モラルを忘れていませんか。自戒も込めて

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2008.12.04
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(10月20日のブログに反貧困大集会のリポートを書きました)


内田樹先生の11月30日のブログにお金についての記述がある。

その部分を抜粋し、自分の感想を記録しておきたい。

内田先生『今、ほとんどの若者にとって「生き延びることができない」状況というのは「金がない」状況のことである。
金がないから絶望し、金がないから盗み、金がないから人を殺し、金がないから自殺する。
そういう考え方が「あり」だと思っている人たちは「骨の髄まで合理主義者」なのである。
というのは、貨幣というのは「より合理的に生きる」ために発明された制度だからである。
「大量の貨幣」は「より合理的に生きられる」ことを保証しはするが、「何が何でも生きられる」ことは保証しない。
それは「タイタニック号沈没のとき」とか「ゴジラ来襲のとき」を想像すれば子供にもわかる。』


語っている。この視点がとても大切だと思う。

そういう風に思っている人は、「骨の髄まで合理主義者」なのだと言われている。

今の大部分の人というのは、合理主義の土台の上で思考しているということだろうか。

そしてとても重大なことを言われているが、「貨幣というのは「より合理的に生きる」ために発明された制度」だというところである。

貨幣は、「より度合理的に生きるために発明された」

というのである。

だとすると、貨幣とは、『生きるために』発明されたものなのだから、

お金が無いということで、自殺したり他殺したりするということは、とても不完全な
発明になってしまっているということである。人類の最初が意図したことではない方向に
お金がなってしまっているということなのだ。

内田先生の言われたことは重大である。お金は生きるための、生きるための、生きるための


タイタニックやゴジラの例をされているが、国内の農業衰退による、食料危機への予測などは
現実的にありえそうなところを徘徊しているのではないかと思う。

私も「骨の髄まで合理主義」という土台の中で考えてしまうタイプになっているのだと思う。
そうでないと、こんなに、今のセーフティーネットの不完全性に危機感を持たないと思う。

しかし、内田先生のヒント満載のこの文章をさらにもう一歩踏み込むことが私には


もっとなにかヒントを含んでいる文章かも知れない。

ノーベル賞級の頭脳を持つ人も、セーフティーネットが不完全なところを解決できていない。
ホームレスや経済苦による自殺者の存在がそれを証明している。

なんとかならないのはどうしてなのか。

救済者と被救済者の間が断絶されてしまう例が皆無とならない。

その断絶は幾つの種類があるのだろう。その原因とは。

誰も一人で生きられる人などはいるはずがなく、誰かとの関係のおかげで
生きられているのは、どんなお金持ちであってもそうなのだから、
お金という視点から考えたら、どうしても、お金を余分に持てる立場と
なった人が、今以上に、お金を持てない状態になっている人のことを
とことん考えて再配分の実行に移さないと、お金を持っているという始まり
じたいから矛盾を抱え込んでしまうのではないのだろうか。

そのためには、お金に左右されないための、最低限度の生活維持のための
セーフティーネットの基盤があることと、足るを知っていることが必要と
なるのではないだろうか。

ベーシック・インカムのある社会のほうが、今の社会よりもお金という発明を
補完するものとして、どうしても進んでいるように思えてならない。

相当の多数の人が愛を語り、ビートルズは、愛こそが全てだとさえ語ったが、
ホームレスや経済苦の人を全て救うことができずにいる。

愛を超えるものは何か。愛という抽象的な事よりも、ベーシック・インカムのほうが人を救えるだろうか。それとも愛が欠けているから残ってしまう苦しみなのか。

最低限度のセーフティネットについて、もっと研究や実行の進む状態が現れて欲しい。
















































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Last updated  2008.12.04 19:30:37


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