波文庫は肝心の『 変身』がよくない。古くて読みづらいのです。そんなにひどいわけではないのですが、池内訳の2冊がよくできているだけに、『 変身』がこれではつらい。
というわけで、ここは 古典新訳文庫の出番です。


変身

もちろん、読みやすいことにかけては数ある『 変身』の邦訳の中でもいちばんであり、岩波版などと比べると、前回紹介した『アンナ・カレーニナ』のイギリス版とアメリカ版の違いにも匹敵するような差があります。

ところで、実は読みやすさとか翻訳の質とかを超えて、今一番気になっているのが、 ちくま文庫から刊行中の『カフカ・セレクション』です。


カフカ・セレクション(1)

今のところ、まだ第1巻だけですが、全3巻が揃うと、長編をのぞいたカフカのほぼすべての原稿、短編から断片までが網羅されることになります。

とはいえ、カフカ愛好家なら持っておくべきでしょう。





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最終更新日  2008年07月19日 16時00分55秒
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