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これぼん

これぼん

2009/09/01
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カテゴリ: 釣行記録

『巻け巻け巻け巻けー!とにかく巻けー!あか~ん!溜めるな巻くんだ巻け~~~!!!』

いつもは低くドスの利いたニック閣下の声がとんでもなく裏返っている

これが噂に聞く、 『尻手を外して~!』 とやまちゃんさんに叫ぶ時の声なんだなと、変な事が頭をよぎりながらゴリゴリ巻く丁稚・・・


8/30(日)21時
高知の海に同時多発テロ勃発・・・



例の如く、感動を求め高知県某磯へ大物釣りに連れて来て貰いました。
メンバーはニック警部閣下・コロ田師匠・丁稚(私)の3人です。
本当はもう一人いつも私の腹筋を壊す程笑わせて頂く渡吾郎殿もいたはずなのですが、生憎急用で不参加に・・・

大阪より7時間の遠征にも大分慣れてきました。(寝てるからじゃとは言わんで下さい師匠)

そういえば今回の釣りの前にブログを書いていない釣行が2回あります。
あぁ、そうです○ボです。
美味しい時だけ書いてすみません、先に謝っておきます。
そして今回は綴ります・・・・



現地には予定よりだいぶ早く着き、渡船の時間までお休みタイムかと思いきや、
我慢できない大御所様お二人が波止で竿を出すという。
とうとう釣具屋でお手軽ファミリーセット投げ仕掛けを購入し、虫餌を付けだす大御所様・・・


ゴソゴソ



なんとも言い難い違和感を醸し出しながらですが、お二人は楽しそうです。
ワーイ




それにしても暑い・・・




案の定1時間ほどでリタイヤし、仮眠の後とうとう目的の磯へ渡ります。

出発前日には釣行を諦めるほどの天気図だった天候も、不気味なほど静まり返っております。

台風は何処へ行ったのでしょうか・・・


師匠:『今回はワシがおるからのー』

丁稚:『いやぁ僕もいますからね』

閣下:『何言ってんの僕がいるからでしょ』


誰一人として一歩も譲らない攻防をよそに船は進みます。



ファンタジー
海は神秘的に霧がかかり、雰囲気バリバリです。




磯に着くとなんと貸切!

3人で通称(バベル磯)に上がる事が出来ました。


薄暗くなるまでに用意をし、投げ二本をぶち込み、更にフカセ釣りを試みます。

閣下からは『僕はイサキ10尾でいいからね』とやんわり幾度もプレッシャーをかけられます。


しかしこの磯・・・コマセに寄って来る魚のでかい事・・・・

ウヨウヨと釣りたい魚が見えます。


餌取りをかわす技術が無い丁稚には見える本命は見えるだけでしたがね・・・・

兎に角、上物や青物からシャークまでお魚の天国みたいなところでした(何度も言いますが見えるだけ・・・)


いつも欲張りに3本以上竿を出しますが、結局面倒見切れずどれかが放置になる丁稚は、
今回も投げ竿に頻繁に当たってくるウツボの処理に追われ、フカセは放置気味に・・・・




やがて薄暗くなってきた頃、あいつが来ました!




そう!あいつ!




高知の海では毎回お世話になっているあいつが来たのです!

















ツマリマツカサ
【ツ マ リ マ ツ カ サ】




・・




・・・・




・・・・・・すんません^^;


しかしフカセにこいつが来ると、本当にヤル気が失せます。

しょうがないのでフカセは殆ど触らず、投げの仕掛けに20センチ程のツマリマツカサを生きたまま背掛けにして投げ込んでやりました。

そして10分後、その竿がぐにゃぁと持っていかれたではありませんか!


丁稚 『おわっ!』


慌てて竿を取り立てます!


(おぉ!乗ってるっぽい!)


巻きます!


(おぉ!ちょっときついけど巻けるやん!)


警部が尻手を外してくれ、本気になろうと思ったその時!




ぐわぁぁぁああああああん!




来ました強烈な引き(油断大敵)



丁稚 『きついきつい!警部きっつ~い!』




ぶちぃぃぃぃいいいいい~~~ん!




強烈な引きで竿を半月に曲げられた挙句ぶっちぎられ、心臓がバクバク足がワナワナ・・・・



丁稚『なんだったんでしょうか今のは・・・この間のハタみたいな引きでした・・・・』

閣下『餌は何付けてたの?』

丁稚『ツ・・ツマリマツカサ・・・』

閣下『えぇぇえええ?』

閣下『そら、サメかクエちゃうか~?』

丁稚『まじですか・・・・そんな感じでした・・・・』

ちょっと離れた場所から師匠『何を狙とんねん、ワハハ』

ほんと、感覚がおかしくなっているのでしょうか・・・




超背ズレで高切れした仕掛けを結び直し、カマスの半身をガッチリと付け、足を戦慄かせながら先程のポイントに投げ込み心を落ち着かせます。


そして10分後・・・・

『チャリリチャリ~ン♪』


その竿が飛ぶ!


先程怖い思いをした丁稚ですが、なんとか喰らい付き、しかも先手必勝!の如く竿を立てて巻きます!


(今度来たら速攻巻いてやる!容赦なく巻いてやる!)

そう心の準備が出来てたお陰で竿を溜める様な色気は出さず一気に巻きます!



ギリッギリリ・・・・ジリッジリリリ



すぐに巻けなくなり、ガチガチには閉めてなかったドラグから糸が出て行きます。



丁稚『うっうっうーーーーーっ!』



手の力が無くなっていき、ある程度溜めながら巻こうかと思ったその時!

閣下 『巻け巻け巻け巻けー!とにかく巻けー!あか~ん!溜めるな巻くんだ巻け~~~!!!』

丁稚(まじですか・・・・もう限界なんですけど・・・)


そう思いながらも不思議なものです、巻けと言われると巻けるのです。


片膝を磯に固定し、竿を太ももにあて、リールのかなり上を掴み、全身の筋肉をハンドルへ注ぎます(パクってすみません警部)

偶然ドラグの締まり具合が丁度よく、限界を超えそうな辺りでジリリと出て行くので、竿を立てて巻く事だけに集中できます。(締めなおす余裕も無し)


ドラグが鳴いてても無視して巻きまくり、僅かに巻くほうが勝っている感じです。


閣下はずっと横で気合を入れてくれてます。


そうしてかなり巻いたと思われる頃

閣下 『あかんこれぼん!前に来い!』

夢中で気づきませんでしたが、奴がかなり寄ってきており、ラインが手前の磯に擦れているとの事

こんな事でバラしたら泣くに泣けません、急いで前方へ移動し海面を覗きますが奴はまだ見えません。


更に巻く!巻く!ま・・・・あれ?・・・・・












やってしまいました(汗)

手前のオーバーハングに潜られ、巻こうにもピクリともしません。


(まだだ・・・まだやれる・・・・)

(今までにも何度も出てきてくれた!今度も出る!)

そう信じ、糸を緩めたり~、引っ張ったり~、ラジバン・・・・やめときます^^;


閣下『もっと右前の方から引っ張ってみ!』

丁稚『はい!』

ズズッ・・・

(これだ!この感触!前もそうだった!)

ヌポーーーーーーー!!!!

丁稚『出ましたーーー!!ひやぁぁああああああ!』

最後の力を振り絞り巻くと奴が姿を現しました。

其の弐へ続く・・・






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最終更新日  2009/09/04 07:23:23 PM
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