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2009年12月18日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
その眩しさに私は背押されたのかもしれない

私は一つの結論に行き当たる

もう人を好きになるのは止めようと

私はつまらない人間である

興味をもって接してきた人が居たとしても

私には相手の寂しさを埋め合わせるだけの力が無い

その空虚を感じれば飽いてしまう

そうしていずれ居なくなる

つまらない人間である私が誰かを好きになっても



私は前にも増して人を好きになる力がなくなり

また好きになるという心が恐ろしくなった

まるで恋が罪悪であるかのように感じられる

私は恋という罪を前にして足が竦み逃げ出したくなる

ならば望むのは止めて私は一人で生きていこう

最愛の人という大きな支えがなくとも

自分で生きられる力をもとう

弥子と断交した日から私はそう考え初めていた

私が弥子と最後に連絡をとった時

「また会うときは」と言って弥子に再会を仄めかしたが

それは欺瞞だ



なぜなら私は弥子に対して何も望んではいないからだ

感謝、激励、慰め、謝罪、批判、愚痴、反論

弥子或いは浩之が口にするであろう全ての言葉に私は聞く耳をもってはいない

二人の前から私は永訣の別れをしたのだと思われていたい

弥子は浩之と歩む道を選んだ



そんな私が二人で選んだ道に対してあれこれ言う権利もなければ

自由もない

意味も無い

だがせめて最後に一度だけこれからの二人で歩む険しい道

その道を進む糧を盛り込んで手紙を書いた

二人から死んだ人間でありたいと

望む私にとって最後に書いた手紙は遺書或いは輸血である

だから二人が順風満帆に道を歩み

結婚式に招待されたとしても

亡霊である私は式に出席する気は無い

例え式に行き姿を見た所で

私自身がいかに寂しい人間であるかを

再認しにいくようなものである

不毛だ


弥子はよく私の幸福を願う言葉を口にした

特に弥子は恋人と過ごす幸福を願ってくれていた

私はその度に心遣いを嬉しくも感じていたが同時に

その願いが決して叶わない事を苦く感じていた

弥子は私に誕生日を聞くと

「誕生日は何かお祝いさせてください」

とにこやかに言った

誕生日の日まで私は貴女とは居られない…

私はその時運命を悟っていたが

「ありがとう」

と返すきりだった

もし自身の心を偽り続けたら

もし想いを隠し通していたら

私は少なくとも誕生日を待望していただろう

そうして優しさと温もりを感じられたであろう

それが真に幸せといえるのか…

私は苦く笑いながら19歳となった







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Last updated  2009年12月25日 15時49分52秒
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