Led Zeppelin/Deep Purpleは、もう当然のごとくはまりまくっていた。 Led Zeppelinの「4」や事実上のラストアルバム「In through the out door」は特に好んで聴いていた。今でもたまに聴くほどである。 Deep Purpleも2期にはまったものの、1980年代に再結成された再2期はなんとなく好きにはなれなくなっていたので、Deep Purpleは「Live in Japan」のころが一番いいのではないかと個人的には思っている。ギタリストのRitchie Blackmoreももう60歳になった。いやー還暦ですよ、リッチー。日本なら赤いチャンチャコものですよ。定年退職のおじさんと同じ年ですよ。ホント年取ったなぁ。 Ritchieが脱退して作ったRainbowも好きなグループだった。特にアルバム「Rainbow Rising」は秀逸だと思う。さらに、「Bent out of shape」に至ってはハード・ロックの至宝といってもいいかもしれない。 White SnakeもDeep Purple組みで作られたバンドだが、こちらの方は迫力が今ひとつだったので、1枚しか買ったことがない(しかもかなり以前に紛失してしまった)。
ハード・ロックからしばらくしてプログレッシブの方に興味が移行していき、ある時期、King Crimsonをよく聴くようになっていった。私が思うに、King Crimsonは初期がいい。ただ、歌詞が暗い、異常と思えるほどに暗い。まあ、それがプログレだといってしまえばそうだが。1作目「In the Court of the Crimson King」に収められている「Epitaph」は歴史に残る名曲だと思う。今でもたまに聴くのもこのアルバムだ。また、ライブアルバムである「Earth Bound」をはじめて聴いたときは、音質劣悪なのだが、気が狂うのではないかという思いと、頭がギリギリひねられていく感じがしたことを今でも覚えている。ただ、このCrimsonもアルバム「Lark's tongues in aspic」を買って以降は、急速に興味を失っていった。フィリップが再活動して最初に出したものが「ちょっと違うんじゃない?」的に思えたためだ。 それから程なくして、Jazzに傾倒していき、今に至るのだが、今日のようにたまに聴くロックもいいものだ。 久しぶりにClaptonを見ながらそんな感慨にふけってしまった。