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2004.12.18
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カテゴリ: レコメン!
あなたは「秘宝館」というとんでもない所をご存じですか!
全国に点在する、考えられないほど甘く刹那く恐ろしい、そして神々しいほど『せくすぃ~』な世界なのです。
ここでは自分を偽っていられるのは最初のうちだけ。
数分もすると皆すっ裸にさせられます。そしてまた、全てが"すっ裸"でもあります。
イヤらしいほど感情肉体が剥き出しなのです!いや、イヤらしいのです!
しかし神秘なのです!珍品なのです!根幹なのです!
おどろおどろしい前がきになりましたが、決してホラ~でもなく、やはり『せくすぃ~』、いや!『セックス』なのです!!!

三重県伊勢市。
タージ・マハルには遠く及ばぬ外観。

広大なスペースに30台ほどの車両が駐車している。しかしながら人気もなく閑散としていて、ゲームセンターの無機的なメロディーがドァの隙間から漏れ聞こえる。
3人の男女が降車してどこかへ向って行った。
駐車場を取り囲む店々も不況のためか、遥か昔に店じまいをしたようだ。県道37号線に隣接するこの入口の小さな巨大ドライブインは、バブル時代たくさんの観光客たちを飲み込んでは排出したのであろう。
バブルが弾け、その粘膜が建物全体に飛び散り、乾燥して皮膜をつくっているようだった。
レストランの霞んだ窓ガラスの向こうには、テーブルの上にイスが雑多に積まれているのがみえる。

店は全て閉っている。
唯一、そのアラビアン宮殿風の建物のみが営業をしている。その栗のような屋根からまっすぐ下の地面から隆起した花壇に、少女の裸体像、その横に男子の陰部をモチーフにしたであろうサーモンピンクの彫刻があった。
その彫刻が背にする壁の裏側に「秘宝館」への入口へつづく螺旋階段がある。
階段を丸く囲う壁の掲示板には数枚のポスターが貼られていた。
変色したそのポスターの淫らなキャッチコピーが年代を感じさせる。
階段とは逆の方に巨大な水槽がある。中は雄鯨の標本らしいが、保存液が腐っているのか赤錆のような褐色に汚染され何も見えない。

「すゲェー...よな..?」
いったい、だからどうしたらいいのだろう?
オレ達はその階段をゆっくりと上り、未知の領域へと進んだ。

少女と突起





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Last updated  2005.10.30 15:55:06
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