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2011年04月02日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
地震から3週間。

今日、幼稚園の卒園式がありました。
地震後、ずっと自宅にいたお友達も、避難先から戻ってきたお友達も、参加できなかったお友達もいました。


1週間前、実家から自宅に戻りました。
仕事をいつまでも休んでいるわけにはいかなかったこと、娘の小学校をどこに入学させるかきちんと家族で相談すること、幼稚園の卒園式には参加すること、自宅を片付けること・・・やることが沢山ありました。


2週間、仕事を休んでいたにもかかわらず(断水で手術ができなかったので実際は休んでいることを知らない人もいたようですが)、みんな、

おかえりー!!

っていう感じで迎えてくれて、正直ほっとしました。

でも、問題は、山積み。




ことを、1週間で決めなければなりませんでした。
早く決めないと、実家の小学校にも、郡山の小学校にも迷惑をかけることになるし、もちろん、勤務先にも多大な迷惑をかけることになる。。。


住む家もある、周りは次々と復興が進み、ライフラインも復旧して、ガソリンも普通に並ばずに入れることができるようになった、コンビニにもヨーグルトや牛乳、おにぎり等が入荷するようになった。小学校の卒業式や入学式の日取りも、決まりつつある。灯油不足で休んでいたスイミングも、ピアノ教室も始まった。

所々に、壊れそうなビルや家はあって、大きな地震が起きた名残はあるものの、確実に、元の生活に戻りつつあった。


原発事故だけを除いて。。。。



放射能の値は、原発から60キロ離れているこの町でも、依然として、平常値は超えている。でも、徐々に下がりつつあって、おそらく、半減期の問題で、あと1ヶ月もすれば、平常値に近くなるのかもしれない。

計算によると、屋外に300時間いると、胃のレントゲンを1回受けたのと同じ・・・らしい。

300時間というと、約12日???

それが、いったいどういう意味なのか。


そりゃ、直ちに健康に害はないだろう。「直ち」には。
でも、その生活が、この先、どのくらい続くかわからない。



でも、みんな、普通に働いていた。
妊婦さんも、直後は、出勤を免除されていたが、有給が終わると欠勤扱いになるということで、皆、出勤していた。

小さい子供がいる人も。


私は、しばらくは、実家にいたいと思った。
安全な場所で、子供を小学校に通わせたかった。



子供がいる人が、みんな辞めてしまったら、病院は動かなくなってしまう。

話を聞くと、
親戚みんな福島だから、逃げる場所もない
生活がある、働かなければ、生活していけない
家を買ってしまったので、辞めるわけにはいかない

みんな、気にならないわけではないけれど、仕方ない。
ここで、生きていくしかない。

そして、さらに、慣れてしまった・・・という。


本当にどうしようか、なかなか決心がつかなかった。


一方で、夫や夫の両親は

仕事どころの騒ぎではない。
子どもたちのことを第一に考えて欲しい。

って、言って譲らなかった。



私が今辞めると言ったら、多分、戻ってくる職場はないと思った。
大事な時に、仕事を辞める人間を雇う会社はない。

今、辞めることは、多分、この先、郡山では仕事ができないと考えていた。


結局、やめたいという意向を上司に伝えました。

直属の上司は

放射線の値は、心配するレベルではない。
何も、それを理由に、実家に行く必要はない。
子供も、転校になって気の毒だ。
家族も、離れ離れになってしまう。


等々、おそらく、連鎖反応で、みんなが辞めてしまうのがいやだという気持ちと、人手不足に拍車がかかることへの懸念だったと思う。

でも、それは重々承知していた。

身勝手なことを言っているのは、私だから。

最終的には、

決めるのは、自分だから、自分でそうしたいと思うのならそうすればいい。

と言われ、退職を決めました。


院長や理事長に伝えると、返ってきた返事は。。。

休職にしなさい。
落ち着いたら、是非、戻ってきてください。
それまでの間、僕たちががんばっています。


と、言われた。

子供のことを考えるのは、自然なこと。
何かがあったとき、そこにとどまるか、山を1つ逃げるか、山を2つ逃げるかは、個人が決めることだから、思ったようにしたらいいんだよ。
2-3ヶ月で落ち着くでしょう。そしたら、戻ってきてね。産休みたいなもんだ。


と、周囲からも、申し訳ないくらいありがたい言葉を頂き、送別会まで開いてもらい、昨日付けで休職に入りました。

いつか、手相の占い師に言われたことがあった。

あなたは、とにかく、環境に恵まれている人です。

って。本当に、そうだと思った。


来週の水曜日は入学式。

実家とはいっても、子供は学校の場所も、通学路も知らない。
まだまだ、忙しい日々は続きます。






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最終更新日  2011年04月02日 17時02分28秒
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