再出発日記

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2013年01月21日
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アメリカ人をアッサリ信じるな
ソ連にソックリ騙されるな
日本人がニワカに立ち上がる
朝鮮人はチョット気をつけろ

金範佑はふと立ち止まった。6、7人の子供たちが、ゴム跳びに夢中になりながら歌っていた。(略)民の心は天の心だといわれている。その歌は天の教えであり予言なのかもしれない。日本人が立ち上がる、朝鮮人は気をつけろ‥‥‥。予言をきちんと受け止める者はおらず、だから実践されないままに、予言はいつも果たせない課題として残るのかもしれないと、金範佑は思った。アメリカ人をアッサリと信じ、ソ連にソックリ騙されたあげく、互いに異なる政権を打ちたて、予言とは反対方向へ行っているのが現実だった。(364p)


内容(「BOOK」データベースより)
筏橋では軍と警察が青年団の助けを借りて左翼の残党や同調者の捜索に乗り出した。その先頭に立ったのが、曹渓山に逃れたパルチザンの隊長、廉相鎮の弟で、青年団の団長に成り上がった廉相九である。住民同士が左翼と右翼に分かれて憎しみ合い、多くの罪もない人々が殺されて行く中、有力者の息子で、教師としても人望のある金範佑は、こうした状況を収拾しようと奔走するが、そんな彼に容共の嫌疑が…。一方、秘密党員の鄭河燮と巫堂の素花は、深く愛し合うようになり、運命的な絆で結ばれる。

私は筏橋へ行く前に和順(ファスン)に泊まっている。目的は世界遺産和順支石墓群を見るためだったのだが、この小説の中では和順の歴史的事件について触れている。光州から和順に至る長い道路がある。私はバスで通った。そこで和順の炭鉱労働者と、米軍とが1946年対峙し、労働者の投石に対して米軍は戦車砲と小銃でもって弾圧したのである。私は知らなかった。

物事を水に流す日本人と違い、韓国人は白黒をハッキリさせなくては気がすまない性質がある。一方で、ハッキリ出来ないというのが世の大勢だから、それは永く「恨(ハン)」と成って残り、現在に至る韓国人の国民気質となるだろう。思うに、その「恨」が解けぬままに残っている最大のものは、倭奴(ウェナム)の日本であり、次が米軍の米国なのだろう、と私は次第に分かって来た。

956警察.JPG
写真は、たまたま和順郡庁で出逢ったものです。そこで行なわれていたテロ対策訓練で実際の「銃」を持って構える若い警察隊です。





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最終更新日  2013年01月21日 22時15分51秒
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