真理を求めて

真理を求めて

2003.01.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
僕は、パソコンのハードディスクにCDのライブラリーを作って、MP3 Audio Magic XP というソフトでアルバムを登録しているんだけれど、これにはジャケットを登録する機能もあって、昨日は公式サイトから拓郎のアルバムジャケットをダウンロードしてこのライブラリーを整えていた。なかなかいい感じだ。その時に、<オンリー・ユー>のアルバムを見て、そういえば昔はこのアルバムが一番好きだったなというようなことを思いだした。

ここには「流星」という歌もあって、これはカラオケにも入っていたりするのでけっこう有名みたいだ。「幸福だとはいわないが、不幸ぶるのは柄じゃない」というフレーズが気に入っているんだけれど、今日はそれじゃなくて、この「愛の絆を」を選んでみた。

これはちょっとマイナーかもしれないけれど、岡本おさみの詞がステキなのと、拓郎らしいメロディーが気に入っている。この詞を改めて読み返してみると、最後のフレーズの

     愛する すべてのものを 二人で分かち合おう
     身体と身体 心と心 確かめよう

という言葉が今日はとても心にしみてきた。喜びを分かち合うことは簡単に出来るんだけれど、「すべて」に含まれるものを分かち合うのはなかなか難しい。悲しみも、悔しさも、苦しみも、切なさも、不幸を感じるものも、相手のことを思っていればいるほど相手には知らせずに自分の中に収めておきたいとも思う。でも、本当に相手のことを思っているときは、喜びだけでなく、「すべて」を分かち合った方が嬉しいものだ。その時に本当に二人は一つになったんだなと思える。

この歌には、他にもステキなフレーズがたくさんあるので、歌詞が検索できないのがちょっと残念だな。

この詞のストーリーは、愛する二人が愛を確かめ合ったあとの朝を迎え、その愛が本当のものであったことを確かめたい男のつぶやきという感じのものだ。遠い国に来て、そこで愛するためという目的で来たという気持ちに、今の迷いがあるような感じもする。遠い国に来て、二人きりで考えたいんだろうな。

「語り合う一日が終わって、見つめる夜がやってくる」という言葉もある。言葉でたくさん語っても、見つめ合うことの方が多くを伝えられるんだろうな。夜の静寂の中で見つめることで、見つめること以外のことが頭の中から消えていくんだろう。そうしたら、「断ち切れぬ愛の絆を」全身で感じられるのかもしれない。






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最終更新日  2003.01.03 23:23:24
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