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2025.11.27
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テーマ: 読書
カテゴリ: 読書



なんでこないおもろいん。
一穂ミチって関西の人なんや。
本屋大賞ノミネートで話題になった「光のとこにいてね」を読んで、食い足りない(読み足りない)気がして、有名な(?)「スモールワールズ」を読んでも何だかなと思い、直木賞受賞作「ツミデミック」もピンとこなかったけれど、この「パラソルでパラシュート」はおもろい。めっちゃはまった。
大阪の29歳の契約社員。30歳の定年(?)を前に生活を考える。

(以下、Amazonより)
”29歳、流されるままの人生の中で、売れないお笑い芸人と出会った。
なんてことない毎日がきらめきだす、ちょっとへんてこな恋愛小説。
結婚には興味がないし、仕事も食べていけるだけの収入があれば十分。受付嬢として働く柳生美雨が三十歳の契約終了を前に出会ったのは、売れないお笑い芸人の矢崎亨だった。亨や相方の弓彦、シェアハウスの芸人たちと遊んで過ごす中で訪れる「嵐」。周りに合わせて生きてきた美雨が見つける、初めての希望とは?



お笑い芸人たちの悲喜こもごも、受付嬢の悲哀を描いて秀逸。
家族とお笑いを描き、はかないつながりに温かみを見せる。大げさに言えばチャップリン映画にあるペーソスを感じさせる。そないな本。ああ、大阪はおもうろうて哀しき人情の町。
ごっつぁんでした。



パラソルでパラシュート (講談社文庫) [ 一穂 ミチ ]





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最終更新日  2025.11.27 21:56:03
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