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少し前にインターネットで伊坂作品を三冊購入した。『ゴールデンスランバー』『モダンタイムス』『週末のフール』である。この順番で読んで行き、いよいよ週末のフールを手にしようとした。可愛い表紙に、触り心地の良い紙質。良いなあと思いつつ、何気なくページを開いてみた。「何これ?」活字ではなく、漫画が描かれている。何がなんだか解らない。どうやらクリックする時によく見なかったようだ。週末のフールと伊坂幸太郎と言うキーワードだけでクリックしたので、それが小説なのか、漫画なのか、解らなかった訳だ。インターネットならではの失敗かも。しかも届いてから直ぐにチェックしなかったからクーリングオフの時期はとうに過ぎているし。さっそく今日、小説の方を購入して来た。ざっと50ページ程読んだが、既に引き込まれている。「失敗作.....」子供に向かってそんな言葉は言っちゃイケない。さて、どんな展開が舞っているのやら。ドキドキしながら読んでいる。
2009.07.27
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モダンタイムス特別版伊坂作品の中でも、『魔王』が好きだった。モダンタイムスを読んで直ぐに続編だと気付く。魔王に見られる正体が分からない物から追われる感覚は、自分のストライクゾーンど真ん中である事を改めて実感したのだった。懐かしかった。あの時子供だった弟が、おじいちゃんとなって既に他界していた。特殊な力を持って、そのエピソードが魔王から見え隠れする。伊坂作品の魅力の一つ、他作品の登場人物がそのまんまで登場する作品リンクがここにも見られた。同時にゴールデンスランバーも読んでいたのだが、自分はこちらのモダンタイムスの方が好みだ。なんと言っても、見えない恐怖、見えない敵、そう言った物に追われる恐怖を小説から感じ取る事が出来る。このドキドキがたまらないのだ。悪は何処に存在するのだ?その正体は全く解らない。もしかしたら、自分もその悪のシステムの一つなのかもしれない。いや~、ストライクゾーンど真ん中だった。面白い作品だった。
2009.07.24
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