再出発日記

再出発日記

PR

×

フリーページ

お気に入りブログ

源氏物語〔35帖 柏木… New! USM1さん

週刊 読書案内 デ… New! シマクマ君さん

ミリトピアホテル New! はんらさん

カール・ヴァルザー… New! 天地 はるなさん

カタカムナと《103》… New! Hiro Maryamさん

カレンダー

2005年08月07日
XML
カテゴリ: 邦画(05・06)
「姑獲鳥の夏」を観る。
以下たぶんネタバレあります。
出来るだけしたくないのですが、
ネタバレしないと語れそうにないので、
まだ未見の人は読まないように。

いいですか。警告しましたよ。
監督 : 実相寺昭雄

出演 : 堤真一(京極堂)
    永瀬正敏(関口)

    宮迫博之(木場)
    原田知世(涼子 梗子)
    田中麗奈
    いしだあゆみ

思ったよりよかった。
確かに美術はしょぼい。致命的である。
脚本も冗長な所や説明不足もあることは否定しない。
しかし俳優人ががんばっている。
阿部寛意外は役にはまっていたと思う。
眩暈のするようなカメラワークも、
今回の作品にいたっては意味があった。


容疑者の過去が見える榎木津がいる限り。
しかもこの作品にいたってはあまりにも
容疑者と探偵のと関係が密接すぎる。
単純に言うと、
京極堂は容疑者のために出張ったのではない。

キーマンは関口であるが、
永瀬が思った以上にがんばっていた。

映画オリジナル場面で、
紙芝居のおっちゃんが言う。
「何が真実か分からんじゃないですか。
先の大戦だって、本当だと思っていたことが違うといわれたり……」
というような意味のことを言っていた気がする。
私は先に長いあの原作を読んでいたのだが、
どうしてこの作品が昭和27年の設定になっているのか、
どうして京極堂は科学的な頭脳と
憑きもの落としの能力を同時に持っているのか、
そういう設定の意図がいまひとつ分からなかったのであるが、
今回やっとすっきりした。
戦後のあの頃は
確かに物事の善悪が逆転した時代だった。
だからこそ科学的な思考が必要ではあったのだが、
それだけでは感情的などろどろは解決できない。
憑きもの落としが必要になる所以である。

梗子 涼子の憑きもの落とし以上に
関口の「憑き物」を落とす必要があった。
京極堂は見事であった。

原田知世もなかなかよかった。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年08月09日 00時31分55秒
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


原田知世は歳をとらない  
nozopoo さん
kumaさん。
アタシも阿部寛の榎津が一番違和感ありました。
原作の榎津はもっと素っ頓狂なキャラですものね。

認識障害・多重人格・嫌な記憶の意識下への封じ込め・・・・本当に人の脳の不思議さを痛感させられる作品ですが、原作を読んでいない人に、上手く伝わったのかどうか、疑問も残りました。 (2006年03月12日 06時00分57秒)

Re:原田知世は歳をとらない(08/07)  
KUMA0504  さん
nozopooさん
コメントありがとうございます。
ですよね~
「さらならCOLOR」の原田知世はもっとよかったですよ。最終近くの海辺のシーンとか。 (2006年03月12日 11時20分31秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

聖書預言@ Re:のろいではなくて呪いの話(11/01) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
背番号のないエースG @ 関東大震災 「福田村事件」に、上記の内容について記…
ヒフミヨは天岩戸の祝詞かな@ 自然数の本性1・2・3・4次元で計算できる) ≪…三角野郎…≫は、自然数を創る・・・  …
永田誠@ Re:アーカイブス加藤周一の映像 1(02/13) いまはデイリーモーションに移りました。 …
韓国好き@ Re:幽霊が見えたら教えてください 韓旅9-2 ソウル(11/14) 死体置き場にライトを当てたら声が聞こえ…
韓国好き@ Re:幽霊が見えたら教えてください 韓旅9-2 ソウル(11/14) 死体置き場にライトを当てたら声が聞こえ…
生まれる前@ Re:バージンブルース(11/04) いい風景です。 万引きで逃げ回るなんて…
aki@ Re:書評「図書館の魔女(4)」(02/26) 日本有事と急がれる改憲、大変恐縮とは存…
北村隆志@ Re:書評 加藤周一の「雑種文化」(01/18) 初めまして。加藤周一HPのリンクからお邪…
ななし@ Re:「消されたマンガ」表現の自由とは(04/30) 2012年に発表された『未病』は?

バックナンバー

・2026年08月
・2026年07月
・2026年06月
・2026年05月
・2026年04月
・2026年03月
・2026年02月
・2026年01月

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: