くろの旅

くろの旅

2006年02月04日
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背伸びについて書きましたので、

(背伸びの記事をまだ読まれてない方は、
 ぜひ、まずは
目一杯、背伸びしてみませんか? を
 先に読んでみてください)


さて、
「社長になる!」と宣言していたくろは、


「こりゃー引くに引けなくなっちゃったなぁ、
 やべぇよなぁ、どーしよー」
とビビリ入ってました。

「これは、何かを自分に課さないといけないゾ」
という危機感から、
自分で考えて始めたのが、

なんと、
「朝、誰よりも早く会社に行って、
 課の皆の机を雑巾がけすること」
でした。

高い目標を掲げるという

こちらは、
地道な努力をする
いわば、精一杯、地を這う
ような事だと思います。

それにしても雑巾がけなんて、

笑っちゃうでしょ。

と・こ・ろ・が、
これがものすごい効果を発揮したのです。

机の上を構成しているものといえば大抵、
1)書類
2)文房具
3)仕事の参考となる本など
です。
(あと会社支給のパソコンね)

毎日毎日机を拭いているうちに、
仕事ができる人とできない人には、
上記3アイテムに大きな差がある事を発見しました。

できる人の机のアイテムは
常に回転しています。
書類は常に新しいものとさしかわり、
鉛筆は毎日どんどん短くなり、
本も短期間で変わっていきます。

一人、本当に仕事ができる先輩がいました。
その先輩の机は、
その方が座っていなくても、
ブンブンとエンジンが回転していることをにおわせる
オーラがありました。

信じられます?
誰も座っていない、ただの机なのに、
すごい迫力があるんですよ。

今も、机を見たら大体その人の事が
想像できます。
一年間机を拭き続けて得た、
くろの特殊技能です。

(ちなみに、今まで、机を見ただけで
 「参った」と 思わせてくれたのは、
 上記の先輩を含め、2名だけです。)

「仕事をまわしていく」、
「仕事をクリエイティブに進めていく」
ということはどういうことなのかを、
くろは机を拭く事を通じて学びました。

なんらかの想いや、志があれば、
何をしていても、何からでも、
学ぶことはできるのだと思います。

社内では、
「毎日机を拭いている修行僧のような新人がいる」
と話題に上る事もありました。
色々な人がそんなくろに興味を持ち、
声をかけてくれたりしました。
そうした方たちと新しい繋がりも広がりました。


もちろん、机を拭くだけではダメで、
他にも、本来は女性アシスタントがやっていた、
「部署に届いたファックスやテレックスを
 朝一番にそれぞれの担当者に配る」
(昔は電子メールなんて便利なものなかったのです!)
という業務を譲ってもらい、
配りながら全部の書類を読んでいました。

それぞれの人の仕事の進め方を学び、
そのいい所を全部盗ませてもらいました。


雨が降ろうが朝一番出社
雪が降ろうが朝一番出社
深酒しようが朝一番出社

二日酔いの日は
何回もトイレにかけこみ吐きながらも
机拭きと書類配りは
1日も欠かしませんでした。
(くろは吐くときに「オェー」と
 どうしても大きな声が出てしまい、
 先輩方に「うるせぇんだよ!」と
 よく怒られていたものです)

あの1年がなかったら、
くろは今よりもっともっとダメな
堕落した人間になっていた事と思います。

目一杯背伸びをして、
精一杯地を這って、
ようやく、
人は少しずつ成長できるのだと
くろは考えています。


(この記事は、 なおやさんのコメント に触発されて書いたものです。なおやさん、コメントありがとうございました。なおやさんも頑張ってくださいね!)






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最終更新日  2006年02月05日 02時04分15秒
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