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何年か前、友人たちとの話。 Aさんは当時ある事情で、ご主人と別居していました。 別居生活が何年か続き、妻であるAさんはご主人に「一度も帰って来いと言わないね」と言うと、 ご主人は「君が別居すると決めたことだから、戻ってくるのも君が決めることだ」と言ったそうです。 私はそれを聞いて、「ご主人はAさんを尊重してる」と言いました。 ところがAさんと、一緒にいたBさんの二人はご主人の言葉を「冷たい」と言います。 「夫婦なんだから、それは冷たい」と。 同じなのにこれだけ意味の違いがあると、再確認しました。 ラカンは、人は自分の辞書を持っていて、言葉の意味が皆違うと言います。 言語学のソシュールが言った、シニフィエ/シニフィアン(シニフィアン分のシニフィエ)。 シニフィエ=記号・言語、シニフィアン=意味、これをソシュールは〇で囲み、広辞苑の辞書のように固定した言葉と意味にしましたが、 「記号としての言語・言葉や文章は同じでも、その下の意味は人によって違い、その人なり意味が滑り込む」、とラカンは言います。 個人の持つ辞書が違うので、「全ての人のコミュニケーションは誤解から始まる」とも言います。 正にその通り、別居している妻に「一度も帰って来い」と言わない夫を「冷たい」と意味づける友人たちと、「尊重」と意味づける私。 これだけ意味のつけ方、受け取り方が違います。 どれが何がいい悪いではなく、正解でもなく、他者との違いを認めることが難しい。 人はつい、自分の考えと人も同じだろうと思いがちです。 違う意味や意見、考え方を言われるとびっくりしたり、また、自分の意味が正しいと主張したりします。 相手の意味や考え方を自分に合わさせようとしたり、否定することもあります。 これは自他未分化です。 自分が個として自律・独立していれば、他者と自分は違うことを認識し認めます。 だから、違うこともあれば同じこともある。 決して、他者を自分と同じに合わさせようとはしません。 違いは違いとして、他者を尊重します。 自他未分化の基は、母子関係に遡ります。 人間は自立するまでの依存期間が他の動物とは比較にならないほど長いため、親から巣立ち、分離が難しいです。 自立には、空間的自立、経済的自立、心理的自立の三つがあります。 心理的自立をするには、母、父を一人の女性、男性と見、対等な人間関係を築くこと。 女性なら20歳を過ぎれば母とは、一人の女性同士として付き合うことです。 これができている人は少ないと思います。 いつまでも子供時代が終わらないことが、様々な問題を起こします。 人にとって、本当の意味で大人になるのは難しい課題です。 自他未分化である限り、いつまでも親の手の中で影響を受け続けます。 しかし、親と分離するれば、自分の本来の特性、良さが発揮できます。 ライト.a精神科学研究所 登張豊実 ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。 明日、6月1日発行のメルマガのテーマは『事件分析:(中3男子、84歳女性を殺害)、誰でもよかった』https://www.mag2.com/m/0001106260.html?reg=mm_promo です。興味・関心のあるか方はこちらhttp://www.mag2.com/m/0001106260.html から登録してください。 *我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1では個人セラピー、各種講座があります。 参考文献:大澤秀行 著『病気は心がつくる』論創社 『こころの科学』テキストⅠ~Ⅲ 詳しくは、LAFAERO1ホームページ:https://lafaero1.com/ を参照ください。 *登張豊実 ライト.a精神科学研究所へのセラピー、講座、その他の問い合わせや依頼は下記までください。 メアド:laito.a.msl☆gmail.com ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパム対策) セラピーの他に、『オールOK』子育て法等、個人講座もあります。 メールの件名に「セラピー・講座の問い合わせ、依頼」と入れてください。 ライト.a精神科学研究所 埼玉県鴻巣市遠方の方には電話、ビデオ通話によるセラピー・講座をしています。
2025.05.31
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我が師は、「私はあなたではない、というのが私、私という私は存在しない。正しく言えば、私はあなたではない私という私である」と言われます。 『こころの科学』の講座テキストの中で次のように解説されています。 私と私以外3人の子供がいたとします。 そこにイチゴのショートケーキとアイスクリームがあります。 他の3人の子供たちは「イチゴケーキが食べたい」と言いました。 私はアイスクリームが食べたい。 ここで、自発性・自主性、行動と言葉の自由を持っていないと、自分だけ「アイスクリームが食べたい」とは言えません。 他の子供たちも、「イチゴケーキの方が美味しいよ。何でケーキを食べないの」 「一人だけアイスクリームなんて、美味しくないよ」などと言ってきます。 3:1で言われると、「私は本当にアイスクリームが好きなのかな」、「私の選択が間違ってるのではないか」と思います。 自分に自信がないので、皆の真似をし、皆に合わせて「皆が食べるケーキにする」と言ってしまいます。 ところが行動と言葉の自由を学んでいる子は、自分の言葉にも信頼と自信、確信があります。 私のアイスクリームを食べたい欲求に忠実になれる、この欲求は正しい、私はアイスクリームだと。 人と違うことは欲求の差であり、良い悪いではないことを学びます。 ケーキが好きな子もいれば、私のようにアイスクリームが好きな子もいる。 色んな好きがあることを知り、違いを認められます。 これが「私はあなたではない私」ということです。 人の意見に左右され、影響され、迷い、結果、人の物まねをする。 これでは私は形成されません。 欲求の差異を知る体験の最初は、やはりお母さんとの食事の体験です。 お母さんが食事を作って「美味しいでしょ」と言う。私は不味いと思った。 お母さんが作った食事を「不味い」とは言えない。 言うと、「せっかく作ってくれたのに悪いな」、「もう食べるなと言われるかもしれない」と、様々考えるうちに、自分の欲求、味覚がおかしいのかもしれないと、疑心暗鬼になっていきます。 「美味しいことにしておこう」になって、私の感覚と共に私が消えます。 「不味い」と言えたら、そしてそれをお母さんが認め、「それがあなたの感覚だから大事にしなさい」と尊重され、私は生きられます。 お母さんが、先ほどのケーキとアイスクリームの話のように、「味覚の違いね」と言うと、 私は「お母さんとは違う私」、「私はお母さんではない私」として「私」が確定します。 (LAFAERO1 大澤秀行氏 「こころの科学」講座より筆者まとめ) ライト.a精神科学研究所 登張豊実 ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。 6月1日発行のメルマガのテーマは『事件分析:(中3男子、84歳女性を殺害)、誰でもよかった』です。興味・関心のあるか方はこちら http://www.mag2.com/m/0001106260.html から登録してください。 *我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1では個人セラピー、各種講座があります。 参考文献:大澤秀行 著『病気は心がつくる』論創社 『こころの科学』テキストⅠ~Ⅲ 詳しくは、LAFAERO1ホームページ:https://lafaero1.com/ を参照ください。 *登張豊実 ライト.a精神科学研究所へのセラピー、講座、その他の問い合わせや依頼は下記までください。 メアド:laito.a.msl☆gmail.com ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパム対策) セラピーの他に、『オールOK』子育て法等、個人講座もあります。 メールの件名に「セラピー・講座の問い合わせ、依頼」と入れてください。 ライト.a精神科学研究所 埼玉県鴻巣市遠方の方には電話、ビデオ通話によるセラピー・講座をしています。
2025.05.29
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肛門期に入った1.5歳以降で大事なことは、自立歩行による行動の自由と 自己管理をすることです。 自分の体を自分で管理します。 そうしなければケガをします。 ここで前にこけてケガをしたから、今度は気をつけようと注意を払う。 そうするうちに、こういうところは危ないと予想することもできるようになり、 未然にケガを予防できます。 こうなるために、お母さんは口出しせず、手出しせず、見守ることです。 すろと、自分で自己管理することを子供は学びます。 だからケガをしたり、失敗をしても人(お母さん)のせいにしません。 お母さんが子供に自由を与えず、操作し操られてきた子供は人のせいにします。 「お母さんがこういったから、こうなった」と文句を言います。 言葉を発し指示した方に主体があります。 子供が自ら「こうする」と言ったら、主体は子供にあり、 お母さんが「こうしなさい」と言えば、主体はお母さんにあるということです。 そうしたのは自分ではなく、お母さんが言ったからしたので、自分のせいではありません。 事がうまくいった時はあまり問題にならないのですが、 うまくいかなかったときには、人のせいにします。 例えば、子供が行きたい学校があったとします。 ところが、親は自分の出身校に行って欲しいとか、親が行きたかった学校を勧めます。 もっと酷いケースでは、親の言う学校以外は受験すらさせてもらえなかったという例もあります。 これでは誰のための学校かわかりません。子供のための学校ではないことは確かです。 その学校に進学してうまくいかなければ、当然子供は親のせいにします。 これが自分で選んだ学校なら、自分の責任だとして決して親のせいにはしません。 これから先どうするか、自分で考え決めます。 大人になっても、悪いことが起きれば他人のせいにする人はいます。 他人のせいにして自己責任を負わないことの弊害は、反省しないことです。 反省すれば、どこが間違っていたのか、何が悪かったのか、ではどう改善すればいいかを自分で考えます。 失敗は失敗で終わらず、次のステップの糧になります。 どんなことも自分に必要なことだったとして、甘んじて受け容れ、 それを自分が成長するための“試練”だったと意味づける、我が師は言います。 人のせいにするのは遡ること、1.5歳からの行動と言葉の自由を奪われたことにありました。 生まれて間もない頃からの、正しい対応がいかに大事であるかを知ると知らないでは、大きな差があります。 それを、精神分析は学問として説いてくれました。 是非、多くの人に学んで知って頂きたいと願います。 (LAFAERO1 大澤秀行氏 「こころの科学」講座より一部抜粋) ライト.a精神科学研究所 登張豊実 ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。興味・関心のあるか方はこちらから http://www.mag2.com/m/0001106260.html 登録してください。 *我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1では個人セラピー、各種講座があります。 参考文献:大澤秀行 著『病気は心がつくる』論創社 『こころの科学』テキストⅠ~Ⅲ 詳しくは、LAFAERO1ホームページ:https://lafaero1.com/ を参照ください。 *登張豊実 ライト.a精神科学研究所へのセラピー、講座、その他の問い合わせや依頼は下記までください。 メアド:laito.a.msl☆gmail.com ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパム対策) セラピーの他に、『オールOK』子育て法等、個人講座もあります。 メールの件名に「セラピー・講座の問い合わせ、依頼」と入れてください。 ライト.a精神科学研究所 埼玉県鴻巣市遠方の方には電話、ビデオ通話によるセラピー・講座をしています。
2025.05.27
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子供は自立歩行できるようになると、転んで膝を擦りむき、痛くて泣きます。 その時お母さんは何と子供に言うでしょう。 「痛いね、大丈夫?」と言って、傷の手当をすれば、子供が痛くて泣いたことが自分の中で一致します。 ところが、「痛くない」、「それくらい我慢しなさい」、「大したことはない」などと言われると、 子供は「痛いと感じた自分の知覚は何なんだろう」、と自分の知覚を疑います。 自分の感覚は信用できなくなります。 痛いのに痛くないと言われたら、感覚を麻痺させるしかありません。 すると、暴飲暴食をしたりして自分の体を大事にしなかったり、 内臓の知覚もしないので、病気の自覚症状がなく重症化し手遅れになるかもしれません。 こういう例もあります。 子供が「今日は上着を着ていかない」と言いました。 ところがお母さんは、「寒いのでもう一枚着ていきなさい」と言います。 これでは自分で寒い暑いを感じる必要がありません。 お母さんが寒いと言えば、寒いし、暑いと言えば暑いことになります。 やがてこの子は「今日、僕、寒い?暑い?」と聞くようになります。 「子供の体と知覚をお母さんが持っているのですか?」と聞きたくなります。 子供の感覚・知覚を大事にし尊重しなかった結果です。 またあるクライアントは、「自分で暑い寒いがわからないので、周りの人が着ている服をみて真似る」と言いました。 現象として起こったことと、身体の知覚と、それを言葉や行動・態度で表したことが受け容れられて、自分を信じ、肯定できます。 これは当たり前のことのはずですが、実際、子育ての場面でその通りされているかは非常にあやしいです。 お母さんは子供を自分の延長物のように思い、自分の感覚と同じと見てしまいます。 子供を自分の手足のように思っているので、自分が思ったように子供が動かないと怒り出します。 子供は自分とは違う一人の人格、個性を持った個別の他者と見る見方ができるかどうか。 簡単なようで案外難しいのです。 我が子に限らず、他者は自分と同じと思い込んでいると、感じ方、考え方、意味のつけ方が違うと驚きます。 それは自分が個としてまだ確立せず、他者と分離していない、子供の自我状態だということです。 母と分離し自他の区別をつけ、個を確立していく過程は1.5~4歳の肛門期にすでに始まっています。 成人しても、子供や他者との違いに怒っているようでは、精神は未だに肛門期さえ迎えていないということです。 精神分析の真義は”成長“と我が師は言います。 昨日より今日、今日より明日と成長することを目標にします。 いくつであっても、気がついたところから始めれば成長できます。 ライト.a精神科学研究所 登張豊実 ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。興味・関心のあるか方はこちらから http://www.mag2.com/m/0001106260.html 登録してください。 *我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1 https://lafaero1.com/の個人セラピー、各種講座があります。 参考文献:大澤秀行 著『病気は心がつくる』論創社 詳しくは、ホームページ:https://lafaero1.com/ を参照ください。 *登張豊実 ライト.a精神科学研究所へのセラピー、講座、その他の問い合わせや依頼は下記までください。 メアド:laito.a.msl☆gmail.com ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパム対策) セラピーの他に、『オールOK』子育て法等、個人講座もあります。 メールの件名に「セラピー・講座の問い合わせ、依頼」と入れてください。 ライト.a精神科学研究所 埼玉県鴻巣市遠方の方には電話、ビデオ通話によるセラピー・講座をしています。
2025.05.26
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子供が自分の言葉の信表性と自己肯定感を学ぶために、お母さんは子供の言う通り、「all ok」します。 子供に言われないことはしません。 子供のために良かれと思い、お母さんたちは言ったりしたりしますが、 それはお母さんの考えの基準であって、子供が考えた、して欲しいことではありません。 たまたま一致することはあっても、子供に言われないことを先回りして言ったり、したりするのは 子供が自ら感じることや考えること、子供の自発性・主体性・自律性を奪うことになります。 何がしたいか、何をして欲しいか、どうするか、それら子供が自分で考えて言います。 自分で考える思考力は、当然小学校以降の勉強に役立ちます。 自分で考える賢い子供に育てたければ、お母さんはまず口を閉じ、子供の言うことをよく聴きましょう。 お母さんがあれこれうるさく言うと、子供は考えられません。 親の命令指示が多いほど、当然、子供は自分で考えることなく親に従うようになります。 それでなくても、親に依存して生活するしかない子供は、従うしかないのです。 子供も自分で考えないことを楽と感じるようになり、この時、子供は精神的に死にました。 口を出し手を出し、命令指示し、支配しておいて、後に親は「子供が自分で何もしない」と嘆きます。 そういう子供にしたのは誰でしょう。 嘆いている親自身です。 「all ok」すると子供は自由に発言します。 子供なりに自分で考えます。 自分はどう感じ、何がしたいのかを考え、それは自分と向き合い、自分と対話することです。 人生を楽しむために、「好きなことをしましょう」と言うと、 「自分の好きなこと、したいことがわからない」と大人のクライアントたちが言います。 好きなことも自由も、わずか1.5歳の行動の自由、言語の自由を与えられたことから始めります。 更に、大人になっていくほど社会のルール・掟によって自由ではいられなくなります。 「all ok」を実践したお母さんは「転ばぬ先の杖は要らなかったんですね」と言いました。 その通りです。 ライト.a精神科学研究所 登張豊実 ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。興味・関心のあるか方はこちらから http://www.mag2.com/m/0001106260.html 登録してください。 *我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1 https://lafaero1.com/の個人セラピー、各種講座があります。 参考文献:大澤秀行 著『病気は心がつくる』論創社 詳しくは、ホームページ:https://lafaero1.com/ を参照ください。 *登張豊実 ライト.a精神科学研究所へのセラピー、講座、その他の問い合わせや依頼は下記までください。 メアド:laito.a.msl☆gmail.com ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパム対策) 『オールOK』子育て法等、個人講座もあります。 メールの件名に「セラピー・講座の問い合わせ依頼」と入れてください。 ライト.a精神科学研究所 埼玉県鴻巣市遠方の方には電話、ビデオ通話によるセラピーをしてします。
2025.05.23
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1.5歳肛門期に入った頃から直立歩行と、言葉を喋り始めます。 これは子供にとって大きな変化、成長です。 行動の自由と言葉の自由を得ました。 前回「子供時代に大切な甘えと依存」でも言いましたが、子供の言う通りにする。これを「all ok」と言います。 「all ok」することで行動の自由=自分の行きたいところへ自分の意思と足で行ける。 そして、言葉の自由=何を言っても受け容れられ、子供は自分の言葉の信憑性を学びます。 「ジュース取って」と言って、「お茶にしておきなさい」と言われ、お茶が出てきたら、 ジュースはお茶を意味することになってしまいます。 「取って」と頼み「自分で取りなさい」と言われると、「取って」と頼むことはいけないことになります。 以後、人に頼めなくなる。 生きていればお互い様、助けられたり助けたりするのですが、 人に頼る、お願いすることは悪いことだと学習したので、何でも自分でしなければなりません。 人と協力し合う、“共に”ということが損なわれます。 共生、共感、共鳴ということができない、いえ、わからないので、 人に任せることができず、自分でした方が早い、面倒でないので、人と交流をせず、孤立していく。 それを本人は、他人と関わることは面倒くさい、自分は一人が好きだと思います。 人は人と繋がって、共に喜んだり悲しんだりし、心の交流をして情や思いやりを学んでいきます。 そういう人間らしい交流の基が、最初の対人である養育者(母)との関係にありました。 人間が育ち成長する過程で、母は重要な役割があります。 母親として子供を育てるなかで、子供から学ぶことも多くあります。 残念ながら母親の重要性を私は知らずに子育てをしましたので、マイナスを積み重ねたつけは後に回ってきて、それを埋め取り返すのは大変でした。 それでも、精神分析という理論と治療法があり、出会えたことはとても幸運でした。 今、子供さんの問題の有無に拘わらず、知ってほしい理論です。 また、子供さんのことに限らず、人の悩みの殆どは、夫婦、親子、家族、友人・知人、隣人、職場の人間関係です。 対人関係にを円滑にし、楽しく喜びを持って生きるための理論です。 精神分析という学問として、フロイトやラカンたち先人が残してくれました。 ライト.a精神科学研究所 登張豊実 ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。興味・関心のあるか方はこちらから http://www.mag2.com/m/0001106260.html 登録してください。 *我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1 https://lafaero1.com/の個人セラピー、各種講座があります。 参考文献:大澤秀行 著『病気は心がつくる』論創社 詳しくは、ホームページ:https://lafaero1.com/ を参照ください。 *登張豊実 ライト.a精神科学研究所へのセラピー、講座、その他の問い合わせや依頼は下記までください。 メアド:laito.a.msl☆gmail.com ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパム対策) 『オールOK』子育て法等、個人講座もあります。 メールの件名に「セラピー・講座の問い合わせ依頼」と入れてください。 ライト.a精神科学研究所 埼玉県鴻巣市遠方の方には電話、ビデオ通話によるセラピーをていします。
2025.05.17
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赤ちゃんは、はいはいから自立歩行によって、行動の自由を得ました。 そして、言葉を喋り始めることで、人(母)を操作するようになります。 人を操作するとは、人を道具のように扱うこと。 自分でできることをお母さんに頼みます、「ジューズ取って」と。 この時お母さんは「自分でできるでしょ。自分で取りなさい」と言うのではなく、 ここで子供に言われた通りにします。 これを言うと「そんなことをしたら子供の我がままになってしまう」と言われますが、 子供時代に我がままが言えない、甘えられまいことがむしろ問題です。 自分でできるのにしないで、お母さんを使う、これは依存です。 子供時代は甘えと依存を十分に経験する時代です。 この時に、我慢してわがままを言えないで甘えと依存ができないと、大人になってもずっと尾を引き続きます。 そのことこそ恐ろしいことです。 子供時代に十分甘えと依存を体験して、終わらせておくことです。 子供は満足すれば、そこから卒業していきます。 ずっと一生続くことはありません。 お母さんは甘えと依存・我がままがずっと続くと思い恐れます。 それは今もお母さん自身が甘えたい、我がままを言いたい。 でも慢してきたので、それを子供に投影して見ているからです。 今も甘えたいのに甘えられない、自分が諦めた甘えを子供が要求してくるので腹が立ちます。 いつまでも甘えて依存したいのはお母さん自身です。 お母さん自身が子供時代に十分甘えと依存をしたなら、そこから自分の力を試したくなり、 いつまでも甘えてばかりいないことを知っているので、子供のそれを恐れることはありません。 結局、人は自分を他者(子供)に投影して、自分を語っています。恐れます。 我が師は、「我がまま」には「我が意のまま」の「意」が抜けていると言います。 我が意志のままにさせることが基本であると。 子供は自分の言葉が通じることで、自分の言葉の信憑性を学びます。 これがなければ、言葉が通じないので言っても無駄だと思い、言わなくなります。 親にとってはこれはとても都合がよく、 「あれして」、「これして」と振り回されないので楽です。 この“楽”をしたつけは必ず後に回ってきます。 それは例えば、家庭内暴力、非行、不登校、ひきこもり、精神の病、等々です。 その時は、何故こうなるのか原因がわからず、一般には手の施しようがありません。 後になるほど子供時代にしておくべき甘えと依存・我がままを取り返すために、時間と労力、お金がかかります。 子供の心の成長に合わせて、その都度適切に対応することが、子供にとっても親にとっても仕合せなことです。 適切に対応するために精神発達論などの理論を、フロイトやラカンたちが残してくれました。 是非、知って頂きたいと願います。 ライト.a精神科学研究所 登張豊実 ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。興味・関心のあるか方はこちらから http://www.mag2.com/m/0001106260.html 登録してください。 *我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1 https://lafaero1.com/の個人セラピー、各種講座があります。 参考文献:大澤秀行 著『病気は心がつくる』論創社 詳しくは、ホームページ:https://lafaero1.com/ を参照ください。 *登張豊実 ライト.a精神科学研究所へのセラピー、講座、その他の問い合わせや依頼は下記までください。 メアド:laito.a.msl☆gmail.com ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパム対策) 『オールOK』子育て法等、個人講座もあります。 メールの件名に「セラピー・講座の問い合わせ依頼」と入れてください。 ライト.a精神科学研究所 埼玉県鴻巣市遠方の方には電話、ビデオ通話によるセラピーをていします。
2025.05.16
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人間は身体に何も異常がなく、痛みもないと身体を感じません。 けがをした、熱が出た、胃が痛い、頭痛がすると、その身体部位を実感します。 すると健康な状態では身体の実感していないということです。 だから、生きている実感がない人は自ら痛みを作ります。 その代表はリストカット、若い女性に多く、別名「自己自身感覚の強調」と言います。 苦痛を感じる時が生きている時になるので、自ら苦痛を作り出し、事故、けが、病気、 日常の中で失敗や、倒産などを招きます。 これらは無意識なので、自ら招いているとは気づきません。 ただ何故、自分はいつもついていないのか、不幸なのかと嘆くくらいです。 全てのことには訳があります。 体は知覚の苦痛を通していつも生きていると実感する構造があると、わが師、大澤氏は言います。 どうせなら、楽しいこと、心躍る、ワクワクすることで生きている実感を得たいものです。 それをラカンは「対象a」「享楽」と言いました。 人が楽しみや喜びに向かう生き方をラカンやフロイトたちは理論として残してくれました。 自己認識による自己改革に向かうために、自分の無意識を知ることです。 (我が師:大澤秀行氏、『こころの科学』講座より一部抜粋) ライト.a精神科学研究所 登張豊実 ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。興味・関心のあるか方はこちらから http://www.mag2.com/m/0001106260.html 登録してください。 *我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1 https://lafaero1.com/の個人セラピー、各種講座があります。 参考文献:大澤秀行 著『病気は心がつくる』論創社 詳しくは、ホームページ:https://lafaero1.com/ を参照ください。 *登張豊実 ライト.a精神科学研究所へのセラピー、講座、その他の問い合わせや依頼は下記までください。 メアド:laito.a.msl☆gmail.com ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパム対策) 『オールOK』子育て法等、個人講座もあります。 メールの件名に「セラピー・講座の問い合わせ依頼」と入れてください。 ライト.a精神科学研究所 埼玉県鴻巣市遠方の方には電話、ビデオ通話によるセラピーをします。
2025.05.12
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ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。 メールマガジン175号のテーマは「プラスの言葉を使い幸せに生きる –人生脚本–」です 興味関心のあるか方、メルマガの登録はこちらから http://www.mag2.com/m/0001106260.html 登録してください。 ★・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・★ ライト.a精神科学研究所のメールマガジン 子育て相談室便り 発行番号:175発行日:2024年10月1日 2024年10月メルマガのテーマは「プラスの言葉を使い幸せに生きる –人生脚本–」です ★ ・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・★ 精神分析の中に、『交流分析』という理論があります。 フロイトの自我の三審級(エス、自我、超自我)をもとにした理論です。 人は何らかの人生脚本をもち、それを演ずる役者であるとフレデリック・バールズ氏は言います。 その脚本は大別すると、幸せか、不幸か、どうでもいい脚本です。 当然、幸せな脚本を持ちたいのですか、残念ながらこの脚本は少ないようです。 脚本の多くは子供時代に見聞きしたメッセージから作られます。 親の口癖であったり、何気ない一言であったり、親・家族を見たことから作られます。 例えば、「家族は一つ」。「家業を継ぎなさい」「常に最悪を考える」「人を信じてはいけない」、「人を見たら泥棒と思え」「あなたを生まなければよかった」という最悪のメッセージを受け取ることもあります。 こうして見ていくと、幸せな脚本を持つためには、親や家族が子供にプラスの言葉を常に語ることです。 不用意に人を傷つける言葉、悪感情を、自分でも気がつかずに吐いてしまっているかも知れなので気をつけなければなりません。 ただ、自分でも気がつかない、または止めようとしても止まらないのが無意識なので、ここに精神分析が関与することになります。 お釈迦様は、優しく思いやりのある、愛情の込められた言葉「愛語」を使うことを説きました。 非難したり、欠点などをあげつらうのではなく、また親の考えを押し付けるのでもなく、 その子のいいところを認め褒める。 つまり承認と賞賛によって子供育てるということです。 親の口癖やよく言われたことなどを思い返して、自分にどんな脚本があり、 知らない間にどういう役を演じているかを知ることで、生き方を変えることもできます。 マイナスの脚本なら、自分でプラスに書き換えればいいのです。 子供の頃、親に言われた言葉は自分で吟味することもできず、その言葉通り生きます。 親は自分たちが価値をおくもの、自分が経験したことを常日頃子供に語ります。 その親の語りを、子供は善とし取り入れ、頭の中で録音テープが再生せれるように聞き続けます。 ある男性は、祖父母の代に他人の保証人になるハンコを押したために、家の半分を持っていかれてしまいました。 彼の祖母は、「この家の土地と家族を守れ。絶対に他人の保証人にはなるな」と幼い頃、言いました。 以後、彼は長男ということもあり、家の土地を守り、家族を守るために生きました。 彼の父親は身体が弱くあまり働けなかったので、両親と4人の弟を支えるために、 長男である彼は志願して戦争に行ったそうです。 当時、志願して戦争に行くと倍の給金がもらえたというのです。 後に、彼は妻に「俺は家族のために身売りしたのと同じだ」とこぼしたそうです。 土地への執着があったのか、土地を買い集めました。 「自分を犠牲にして、家、土地、家族を守る」という脚本を生きたために、非常に恩着せがましくなりました。 既に亡くなりましたが、端で見ていてもその人生は幸せとは言えないものでした。 他に、スタンプ集め(トレーディングスタンプ)というものがあります。 お店で買物をした時にスタンプカードを押してもらい、スタンプがいくつか集めると、物やお金と交換できるスタンプ集めのことです。 これと同じように人は、古い型の感情を収集し、後にその人が心理的に価値あると思うものと交換します。 このスタンプの集め方も大別すると、幸せなスタンプと不幸のスタンプです。いろいろな幸せを集める人。 一方、うまくいったことがあっても、失敗したこと、悪いことばかりを取り上げ集めて、愚痴言う不幸ばかりを集める人。 スタンプを集める時、人は幸せと不幸のスタンプを混ぜては集めません。 幸せなスタンプを集める人は幸せなスタンプだけを、不幸なスタンプを集める人は不幸なスタンプだけを集めるということです。 そして多くの人は不幸のスタンプばかりを集めます。 幸せなスタンプが不幸のスタンプを上回れば、幸せになれるのにしないと言います。 マイナスのスタンプを集めて、「やはり自分は不幸だ」と自分の不幸な人生脚本の裏を取るためです。 客観的に見れば、何故わざわざ不幸を選び、その証拠を集めるのかと思いますが、心の構造としてあるのです。 貯えてきた心的トレーディングスタンプは、一杯になると賞品・金品と交換されます。 これを「買い戻しの時」と言い、 不幸のスタンプを集めた人は、多くの恨みを行動に表わして当然と感じ実行します。 例えば、自分を傷つけたり、車を破壊したり、自己破産するなどがあります。 残念ながら引き換える時の究極の賞品は、自殺または殺人だと言います。 実際に、この世界の中で起きていることです。 誰しも、幸せに生きたい。 だから、幸せな人生脚本を自分で書く。 自分の無意識に気づいて、プラスの方向を変えることを精神分析は教えてくれます。 ライト.a精神科学研究所 登張豊実 *我が師 大澤秀行、LAFAERO1の各種講座あります。 詳しくは、ホームページ:https://lafaero1.com/ を参照ください。 *登張豊実 ライト.a精神科学研究所へのセラピー、講座、その他の問い合わせや依頼は下記までください。 メアド:laito.a.msl☆gmail.com ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパム対策) メールの件名に「セラピー・講座の問い合わせ依頼」と入れてください。 『オールOK』子育て法の個人講座もあります。 ライト.a精神科学研究所 埼玉県鴻巣市
2025.05.06
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ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。 メールマガジン172号のテーマは「母は自分の自我を消し子供を生かす」です 興味関心のあるか方、メルマガの登録はこちらから登録してください。 http://www.mag2.com/m/0001106260.html ★・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・★ 『ALL OK』子育て法を、ここでも何度も話してきました。 子供の要求には、命に関わる事以外はALLつまり全てOKする。 何故『ALL OK』するのか納得いくように、子育てに悩む親御さんに話します。 『ALL OK』は、更に敏速・的確に応えます。 私も娘たちが小学校に上がる頃から『ALL OK』子育て法を知り、実践していきましたが正直、難しいことでした。 母親である自分自身が『ALL OK』などしてもらっていないのです。 『ALL OK』するお母さんたちは自分との戦いになります。 自分のコンプレックスと戦いながら、四苦八苦します。 しかし、『ALL OK』をすると子供が変わってくることがわかります。 年齢が低ければ低いほど早く変わります。 それは子供が積み重ねたマイナスが少ないためです。 子供の要求に応えるには、お母さんは自分の自我を殺します。 殺すというと抵抗がある方は、一時消すと思ってください。 例えば、自分は掃除をしようとしています。 そこへ子供が一緒に遊んでほしいと言ってきました。 お母さんは掃除をする自我を殺して、子供と遊ぶ自我に瞬時に書き換えなければなりません。 掃除をする自我はお母さんにいくつもある自我のうちの1つです。 しかし、この1つの自我を殺すことが自分自身の死と等しく感じられます。 いくつもの自我が束ねられたものが自己ですから、1つの自我が死んでも自己は死にません。 そういう意味では、自我を分化させておくことです。 そうでないと、1つの自我の死が他の自我に影響してしまいます。 大好きだった人の1つ嫌なところを見てしまったために、その人全部を嫌いになってしまうというように、です。 それはその人の中の1つであって、他を見ればたくさんいいところがあり、嫌いになって遠ざけることはありません。 これを「自我を限局化する」といいます。 この構造がないと他者と長く付き合うことがありません。 子育てでの母と子供の関係は人間関係の基本であり、 ここで最初に人との関係の結び方、付き合い方を学びます。 ということは、母との関係につまずけば、その後の人間関係を結ぶのは難しくなります。 子供言いなりになって、子供に従い「合わせる」。 更に子供の欲望にお母さんが同一化して、一緒に遊んで嬉しそうに楽しんでいる子供に共感し喜びを感じます。 同一化とは、自分の自我を殺して新しい自我に生まれ変わることです。 この同一化をしないと人間は成長しません。 人間の成長とは、古い自分を否定して新たな自分を生みだすことです。 しかし、実際の子育ての場面において自分を殺せない。 それは殺され方を知らない、学んでいないからだと、我が師は言います。 母自身がその母との関係で、自分のしたい家事・掃除を放棄して、子供の自我に合わせ同一化する、 しかもそれを母は喜んでしている。 その体験を子供は見たことがないからです。 子供の欲望に合わせて、一緒に遊んで喜んでいる母を見て、自我を殺すことはなんて素晴らしいことだと子供は学びます。 当然、その子供が母になった時は、子供の要求に喜んで自分の掃除したい自我は殺せるわけです。 母にこの体験がないのに、『ALL OK』するために自我を殺すことは確かに大変なことで、誰もができることではないでしょう。 それでも、子供のためにと『ALL OK』するお母さんたちがいます。 母が自我を殺して子供に従い、それを見て子供もまた母に従う。 それは子供が自我を殺した母を摂り入れる=模倣すること、これがラカンのいう鏡像関係です。 自我を殺して新しい自我を作る体験がないと、他者との交流ができずに孤立していきます。 自分の成長もないので変化を好まない。 そして頑固になって人の言うことは聞かない人間像が見えてきます。 母が子供の手本となることが大事だとわかります。 他者のいいところを見つけることを心がけて、自分にないものを摂り入れる。 自分が是として持っていたものと、他者のそれを入れ替える時には、自分のものを捨てる。 この時にも、自我を殺すことが役に立ちます。 今までなかった新しい自我を自分の中に摂り入れ、自分が変化し成長し続けていく、 そういう生き方を精神分析は教えてくれます。 ライト.a精神科学研究所 登張豊実 *我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1 https://lafaero1.com/の個人セラピー、各種講 座があります。 参考文献:大澤秀行 著『病気は心がつくる』論創社 詳しくは、ホームページ:https://lafaero1.com/ を参照ください。 *登張豊実 ライト.a精神科学研究所へのセラピー、講座、その他の問い合わせや依頼は下記までください。 『オールOK』子育て法の個人講座もあります。 メールの件名に「セラピー・講座の問い合わせ依頼」と入れてください。 ライト.a精神科学研究所 埼玉県鴻巣市 メアド:laito.a.msl☆gmail.com ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパム対策)
2025.05.04
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