西式甲田療法

 西式甲田療法

2010年04月05日
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カテゴリ: 甲田療法

『断食博士の「西式健康法」入門』甲田光雄監修・三五館・2007年11月29日初版



【人からよく、後ろから見ると右肩が上がっているといわれます。

写真を見ると、顔も左右でかなり違うような気がします。

骨格にゆがみがあるのでしょうか。

多少、胃が弱いくらいで、今のところこれといって悪い所はありませんが、

このままにしておいてもいいでしょうか。】


右肩が上がっているのは、右脚が短いからです。

原因は骨盤のゆがみです。

骨盤にゆがみがあると、大腿骨の骨頂がちゃんと骨盤にはまらず、微妙にずれます。

それが脚の長さの違いにつながるわけです。

これは、レントゲンを撮ってもわからない微妙なズレです。


では、どうして短いほうの脚の肩が上がるかといいますと、

無意識のうちに体のズレを直そうと、姿勢を傾けているからです。

短い側をカバーしようとして、反対に上がってしまう。

それを調整しているのが背骨。

つまり、背骨がいつも曲がっているわけですな。

これが問題です。

背骨の中には、脳と全身をつなぐ神経が通っています。

途中から枝分かれして、内臓や筋肉につながりますが、

背骨が曲がると、その部分で脊髄神経が圧迫されます。

すると、その神経がコントロールしている内臓の働きが悪くなります。

また、背骨がゆがむと、どちらかの肩が上がって首もゆがみます。

そうなると、顔も左右対称ではなくなります。

片方だけが一重まぶたになっている人や、

鼻から目にかけてのシワが一方だけ深い人は、背骨がゆがんでいる証拠です。

こういう場合、一重まぶたになっている反対側の脳が麻痺しやすい。

脚も、短い側が麻痺しやすいのです。


試しに、足の指を広げてみてください。

あまり広がらないほうの神経が鈍っています。

その鈍っている側の足で車のブレーキを踏んだらどうなりますか。

危ないと思ったとき、コンマ何秒かブレーキを踏むのが遅れます。

これが事故につながる可能性があります。

ですから、今はどこも悪くないといっても、

骨盤のゆがみをそのままにしておいてはいけません。

まずは西式健康法の合掌合蹠運動(がっしょうがっせきうんどう)をやって、

大腿骨を股関節にきちんと収めることです。

合掌合蹠運動とは、仰向けに寝て手を胸の前で合掌、両足の裏もぴったり合わせ、

そこから手足を上下に伸縮させます。

1回につき100往復程度、1日3回やるといいです。

背骨のゆがみには背腹運動です。

座って背筋を伸ばし、上体をメトロノームのように左右に振ります。

1分間に50往復程度のペースで10~20分、朝晩2回やるといいでしょう。

本当に健康な人は、体が左右対称です。

一度、目をつぶって両手を広げ、

その手を、腕を伸ばしたまま胸の前で合わせてみてください。

ズレずにぴったり合った人は、ゆがみがない人です。

お相撲さんが土俵入りするとき、手を打ちますな。

そのときピタッと合う人は、均整がとれた体を待つ人、つまり強い力士ということです。






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最終更新日  2010年04月05日 08時37分31秒
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