黄色と赤に恋をして

黄色と赤に恋をして

2012.04.13
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カテゴリ: サッカー

選手、ファンサポーターを含めサッカーに関わる人たちに

「海外サッカーに憧れを持たないように」というのは無理な話です。

かくいう自分もリヴァプールに憧れる自称スカウサー日本出張所員です。アンフィールドは何度行っても夢の中にいるような特別な場所ですしKOPスタンドでYou'll never walk aloneをうたうときの高揚感は言葉では伝えようのないものです。ろくな英語もできないのにリヴァプールに永住できる方法はないだろうか?と妄想することもあります。

これが実際にプレイをしている選手であれば猶更あのピッチに立ってみたいと思うのは当然のことでしょう。

であればなおのこと海外への挑戦は高いハードルが設定されるべきだと思っています。日本にいるとき結果を残していないような選手が海外に軽々しく行けるべきでないと思うし逆にJリーグのレベルと価値とステータスをもっと上げて選手たちが「Jで選手生命を全うしたい」と思えるくらい魅力的なリーグにしなければいけない。

先ほども書きましたが私はリヴァプールファンですが同じく柏レイソルのサポーターでもあり年間30試合近くスタジアムに足を運びます。レイソルのホームグラウンド 日立柏サッカー場、通称「日立台」はゴール裏を中心に独特の雰囲気をもつスタジアムです。

この日立台、約15,300人というJ1屈指の?小粒なスタジアムでありながら満員になることがほとんどありません。

昨年のJリーグ王者でありクラブワールドカップでも奮闘をみせあわせて独特の雰囲気を持つサッカー専用スタジアムをホームグラウンドにしているのに何故でしょうか?このレイソルの観客動員力がJリーグの問題を端的に表していると思います。

昨年レイソルの優勝が決まった試合で主催者側は埼玉スタジアムでのアウェイゾーン、つまりレイソルゴール裏のキャパをいつもの試合より広げてくれたそうです。それだけアウェイ側のチケットの売れ行きがよかったということになります。しかもレッズのホームでメイン、バックスタンドにアウェイのユニフォームを着たサポーターがあれだけいることはないんじゃないかと思います。スカパーで解説していた福田さんもそんなことを言っていました。

優勝した夜の日立台での報告会、次の日の朝の柏駅前での祝勝会では6,000~8,000人の人が急遽の開催に関わらず集まりました。

ところがこれが続かないのです。恐らく日本には「観るサッカー文化」がまだ根付いていないためだと思っています。

サッカーをする子供たちの数は飛躍的に増え「将来なりたい職業」ランキングのトップになっているそうです。ところが彼らは「プレイするサッカー」は体にしみこんでいても「スタジアムで観戦するサッカー」には慣れていないのです。柏はレイソルがあるのでまだまだ恵まれている方ですが以前住んでいたところではうちの息子のチームメイト(小学校低学年)でもJリーグを見たことのない子供たちがほとんどでした。

彼らは生で試合を見たいのでは?思っています。でも親御さんが「サッカー観戦に慣れていない」ため連れて行ってもらえないケースが多いと感じています。驚くのはお父さんも学生時代ずっとサッカーをやっていて子供さんもサッカーをしているのにJの試合に連れて行ってあげていない。理由を聞くと

「サッカーはやるのはいいけど観るのはあんまり面白くないから」と言います。

これはあくまで感覚ですが子供のチームのパパさんの中でサッカー経験のある方のほうが生観戦への興味が薄い。こうして子供達もやるサッカーにはまっても観るサッカーに興味をなくしていく。

ただ先ほどもちらっと書きましたが柏はまだまだ良い方です。以前よりもスタンドには練習帰りのサッカー少年達の数が増えました。今は観客動員で苦戦していますが将来彼らがリピーターになってスタジアムを埋めて欲しいと願っています。

もうひとつ気になるのが「海外サッカー至上主義」「J否定型」のファンが多いことです。

「日本のサッカーってスピードがなくて面白くないよねー」

よく耳にする言葉です。かなり昔の話ですがバイト先に『高校時代バスケットボール部』『今(当時)大のジャイアンツファン』という先輩がいました。その先輩が

「日本のサッカーなんて観ないよ。だって海外のサッカーと全然スピードが違うじゃん」と言います。「サッカーのルールも知らないくせに。サッカーで日本否定してたらバスケも野球も日本のなんか観てられないじゃん」と心の中で思いました。

-3に続く






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最終更新日  2020.09.14 15:15:46 コメントを書く


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