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March 12, 2024
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合言葉というのは、スパイ映画などで仲間を確認するときに使われるイメージがある。その場合、普通には結びつかない対応でなければ意味がない。例として有名な「山」と「川」では、誰でも連想できるから適当ではない。
 我が家の合言葉は、「チップ」と「みそ汁」である。チップとは以前買っていたトイプードルの名前、いつだったかチップの前で「みそ汁」と連呼したら異常に興奮して喜んだことがあったので家族の間では結びついたのである。ただ、恐らく使うことはないはずなので、ここで公表しても支障あるまい。
 連添いから教わったものでは、記銘力のテストで用いる、本来相互に関連のない単語の組合せがある。私が覚えているものでは、①「畳」と「少年」、②「水道」と③「公園」、「障子」と「月」である。本来連想しない単語を記憶して、後刻二つを尋ねて言わせることで記憶力をテストするもの。
 だが私は、何回も聞いているうちに覚えてしまった。記憶を強固にするために、無理にでも関連付けてしまうのである。①は、柔道着を着た少年が畳に座っている光景、②は公園にある水飲み場、③は中秋の名月に、障子を通して月を愛でるイメージを脳裏に描くのである。
 これは以前、記憶法を学んでみた時に推奨されていた方法でもある。言葉・文字という左脳で処理すべき情報を、絵画という、右脳が得意な記憶方法で補強することにより覚えやすくなるというのだ。全部に応用できなくて私は頓挫したのだが、確かに有効であるとは納得する。
 漢字もその役目を果たす。例えば「​ 月 ​」は元々三日月から変化してこの形になったのでわかりやすいが、そうでなくても「橋」を見ただけで川に架かる建造物を連想してしまうから、一休さんの頓智で思い描く「端」とは、音が同じでも明確に区別されてしまう。表音文字では絶対思い描けない効果である。
 日本語の特色を生かした記憶術、これから益々薄れていく私の頭の中の記憶力で、何とか応用して生活に支障が出ないようにしていきたいと願うものである。

(「親子で学ぼう!漢字の成り立ち」より





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Last updated  March 12, 2024 11:03:27 PM
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たまに見に来る人@ Re:讃美歌21の居心地の悪さ(03/10) 讃美歌21の是非や好みはさておき、「1番増…
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