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2024.05.24
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テーマ: 読書(10012)
カテゴリ: 読書


本屋大賞を受賞の作品。
大言壮語なことをいう成瀬。この題名「成瀬は天下を取りに行く」も大言壮語である。
200歳まで生きる!
誰も思わないそんなこと。
しかし、言霊なのか、有言実行ではないが、言っているうちにかなうこともある。という。
さて本書は、
ありがとう西武大津店
膳所(ぜぜ)かた来ました
階段は走らない
線がつながる
レッツゴーミシガン

の6つの章からなる。

期待を寄せて読んだ「ありがとう西武大津店」は中学生14歳として、向こう意気の強さが出て良かったが、期待しすぎたのか、心躍るまではいかなかった。
続く「膳所(ぜぜ)かた来ました」で漫才挑戦とは意表を突かれた。
「階段は走らない」には郷愁が感じられて
「線がつながる」とはそういうことかと感心した。
この中で一番心に響いたのが「レッツゴーミシガン」であった。映画「ちはやふる」を見ていたこともあり、かるた鳥の場面が目に浮かんだ。ミシガンに私も乗船したい。
ラストの「ときめき江州音頭(ごうしゅうおんど)」では成長して別れを意識するが、繋がっていることを再認識して心温まる。

軽いタッチで描かれていながらいろいろと縦横無尽に展開され、いろいろな人の思いを知り、感じることが出来た。
西武大津店はなくなった。
そして、対比として登場した西武池袋本店であったが、この西武池袋本店も消えゆく運命である。時の流れの非情さを感じる。西武池袋本店が閉店するとき、成瀬は立ち会うのだろうか。


成瀬は天下を取りにいく [ 宮島 未奈 ]





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最終更新日  2024.05.25 00:12:58
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