PR
Calendar
Comments
Keyword Search
吹かなくてもぶっ飛ぶくり乃々屋台骨に、楔の一つも打ち込んどけと、人もすなる初詣。
2009年元旦は、商売繁盛で関西一賑わう「伏見稲荷大社」へとやって来ました。
いかにもお稲荷さんぽい駅の改札を出た途端、参道は、土産物屋や屋台で大賑わい。
聖と俗が絡み合い入り乱れてこそ、初詣。商売繁盛、結構やおませんか。
って、ことで早速、ほかほかの回転焼・抹茶クリーム(130円?)一個ゲット。寒いんだもん。
大鳥居を潜る前に、豚ペイ焼(豚の塩焼きを卵の薄焼きでくるむ)1本(500円?)。
マヨネーズ、ソース、青のり、天かす、紅ショウガはお好みで。
大賑わいの本殿脇をすり抜け、千本鳥居に向かう途中に、おぉ、ケバブサンド発見(500円)。
ここのケバブは鶏肉で、その分スパイス控えめ、取っつきやすいかも。
ナンも丁寧に炙ってくれるし、生野菜もしゃきしゃきしていて気持ちが良い。
お参りもまだ済ませてませんが、元日の朝もやっぱりバナナなもんで空腹なんです、私。
さて真昼の夢みたいな千本鳥居を抜けたら、お山一(アヤシイスポット)の「熊鷹社」。
ここではお供え物や蝋燭を買ったら、(巫女ではない)売り子さんが切り火を切ってくれます。
そしてお社商店街(勝手に命名)は、にゃんこの住み家。狐のお使いか、はたまた。
はい、ごもっともでございます。(写真にカーソル乗せてみて下さい^-^)
稲荷のお山はさらに続くけれど、これは近々、次回の宿題ってことで、茶店でお昼休憩。
だって狐に騙されたか、この山中の参詣道に、日本文化の粋「瓢亭」発見したんだもん(笑)
さすが「お出汁は無添加自家製」と明記されてるし、レトロな店内は、
ぽかぽか日当たりがよくて気持ち良さそう。
ここはやっぱ、稲荷名物「いなり寿司」にお蕎麦、寒さしのぎの熱燗で、お正月っと。
下山時には、さすが関西随一、参拝客で身動きしにくいほどでした。
アヤシイ伏見を後にして、京都東山・清水のお膝元、縁切りで有名な「安井金比羅宮」へ。
悪い縁を断たねば、吉事とご縁は結べない!
巨岩の真ん中に穿たれた穴を、表から潜って悪縁を切り、裏からもう一度潜って良縁を結び、
先に願い事を書いた形代(短冊状の紙)を、岩に貼り付けるというもの。
前の男に未練かましてたら、いい男に巡り会えるワケがないでしょう?!
今年こそ、良きこと、良き縁。気合いじゃ~っ!
薄曇りの寒空の下、列に居並び、握り拳で気合いを籠めてぇえ!!
「くり乃さんが病気を断ち切って、元気にご機嫌さんで過ごせますよう」
形代を貼り付ける礎は、その大きさも形も解らないほど、多くの願い事に埋め尽くされ、
岩の手触りさえもありません。
愚かくとも切なる人の「願い」は境内に渦を巻き、腸までぞろりと触られたような
居心地の悪さも、実はあります。
だけどにゃんこ達は、生臭さなんかどこ吹く風さ、欄干で爪研ぎまでしてました。
おまけに、願掛けしたばかりのロマンチックが迷い込むのか、花街の名残なのか、
境内は、複数の秘め事立ち寄り処に囲まれてて、ヒトの妙だなぁ、結構、結構(笑)。
薄曇りの一日は寒くて寒くて、おいしいコーヒーが嬉しいわ。
祇園甲部はヤサカ会館お隣の、シュークリームが看板のお店で一休み。
駅に向かいがてらの四条は、盆も正月も関係なし、人出をかき分けかき分け、
お狐さんに誑かされたか人の毒気に中ったか、「商売繁盛」に乗せられただけなのか、
なんで、こう、毎度毎度、買い物しちゃうかなぁ、京都。
あぁ、寒い。元旦だけは静かに微睡む大阪で、焼酎飲んで、もっと暖まろっと。
鳥取県若桜町・不動院岩谷堂/物見遊山へGO… 2009年06月16日
初午詣はふく詣/物見遊山へGO!2 2009年03月26日
物見遊山へGO!神戸市/須磨寺編 2009年03月21日