『断食博士の「西式健康法」入門』甲田光雄監修・三五館・2007年11月29日初版
【朝起きると首が痛く、体を動かすのもつらいほどです。
時々、頭痛やめまい、手足の痺れもあります。
枕が悪いのでしょうか。】
めまいや痺れがあるというのは、
頚椎のゆがみによって首の神経が圧迫されているのでしょう。
すると神経の働きが鈍くなりますから、
首の痛みのほかに、蓄膿症や中耳炎を引き起こすこともあります。
頚椎のゆがみを治すには、柔らかい枕ではいけません。
西式に木枕という半円形の固い枕がありますが、それをして寝るといいです。
丸くカーブした部分に首の後ろを当ててそのまま寝ます。
そして、朝起きたら枕をしたまま、首を右に20回、次に左に20回、ゆっくりとひねります。
それが終わったら、寝たまま2分間金魚運動をすると、なおいいですな。
それと、寝るときは柔らかい布団ではなくて、堅い板の上に仰向けに寝るのがいい。
そうすると、自然に背骨のゆがみが矯正されます。
いきなり板の上に寝るのが難しかったら、だんだん敷き布団を薄くしていくといい。
それと同時に掛け布団も薄くし、冬でもできるだけ薄着で寝る癖をつけてください。
なぜかといいますと、薄着で寝ることによって、皮膚の毛細血管がギュッと収縮します。
すると今度は、それを広げようとして反対に血液循環がよくなり、
体にたまった疲労物質が取り除かれるのです。
よって、首の筋肉の凝りも和らぎます。
特に、顔に青筋があるような人は血行が悪い証拠ですから、この方法を試してください。
あとは、寝る前に背腹運動を20分。
それから、夜の食事は半分に減らして、青汁を300cc飲む。
これだけやりましたら、徐々に肩の凝りや痛みも治ってきます。
くれぐれも食べ過ぎはいけませんよ。
筋肉の中に乳酸や尿酸なんかの疲労物質がたまりやすくなり、
ますます筋肉が硬くなりますからな。
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