週刊 くりんこ・ころ・ころ
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那智の大滝、日本一の飛沫を浴びても、山上のお寺参りで汗は引かない。温暖化が叫ばれて久しく、それでもようよう冷たい北風も吹く今日この頃だが、なにせ、この旅行は9月初旬、暑さもまだ勢いのある頃で、塩吹くような汗だった。 那智のお山とR42を結ぶ、大型観光バスも走る道路沿い、実は秘湯がある。行き交う車は、絶対に!温泉があるなんて思いも寄らないはずだ。どうです! 真正100%の源泉掛け流し、お湯を受けた手はつるつるし、硫黄の匂いも残る。う~ん、もったいな~い、こんなにいいお湯、土に帰るだけ~?そういうあなたに、お勧めなのが「那智天然温泉」。この名もなき(あるのかも知れないが)温泉の兄弟源泉と思われる。 林の中に佇むのは、プレハブの管理棟(小屋?)と温泉棟、そして温泉プール。靴脱ぎ場を見れば、先客達は(高齢の)地元の方とすぐに知れる。 おそるおそる、風呂場の扉を開けると...、屋根はビニールシート、床はコンクリート。さしずめ、壁をブロックで積み上げたビニールハウスを想像して頂くと、近い?5人は入れる浴槽は、コンクリートのふちに岩をはわせているのが、ご愛敬。その中に、家庭サイズの小さな浴槽が入れ子式になっており、加温湯が張ってある。惜しみなく投入される源泉は、人肌で湯の花舞う極上品だ。 混浴露天風呂は、椰子の木やカンナに囲まれ、南国趣味とでも言おうか。子供用プールほどもあるこの岩風呂は、床がコンクリートの打ちっ放しで、ごつごつと足裏健康法に適している上、たまに鉄筋も顔出しして危険でもある。先客はおばあさんがお一人、湯口に陣取り、自家製美容液でマッサージ中。温い湯だったが、こちらがのぼせ上がる頃でも、ゆったりとおくつろぎで、贅沢なエステタイムを、堪能されていたようだった。プレハブハウスの雑多な休憩室では、おじいさん達が、将棋を指して賑やかだった。この溢れんばかりの良泉を、開発業者に渡すことなく、まるで己の理想郷を追求するべく、手作りでこつこつと積み上げてきた、信念のリゾートがここには、ある。 大阪への帰り道は、素直にR42を走り高速道路に乗ることにする。そのR42沿い、以前、よく借りていた親戚の家のほど近くに新しい日帰り温泉「長生の湯」が、出来ていた。 脱衣場は4人もいれば窮屈なほどだが、ゆったりした内湯と露天風呂が2つ。このお湯は、私がよく遊びに来ていた頃には、42号線沿いの裏山にあった、地元の方々が利用する温泉銭湯だったはずだ。山の上から幹線道路沿いに引っ越して、建物は古材も活かした和風になり、100円か200円だった入浴料は、500円になった。もう暮れなずむ頃合いなのに、観光客は途絶えないが、地元の方の姿は見えない。それでも中味は、白浜に多い潮気のある温もり湯に変わりはない。かつて、銭湯温泉があった崖の上から、一本の楓が露天の浴槽にさしかかっていた。紅葉の頃なら、湯面に赤い影がさし、落ち葉は、湯にたゆとい錦を織るだろう。さすがに涼気を含む夕風の中、手足を伸ばして、そんな風景を想像していた。南紀・和歌山には、険しい山、荒れる海で生きてきた人間達への、神々のささやかな恩寵に満ちている。 長い長い南紀縦横の旅がやっと終わりました。お付き合い下さり有難うございます。高野山から酷道を経て、「丹生ヤマセミ館」と「アイリスパーク」で日帰り入浴、志原海岸まで南下して「リバージュスパひきがわ」で一泊。2日目は昼近くまで海岸で遊び、勝浦で昼食後、新宮市の「神倉神社」拝観後、湯快リゾートの那智勝浦「越之湯」で一泊。3日目は、補陀洛山寺→那智の大滝→那智本宮→青岸渡寺と那智聖域巡り「那智天然温泉」で入浴後、勝浦漁港で遅い昼食、R42を白浜まで戻り「長生の湯」でまたも入浴、一路、阪和自動車道で帰阪。紀伊半島を縦に横にと、ずいぶん走り廻っていますが、昼食は茶粥にお蕎麦、スポットは、寺社の拝観と日帰り温泉!宿泊料金は2泊で、2万円未満!!なんだかな~..............、清遊が趣味じゃないんだけど、しかもさぁ......両手で足りないほど白浜に来ているのに、名物パンダをまだ見てないよっ!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、しかも、更新逃げが続いておりますm(_ _)m来週、成人式が済むまで、こんな調子のようです。だからと言う訳ではありませんが、ご一読いただき、しばし一時お付合い下されば、大満足ですので、読み逃げ結構、大歓迎です。いつも皆様方にお出で頂き、心より感謝しております。有難うございます。
2008年01月06日