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抜栓時コルク表面にカビが発生していたので心配でしたが、中までは入っておらず一安心。コルクが柔らかく、抜くのにてこずりました。こんなに古いワインを飲むのは初めてだったので、全ての動作に緊張しました。デキャンタージュして時間をおきたかったので、一本目のワインを飲む前にデキャンタージュしました。そしてディナーもメインディッシュとなり、期待とドキドキの一口目を飲むと・・・正直このワインは枯れてしまっていました。28年も経っていたので予想はしていましたが、少し期待もしていました。初めての体験だったので上手く表現出来ませんが、ワインに力強さがなく、薄い感じがしました。しばらくするとアプリコットに似た香りがしてきましたが、長くは続かずにその香りも消えてしまいました。ただこのワインは記念と言う事で、ヴィンテージに意味があったわけで、枯れたワインを飲んだのも初めてだったということでいい記念になりました。ただ舌は正直で、まだ満たされていなかったらしく、この後ワインセラーに眠っていたラス・カーズ’97を予定外に開けてしまいました。つづく・・・