くろの旅

くろの旅

2006年03月24日
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世界的な動物カメラマン、

お話を聞く機会がありました。


国際的な自然番組の賞や、エミー賞などを
総なめにしている、
多分世界で最も有名な
自然番組カメラマンの兼プロデューサー夫妻です。


お二人のすごいところは、
あるテーマを決めると、

例えば、サバンナのさまざまな動物が集まってくる
イチジクの木の話では、
アフリカに2年間、家族で移住し、その木のそばで暮らしながら
毎日観察と撮影を続けるのです。
大企業が大人数をかけ、短期間で作品を作る
今のスタイルでは考えられない手法です。



自然をみつめるまなざしの温かさ、
強い信念に支えられた驚異的な根気、
何が大切なのかを直感的に見抜く洞察力、
その言葉の一つ一つに心が震えました。



中でも、印象的だったのが、



というビクトリアの一言でした。


効率主義に走っている自分の仕事ぶりや生き方を
考えさせられました。

早いだけが素晴らしいことではない。

信念を持ち、

時間をかければ、
おのずと成果はついてくる。
しかも他では得られないすばらしい成果が。

お二人が撮影された映像から、
そのことがひしひしと伝わってきました。


また、撮影の裏話もとても面白かったです。
お二人がアフリカの滝を撮影した有名なカットがあります。
それを見た誰もが
「どんな特撮技術を使ったんだ?」
と疑問に思ったカットです。
実は、滝のそばに生えていた木の枝を切って組み、
たまたま持っていたバターを潤滑油に使い、
簡単な仕掛けを現場で作って撮影したそうです。


「やりたい事が明確であれば、方法は必ず見つかる」
「一番大切なのはメッセージであって技術ではない」
お二人が繰り返し言われていたことです。


新しい企画の打ち合わせのために
来日されていたようですが、
今度は一体どんな作品を作ってくれるのか、
本当に楽しみです。





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最終更新日  2006年03月25日 02時07分31秒
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