仕事が楽しくて仕方がない人を一人でも多く増やす
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昨日は雪模様でしたが、今日は一転していい天気ですね。昨日は雪の中、部屋大掃除兼模様替えをしました。長女が来年大学受験、次女が中学生になることもあって、2人により多くのスペースをあげようと思って、夫婦で使っている部屋とリビングの多くを彼女たちが自由に使えるように考えてセッティングしてみました。3LDKのスペースに家族5人いるのでどうしてもスペースが足りなくて、それでもなんとか工夫して使ってみようと考えてみました。長女はまだちょっと慣れないみたいで不満げでしたが・・・さて:ここのところ(12月くらいから)ずっと連続して考えてきたことが、「自分軸」というテーマでした。自分の特徴はとてもおおざっぱでいい加減なところと真面目で緻密に考える自分が同居しているところです。エイヤッでやってしまうこともあれば、ずいぶんと考え込むこともある。これがかなり極端に出る場面があり、この両方の自分に過去結構振り回されてきた。過去を俯瞰して眺めてきて、なんで今こうした人生を歩んでいるのか自分はいったい何を大切にしてきたんだろう、今後何を大切にしていきたいんだろう?と様々な資料を検討しながら、自分にも問いながら、整理してみよう、と思い立ちました。それがひとつ今後自分の両面に振り回されないで生きるヒントになるかもしれない。現在47歳、輝かしい50代を送るためにも、自分軸を保持することはとても大切だと直感したのかもしれません。いよいよ人生も後半に突入した、という実感もあり、時間を、無駄にしたくない、本当に自分のやりたいことをやっていこう、それも地に足をつけて、着実に実現していこう、といった希望ですね。見えてきたことが以下の3つです。1.人のために役にたっているというリアルな実感商社マン時代仕事も人の役に立っていないわけではなかったが、「より現場で人の役に立っているという実感」をほしい自分がいた。研修の場面では目の前の人が変化したり、感動したり、決意を述べたりする場面に多々出会いますが、そうした場面に出会うたびに自分の心が喜ぶ。また、改めてキャリアアンカーをチェックしてみると「社会貢献」の軸が強く出ている。20代、30代のころ成功だ、お金持ちだ、自由人だと求めていたけれでもどこか、空回りしていたのは、おそらく自分の中に深く存在している「他者に役にたちたい」「役にたっている実感」を横においてひたすら自分の利益だけを追い求めるところに矛盾を感じていたのでしょう。でもなかなかそのことに気づけなかった。40代後半になって、ようやく自分の中で整理できてきた。真に自分が追い求めているのは「他者に貢献できている実感」を通じての存在意義の確認であり、お金や売れるという結果そのものを追い求めているわけではなかった、と。2.楽しいこと、それも真面目、真剣に楽しいこと「楽しい」というキーワードは自分にはなくてはならないキーワードです。学びを得るにも「楽しさ」がないとおもしろくない。眉間にしわを寄せて考えても、決してユニークなアイデアは出ないし、場が楽しくないとおもしろくない、と考えています。ですから、学びを提供する側になっても、できる限り楽しさ、を提供したい、と考えています。ただし、単に表面だけで「楽しい」のでは物足りない。やっぱり、真面目に真剣に考えたり、話し合いをしないと楽しくない。自分にとって楽なことをばかりでは楽しくない。やはりそこには「挑戦」、ちょっと上のことにチャレンジする、それも真剣にやる。という過程が必要なのです。今の自分には難しいことに挑戦しようとすると、困難や悩みにぶち当たります。しかし、そこでめげないで、なんとかしよう、とすると周りの知恵を借りたり、新たな知識を吸収しようとする。今日の自分では解決できないことが、3日後の自分だと解決できたりする。それが楽しい、面白い、ということです。本気で、真剣に楽しさを追求しようとすることは実はとてもチャレンジングなことなんだな、ということです。3.仕事と家庭・プライベートのバランスをとる1と2を追求しようとするとどうしても仕事に夢中になりがちです。過去マラソンやトライアスロンにも挑戦してきました。達成の喜びはありました。が一方で、やはり本業でぶつかるチャレンジ、困難さ、達成の喜びはそれらとはまた別次元のものがある。「人と人とのぶつかりあい」「内面の葛藤」「予想しえない困難さ」が想像できない深さ・広がりで出てくる。また、自分にとっても、まさにそこで自分の生活の糧を得ているわけであり、家族を背負っているというプレッシャーの真剣勝負をやらないといけない。そういった口の中が乾いてくる、胃がモゾモゾするプレッシャーの中で成し遂げていく感覚はやはり本業での醍醐味です。そういったものを得ると一種の「依存症」的になっていまい、際限なく仕事を追求することになりかねない。そうすると、バーンアウトしてしまい、そのうちおもしろくなくなる。やはり、自分は自分らしいライフスタイルを確保する=家族との時間やプライベートも楽しみたい、という強い希望がある。だからこそ、かなり自由度の高い今の仕事についている(自然とそういうところに落ち着いてきた)。以上の「大切な3つの自分軸」の発見は、今後の自分にとって、きっとかなり大きな試金石、コンパスになることでしょう。この発見に至るまでに様々な知恵を私に提供してくれた先達の知恵に感謝します。20代後半から漠然と「自分は本当に何をしたいのか」「何を大切にしたいのか」といった問いを投げかけ初めて、何度も何度も回答を書いて、それでも納得いかなくて、また模索し、また回答を書く、という作業を何度も何度も繰り返してきました。自分でも納得のいく回答を得るまでに20年弱の時間がかかったようですが、一定の答えが出ました。長いようで、あっという間のようで。不思議なのはようやく探し求めてきたものに回答を得た、といった大きな喜びや高揚感はあまりなく、きわめて普通な状態であること。だからこそ、この得た回答は「自分らしい自然な状態」であるのかな、と感じています。
2011.02.13
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