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夢み、涙し、耐え、祈る。梨園の御曹司、雪雄に仕える光乃の、献身と忍従の日々。雪雄の愛人の出産や、料亭の娘との結婚・離婚にも深くかかわる光乃。一門宗家へ養子に行く雪雄につき従い、戦中の、文字通り九死に一生の苦難をも共に乗り越えた光乃。続く戦後の混乱期、雪雄の子を宿していると気づいた光乃の、重い困惑と不安…。健気に、そして烈しく生きた、或る女の昭和史。
2017.05.27
上野の口入れ屋の周旋だった。行徳の塩焚きの家に生れた光乃は、当代一の誉れ高い歌舞伎役者の大所帯へ奉公にあがった。昭和八年、実科女学校を出たての光乃、十八歳。やがて、世渡り下手の不器用者、病癒えて舞台復帰後間もない当家の長男、雪雄付きとなる。使いに行った歌舞伎座の楽屋で耳にした、幕開けを知らす拍子木の、鋭く冴えた響き。天からの合図を、光乃は聞いた……。
2017.05.26
400年の時を超えて、いまなお伝統芸能の頂点に燦然と輝く歌舞伎。平成の世を迎えて、一気に華やぎを放射するその魅力の正体を、確かな審美眼で独自の美学を紡ぎつづける著者が解き明かす。
2017.05.19
市川團十郎家はなぜ特別なのか? 松本幸四郎家は劇界の毛利三兄弟? 中村勘三郎の死は何を意味するか? 明治から現在まで、歌舞伎界の七家の家と血と藝の継承の歴史を描く。
2017.05.18
伝統を着実に受け継ぎながら、創意工夫に満ちた再創造の道を歩む、尾上菊之助。歌舞伎の現代を担う役者は、日々何を考え、舞台に上がるのか。若き役者の言葉、演目を通して、輝きの根源を描く。
2017.05.17
歌舞伎を見るのに知識は不要。見れば、難解ではなく、かっこよくて美しいと分かるはず! 贔屓の役者やお気に入りの演目を見つけるまでのドキュメンタリー的入門書。
2017.05.16
姫丸花、デコレーション桜のチャーム、お正月飾りの帯留め、ブーケかんざしのセット…。簡単に楽しくつくれる、つまみ細工をレベル別に紹介。つまみ細工のきほんも掲載する。コピーして使う型紙付き。
2017.05.14
芝居好きな家族に囲まれて育った少年時代、映像での「他流試合」で刺激を受けた日々…。十五代目片岡仁左衛門が、小松成美を相手に芸と死生観を語る。語り下ろしインタビューを追加。
2017.05.11
今世紀最後の大襲名、孝夫改め第十五代目片岡仁左衛門の襲名披露興行が行われている。襲名披露の舞台写真や孝夫時代の名舞台を美しいカラー写真で紹介、その魅力を余すところなく収録した感動の写真集。
2017.05.05
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