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9月最後の日。夏休みが1日残っていたので、検査と診察は午後からだったけど、1日休んで、逃げに逃げてた歯医者へGO数年前、歯医者さんの患者さんがリハビリがてら、歯科検診をしてくれて、虫歯発見痛くないし、ずーーーーーっと見ないふりの春夏秋冬。今後治療が進んだり、胃の手術したときに虫歯が痛み出したら大変だし、重い腰をあげて近所の素敵女医さん歯医者へ。2006年ぶりですねと、苦笑いの素敵先生。左上の親知らずに虫歯。下の親知らずは以前抜いたので、相方が居ない上の歯は、歯ブラシも届きにくくパーフェクトな虫歯になってしまってました。選択肢A:4~5回通って治療。B:抜く。それぞれのメリットデメリットを聞いて、即決でBへ。抜いてもらった歯は、表面の穴は小さいものの中が深くて脆く、もう少したっていたら神経まで行くところでした。そんなドラマチックな朝10時。午後から1ヶ月ぶりの本家本元病院でのCT検査4週間飲んできたTS1の効果がわかります。17時からの教授先生の診察。結果:大動脈の隣のリンパは半分くらいに小さくなってた一安心。薬が効いていたことがなによりよかった。先生の手元には手術までのスケジュール表が。そして15日手術私も父も唖然。前回東大病院に紹介状を書いてもらい、東大受診して、その結果を東大の先生は、教授先生に電話しとくねって言ってたけど…、あの反応は確実に連絡してないよね。腹腔鏡検査を東大病院でしたい事を伝え、手術日を20日にとりあえず延期。術前検査、間に合うのか危ういけど、とりあえず延期。あれだけ東大で治療するって決めたはずなのに、リンパが小さくなって、「いまが手術するベストです」とか言われると、ふらふら治療法が迷っていることを見透かされて「理念をしっかり持ってください」と教授先生に言われました。その足で東大病院の先生のところへ。前回話を聞いたときは10月6日が空いていると言ってたから、そのつもりでいたら、まぁそうなんだろうとは思うけど、まぁ準備はされておらず、先生もあわてて予定表をチェック。なんとか入れてもらえそうで、その場で金曜日から入院してくださいと言われました行列ができる湯島の超有名ラーメン屋さんを横目に、向かいのうどん屋さんで両親と私。治療法の選択を話し合い、帰りました。新たに迷いが生じた、前へ進んだ「動」な1日。長かった。
2009.09.30
町田のセカンドオピニオンを聞きに行った時、食事療法とか玄米食べるとか特別なことはしなくていい!!と常々ブログの中でも、会ったときも言う先生でも、海草ときのことヨーグルトは免疫UP良いですよって言っていました。先週末のテレビでも夜きのこダイエットという毎晩200gのきのこを食べてビックリ痩せ特集がありました。テレビでも思ったけどきのこだけで辞典が一冊できちゃうくらいだから、毒キノコも含めて、見たことないのが山ほど世の中にはあるのね。昨日は私が20歳頃から焼肉探検隊とかいう言い訳の元あれこれ食べ歩いていた友人と、ヘルシーきのこ鍋を食しに行って来ました。ベトナム風らしくやたら「精神安定の効果があります」と言われていた薬味が色々入ったスープにきのこがたっぷり20種類!野菜もたっぷり。薬膳っていうけど「辛味」は全く無くて、自分でピーナッツパウダーとねぎとパクチーの薬味と、にんにく、生姜、塩、一味でタレの調節を行えるので、NO塩&一味でタレを作り、もりもり食べました。 味はね、キノコは良かったわ。野菜は多かったなぁ。鍋以外のサイドメニューはまずまずだけど、唯一長いもとキノコのスープは絶品。駅から近いんだけどわき道でわかりにくく、6時半~8時半のゴールデンタイムに、他のお客さんがZEROだったのが、一番気になるところ。めずらしいキノコをたくさん鍋で食べたい人っていうニーズのストライクゾーンはかなり狭い気がするわ。体には良いのは間違いないし、1度はいいかもしれないですが…ね。焼肉探検隊は休部です町田の先生は食べたいものを食べるのがいいって言うけど、ホルモンとかカルビが体によいとはあんまり思えないしなぁ。体が現在欲していないのが、自分でも良くわかる。胃を手術したら、当分身体的に焼肉たべられない気がするから、手術前に、数切れ食べておきたい気もするけど、体が欲したら考えようかな。爆笑問題が色々な大学教授と話すNHK番組が好きなのですが、今日は人口舌の先生との対談でした。ウニと蜜柑に醤油かけたもの、コーンスープと牛乳Withたくあんは科学上味は一緒らしい。だけど実際は大脳皮質が発達してきた過程の中で、味覚より視覚や触覚をより優位に使いやすく進化して、爆笑問題の二人の脳はこれらは全然違うと判断していました。苦味は「毒」であり本能はNOと言うはずらしいのだけど、ビールとかコーヒーとかオトナな人々は好きですよね。脳は色々なものに惑わされるものですが、今日は食事と味について考える一日でした。
2009.09.29
体にいいものシリーズです。母の好きなナチュラリストの1人東城百合子さんのおすすめ療法、びわの葉温灸(もぐさ)。ビワの葉にはアミグダリンという解毒物質が含まれており、体に溜まった毒素を解毒してくれるらしい。お灸とかやったことないし、熱そうだし、え・・・って思ったけど、試してみました。びわの葉を体のつぼに当て、その上から温灸を当てます。熱くなったら場所を移動させていく様子。実際にやってみると、気持ちよくてリラックスできました。窓全開でやらないと、部屋の中がお寺みたいにモクモクしますが・・・。時々試してみようかと思いました。
2009.09.28
日本ではあまり食卓になじみがない、イングリッシュマフィン。先日超熟シリーズのパン特集の時に、食パンは売り上げを順調に伸ばしているのに、超熟イングリッシュマフィンは全然売れないという話を聞きました。確かに、食卓のレギュラーという感じではないかもね。今日は図書館に本を返しに行ったついでに、下北沢まで久しぶりの自転車散歩。10分くらいだから散歩にもならないかな。色々な食事本を読んでいると、白い食べ物、砂糖や白米はあまり良くないとのことで、パンも最近は控えていました。下北沢のチクテカフェのマフィンは、おいしいという噂で、一度食べたかったもの。全粒粉の黒マフィンがあるのを聞いたので、明日の朝ごはん用に買ってみました。こんがり焼いて、バターとハニーか、ハムとチーズで食べると良いですよって。下北沢は相変わらず大混雑。少し町を散策して早々に帰宅しました。もう一つ買いたいものがあったんだけど、また今度にします。
2009.09.27
午前中仕事をしたあと、今日は木場の東京都現代美術館へ。昔から大好きだった、ディズニーランドのイッツア スモールワールド。これだけでなく、不思議の国のアリスとかピーターパンとかのコンセプトアートを書いた女性、メアリーブレアの作品を堪能できる、展示会。まだ女性が社会で働くこと自体が難しく、世界恐慌だった時代を乗り越え、妻として母として、アーティストとして生きてきた、人生と作品の数々。ゆっくり見てたら、8時の閉館時間までかかってしまった。色使いがカラフルで、夢の世界がたくさん。子供の世界とか思われるかも知れなけど、みんな子供から大人になっているわけだから、だれしも持っていた、持っている世界なんじゃないかな。本当は、今週末山梨で開かれる勉強会に行く予定でした。病気がわかったときに、先の見通しが立たなかったので、キャンセルさせてもらいました。不思議なもので、行けないとなると行きたくなるのね。たっぷりな土曜日でした
2009.09.26
2年前のお正月、友人とニュージーランドに行ってきました。「世界一美しい散歩道」といわれているミルフォードトラック。4泊5日かけて山を歩き滝を見たり花を見たりの散歩道。毎日早起きして15~20キロは歩いたね。のんびり10日くらい羊と自然に囲まれるいい旅でした。ニュージーにはマオリ族という先住民がいます。マヌカという木を薬や滋養強壮として、信仰の対象として使ってました。そのマヌカの花の蜂蜜がマヌカハニー私が今飲んでいる抗がん剤TS1は粘膜に副作用が出やすい薬。口内炎とかおなかがゆるくなるとか。副作用予防に、免疫アップにマヌカを食前に食べると良いって。マヌカには、日焼け止めのSPFみたいに、マヌカパワーを示すUMFっていう数値があります。近所の蜂蜜屋さんで買ったのとかはマヌカをうたってあっても、UMF数値は未記載。怪しい。なんかマヌカの独特な味が薄い。ん~と思い、UMF20っていう高数値の高級マヌカを購入。今日届いて、一舐め。やっぱり舌がぽかぽかする甘さはあるんだけどスパイスのような味です。ニュージーで買ってきたUMF17のハンドクリームも、香りも強いんだけど、手がぽかぽかするのね。不思議。現地で買うよりとってもお高いんだけど、まぁしょうがない。もっと買ってきておけば良かったなぁ。だれか知り合いがニュージーに行くときは、ご一報ください
2009.09.25
久しぶりの仕事日。朝早めに家を出て、同僚と来週やる実技の練習をしました。テーマは歩行時の手の振りなんだけど、そのときの体の安定性がとっても大切でも、なんか体の調子が違うなぁと…。今日はおへその下あたりが、筋肉痛最近コアマッスルなんて全然使っていない生活なのに。実は前日、たけしの本当は怖い家庭の医学で大腰筋年齢を測る番組をみてて、30秒で何回腹筋ができるか、ちょっとチャレンジ…。回数は年相応だったんだけど、それだけで筋肉痛になるかなぁという結果。夜ご飯は、おなじ番組でやってた健康レシピ。「まごわやさしい」という合言葉豆、ごま、わかめ(海藻)、野菜、魚、しいたけ(きのこ)、いも類のことでそれら全てを1食に取り入れるのがいいらしい。今日は鮭を使ったハンバーグを食べました。なかなかおいしぃ。テレビに洗脳された1日でした
2009.09.24
連休中にやろうと思っていたことがありますどこの病院で治療したいか、考えて来て下さいと言われた時に相談した、ある先生への報告縁があって、私にとっては相談しやすい医師の一人だったので、人脈や人生経験をたっぷりお持ちのその先生に相談し、本家本元病院の教授先生にたどり着き、治療を開始することになりました手術の腕は間違いなく一番だよって職場ですれ違ったりはするけど、今までの経緯をゆっくり話すことはなかったので、メールでこれまでの経緯と、これからは東大病院で治療することをご報告しました。東大病院は本家本元病院とは異色の病院であり、臨床研究はあくまでも、臨床研究であることを忘れないように。不利益と思われることがあれば、何時でも撤退するように。納得いかないことがあれば、いつでも戻ってきてくださいという、暖かい言葉をいただきました決断しても、それでも、いろいろな思いは生まれています。何がベストかわからないけど、今は自分のチョイスに納得しているし、なにか起こったら軌道修正すればいい。色々な人に支えてもらっていることが、今は大きな力になっています正直なところ現在は、TS1の副作用もないし、胃も痛くないし、あんまり病気な気分がしていないのだけど、仕事もできることはしっかりやりたいと思うし、毎日の健康管理を無理なく行おうと思いました。
2009.09.23
高速が混んでいるニュースを見て、朝早く箱根を出発。昨日あまりに美味しいお肉と惣菜に出会った相原精肉店を再度訪問。お肉とかお惣菜を買いこんで帰路へ。スムーズに流れてる東名で無事帰り着きました。箱根の宿は、ペットOK。室内にペット用のスペースがあります。我が家にアンディが来てからもう7年。7歳位からシニアらしく、ご飯もシニア用に。最近は、子供たちがみんな実家から離れて暮らしているので、ここ数年は、一番近くで両親を見ている存在でした。実家に帰るといつでも全身全霊で歓迎してくれ、ずる賢い一面も持ち合わせている、愛嬌たっぷりな男の子です。アンディと一緒にいると、幸せ気分になります。
2009.09.22
箱根にいます。マンションみたいな所へ泊まっているので、実家が箱根に引っ越した風。あまり旅気分ではありません。仙石原へススキを見に行きました。ススキも集まると綺麗でした。曇り空だったのが少し残念。夕方からじっくりカレー作り。梅雨時から南インド料理を習っていたのですが、今まで誰にも披露したことなくて。南インディチキンカレーとターメリックライス。辛さを抑えに抑えたので、ライスWithソースみたいな感じに。私は玄米とカレーご飯。私にとってはとっても絶品でした。今まで週1以上のカレーライフだったんだけど、胃に悪そうな雰囲気だったから、最近はカレー断ちをしていました。胃がんの人でもおいしく食べれるカレー。研究しようかな。カレー風ご飯になっちゃうかな。
2009.09.21
セカンドオピニオンを聞きに行った町田の先生は毎日更新されているブログの中で常々「好きな食事をしていいですよ」って言っています。私が直接聞いたときも、ヨーグルトと海草ときのこは免疫するからこれ位じゃないかなぁって。無理無理“おいしくない”玄米食べたり、高級なサプリを飲んだり、変な食事療法とかしない方がよいって。My母はどちらかというと、食事療法大好き人間。あれこれ毎日私のご飯を一生懸命作ってくれています。無農薬有機野菜とか、玄米とか。無塩醤油という調味料まで買ってきます。超高級茶色い水みたいなものなんだけど…ありがたい気分はたっぷり。あれもだめ、これも食べちゃだめ!と度を越えそうになったときは食事療法に関して、母とは少し温度差がある父が助け舟を出してくれます。どうしてもヘルシーな選択肢がなくて今日ひっさびさに母も同席の元、ラーメンを食べました。おいしかったぁ。明後日まで家族で温泉に来ています。自宅気分でゆっくりします。ブログを見ている友人に、結局のところ、おいしい食事が食べれれば私は幸せなんだねと言われたけど、そうなのかもしれないわ。
2009.09.20
午前中仕事したあと、お銀座でマクロビランチ。玄米ご飯が食べれるところを友達が探してきてくれ、野菜たっぷり☆「女の子ものがたり」見ました。3人で見に行くと1000円なのね。自分の意思では選べない生まれ育った「環境」。その後、大人になっていくときに、自分がどうやって生きていくかは自分が選んでいくものだと思ってたよ。私もそこそこ大人になってきたから学校、仕事、職場、ライフスタイル、自分で選んできました。でも、その選択をした時、それまでの選べない環境で積み重ねてきた経験が染み込んでいる自分の価値観に基づいてるんだね。幸せって何かは言葉にできないなぁ。と思った。日比谷パティオでMERRY Farmingという農業のイベントをちょこっとのぞいてペットボトルキャップで農業できることを知った。キットを運良くいただけて、スプラウトがにょきにょき生えているのを見てこれなら私もできるかなと思った。成功したら報告します2人にインド旅の写真と旅話をシェアしてもらって、波乱万丈旅話を堪能しました。すてきパンジャミドレスをお土産にもらいましたカラフルで花柄で、着るのがとっても楽しみです。明日からしばらくバケーション。はたまた実家へ帰ります。
2009.09.19
今日は朝から早起きして、東大病院へ。予約外で行ったから、たっぷり待つ様子。携帯呼び出し機を持たされ、それが鳴るまでは敷地内を自由にどうぞって。そのシステムは素敵でした。父と外のベンチでちょっと早めの昼ごはん食べてゆっくりしてからの診察。CTを見てもらい話を聞きました。科学的に100%はないこと、この治療法でも3人に2人くらいしか効果がないこと、効果があってもその後の再発とかリスクは依然高いし道のりは険しいこと。スキルスタイプのがん治療は、抗がん剤をまず行い、手術は治療を補うものと考えて、・腹膜播種がなくなるかほとんどなくなるまで・傍大動脈リンパの転移が小さくなるまで手術はしないこと。うまくいかなくて抗がん剤も効かないときは、手術しても転移して癌が広がってしまうから、ご飯が食べられなくなったときに、食道からバイパス手術をするという延命治療になるということも聞きました。本家本元の先生と東大病院の先生は同期で友人らしい。それでも2つの大学病院でこうも治療法や考え方が違うものかと…。静かな診察室でゆっくり話を聞いて、先生が私を初診で見たらどうするか??ということも聞いて、リスクを聞いて、自分のQOLを考えて、東大病院で治療を受けることを決めました。午後から仕事の予定だったので会計を父に任せて、駅まで急ぎ足。でも、足取りはとっても軽やかで、今まであれこれ悩んでたけどスッキリ!!夕方、職場の消化器内科の先生と素敵看護師さんにも経緯を報告。先週、東大病院の治療についてエビデンスがないよって言われたから、報告する時もどきどきしたけど、二人とも、よかったねと。いつでも味方だからなんでも相談してねと非常に暖かい反応でした。ここ3週間、主治医の話を聞いたり、癌に対する色々な本やネットを見たり、セカンドオピニオン聞きに行ったり、友人に話を聞いてもらったり、とても悩んだ日々でした。“エビデンス”っていう言葉の強さに自分の優柔不断さを感じたけど、やっと向かう先が見えたよ。今日は、職場でいい治療を見学できたり、おいしい夜ご飯を食べれたり、ハッピーな一日でした。
2009.09.18
昨日、本家本元の教授先生に、東大病院の治療が良いなら、何でそれが標準治療にならないの??って聞かれた。私は何も言えなくなってしまったんだよね。それを東大病院のSuteki先生に質問メールちょっと長いけど、省略して載せてみます。東大の治療は標準治療ではないですが、厚生労働省が国内初の高度医療として承認したことが、標準治療より優れている可能性を示唆したものといえましょう。ただ、標準治療より優れているとしても完治を得ることが困難であることには違いないわけで、結果的に悪い結果になったときに周囲の人から「標準治療を受けていればよかったのに」と批判を受けることになります。それでも標準的でない治療を受けるのか、ということを自問自答しなければなりません。我々としては、どちらにするか悩んでいる患者さんを東大の治療に誘導することは敢えてしておりません。なぜなら、ステージ4の人が3年生きられたとすればかなりよい結果だと医者なら誰でも思うのですが、患者さんやご家族は「他の治療にすればよかった」の一言で片付けてしまうからです。3年前に臨床試験を始めたのですが、当初はひっきりなしに患者さんやご家族から問い合わせが来ました。ところが、臨床試験が終わって「平均2年(手術できた人は3年半)は生きられる(標準治療の2倍!)」と公表したとたん問い合わせがなくなりました。医者ならすごいと思う結果ですが、患者さんにとっては「冗談じゃないよ」という感じなんでしょうね。だけど、5年以上生きて再発なしという患者さんも出てきてますので諦める必要はないと思うのです。ですって。私は一番最初はステージ3Aと言われたけど、結果的に今はステージ4です。明日東大病院に予約なしで乗り込んでCTとか見てもらって話を聞いてみます。今日、友人から「実家の近く産おいしい野菜セット」をおすそ分けでいただきました。お芋やゴーヤ、梨。エンドウみたいなひょろ長い野菜。名前なんだったっけなぁ・・・。私は聞いたことなかったんだけど、彼女の地元ではメジャーな野菜みたい。野菜の色もしっかりしてるし、土壌が違うんじゃないかなって彼女は言ってたけど、水も空気も違いそうだなおいしいご飯や野菜、食べると体の細胞が生き生きしてくる気がします
2009.09.17
水曜日、本家本元病院の2回目の診察日。抗がん剤始まって2週目。血液検査で腫瘍マーカーとか見るかと思ったら、白血球や血小板の値のみチェックして、ここ2週間で調子はどぉ?と聞かれて終了。目立った副作用はないし、先週末39度熱出たから、少し白血球などは上がっているかもだけど、治療継続→診察終了の流れだったんだと思う。教授の頭の中では。でもさ、今後の治療の流れについて聞きたかったし、抗がん剤→手術のリスク、その後の治療についてどう考えているか聞きたくて両親と質問してみました。スキルス胃がんは腹膜播種のリスクが高いし、腹膜播種があることで今後の予後にかかわってくるから、できるだけそのリスク管理を行ってから手術したいと私は思う。でも、教授先生は手術でおなかを開けて播種があれば取れるだけとります。取れない分は術後の抗がん剤で治療します。播種があるかないかは手術しておなか開けてから見ます。って。東大病院の治療に関してはエビデンスがあんまりないこと。以前から腹腔にポートを入れるのはあったけど、それで癒着が起きるし治療効果は少ないという意見でした。・・・・。幸い、東大病院でそのプロジェクトをやっている先生と、この教授先生は大学時代からの親友らしい。東大病院のHPから印刷したものを提示して、効果あるって、こう書いてありますって言ったら、じゃぁ話を聞いてきたら??って紹介状を書いてくれました。いやぁ。思ったことを伝えるって難しい。人生2回目に会う、医師っていう仕事の人に患者の立場から物申すのは特に。普段自分は治療者として患者さんを毎日見てるけど、きっと患者さんも言いたいことがいっぱいいっぱいあるのかなって今日思った。必要な話を聞くことは大切だし、聞きやすいような存在になりたいと思いました。
2009.09.16
明日は、2週間飲み続けたTS-1が効いているかの血液検査と、教授先生の診察日。そして、今後の治療法の再確認と、一番ベストな方法の模索です。仕事から帰り際、以前上司には、自分の状態を考えてベストな道を選びたい話はしたのだけど、それをほかの先生にも相談したら、王道な道を行ったほうがいいと思うって言ってたよって言われた。まぁ、そうでしょう。なぜ、梅澤先生や東大病院が非標準的な治療をやるのかというと「標準治療の成績が悪すぎる」からと言ってました。一般的な、腫瘍内科の先生が勧めるTS-1+シスプラチンっていう治療法では、ステージ4の胃癌(腹膜播種とか傍大動脈リンパ節転移)は平均1年しか生きられません。それほど悲惨な成績なのに、標準的でない治療は王道じゃないからやるべきでないって。私の場合、腹膜播種があるかはわからないんだけど、傍大動脈リンパ節に転移があるんだよね。絶対に手術できるようにしますって言った、教授先生の考えをまず聞いて、考えて、両親と一緒に決めたいな。上司に言われたことは予想の範囲内だから大丈夫☆とか応援メールをくれた同僚に言ったし、自分もそう思っていたのだけど、夜、受診に行ったらそのまま入院して手術みたいな不安が残る夢を見ました。でわ、行ってきます。
2009.09.15
友達からの今日の一言。パッチアダムスの映画を私が見たのは、高校生だった気がする。笑うとβ-エンドルフィンがたっぷり出て、自然治癒力も高まるみたい。パーキンソン病の患者さんが、大好きな旅行中は調子がいい話とか、趣味の編み物をしているときは体がよく動くとか、教えてくれました。神経伝達物質が体に、ものすごい威力を持ってるのを実際に見ていると、笑顔で毎日過ごす大切さを、ついふと忘れてしまうから、思い出させてもらいました。ディズニーランドのスプラッシュマウンテンのウサギどんは笑いの国を確か目指してたはず。笑いの国は身近にあるはずだからHappyタイムをすごしたいな。
2009.09.14
昨夜から実家へ。実家は広いし、愛犬もいるし、両親もいるし、いつも以上にだらけてしまう。朝、インドへ行っていた友達が無事帰国したとの連絡。一安心。よかった類は友を呼ぶというけど、私の周りにはあちこち出かけるのが好きだったり、太陽や山や海が好きな人が多いな。旅話を聞くのが楽しみだわ。DVDを見たり、ゆっくりご飯食べたり。今回、自分の状態がわかってから、家族と過ごす時間がとても増えている。親に甘えて生きてきた一方で、もっと自立したいと今まではずっと思っていたのだけど、実際こうなってみると家族って大切だと本当に思った。私は自分の家族は両親と妹弟だけだけど、家族がほしいなと思う気持ちが少しわかった気がした。
2009.09.13
土曜日の朝。ゆったりな朝を過ごし、週末は両親と愛犬アンディと、弟も帰ってくるとのことで、実家へ。と思ったんだけど、昨日の大切な人には伝えたいなということから、まだ伝えてない、3ヶ月くらい会っていない友達に連絡。ちょうど今夜空いてるよって次空いてるのが2週間後って言われたから、これは今夜がその時だなって思って、実家近くで待ち合わせ。エイサー祭りをやってるって聞いたけど、あいにくの雨そして瞬間的豪雨沖縄料理屋さんと、野菜料理屋さんをはしごして、おいしいご飯を食べました今回行けなくなったインド旅に彼女も誘ってみたんだけど、「年功序列で夏休みをとるシステム」に妨害され…断念した経緯があるから、また、いつかリベンジするときは一緒にいこうね。それより四国かな・・・
2009.09.12
この病気がわかるきっかけになった、胃カメラ検査をした後、胃がんですって結果が出る前に、「なんか、調子がいまいちで検査したんだぁ」と何気なく話した友人がいます。そんな話したもんだから、「どうだったのぉ」って。自分も結果を聞いた衝撃が強すぎてしばらくは、うまくごまかしたり、答えるのを逃げていたんだけど、それを相手は私の態度が不誠実だと思った様子。まぁ電話に出ないとか、メール返さなかったらそう思うよねそのことさえ、ストレスに感じ始めている私もまた悪循環で、日曜日、伝えてみました。職場や家族の人でなく、偶然話した人でなく、自分で落ち着いて考えながら伝えた人第一号。とても繊細な人だからどうかなと思っていたけど、私が予想していたよりは安心できる反応でした。聞いてくれてありがとう。私には、伝えていない大切な友達がまだいます。いつか笑い話になればとか思うけど、遅すぎない、いいタイミングで伝えられたらと思う。聞いた人は、自分が病気になるわけではないから、私よりショックが少ないのは間違いないと思うし、そばにいるわけではないから、悪夢にさいなまされることもないと思うけど、それでも、話していいものか、たまに考えます。会いたい人には会っておきたいと今は強く思います
2009.09.11
厚生労働省が認可している、胃がんの人が使える抗がん剤って、数種類しかありません。3つか4つだった気がします。それ以外は基本的には保険が使えません。今の私ができることとして、乳がんの人に使える、ハーセプチンという抗がん剤が私の胃がんの細胞に反応するかどうか、調べる方法があり、そのための元細胞をもらえないかと、と私を最初に見てくれた医師に相談しました。まぁ、ある程度予想はできたけど、結果は、「本家本元の先生に相談してみたら??」という返事。その教授がOKと言ったら、準備するし、NOと言っても、私がそれでもと言うなら、準備するし…って。私は今すぐ準備して欲しい!!!!!!そして、東大病院の腹膜播種に対する治療法についても相談してみました。もちろん、胃がんガイドラインという王道なものにその治療法はのってはいません。でも、そのガイドラインで出ている私の状態のこれからの生存率データはかなり悲しいものです。それなのに、その悲しいデータに対しては、「あなたが生まれてきたことがまず奇跡なんだから信じてみたら」とか、「治らないなんてどうして思うの?」といい、その悲しすぎるデータの治療は「教科書に載っている一番基本のきだから」「その東大の治療法はガイドラインではないでしょ」と。東大病院の治療法の方が、まだベターな結果を残しています。5%の確立であたりが出る政府公認さいころと、20%の確立であたりが出るまだオフィシャルではないさいころ。どちらを振りたいですか???考え方は様々ですが、私は1%でも多い確立を選びたいと思うんだけどな。来週、本家本元主治医に話して見ます。その主治医も元は東大出身だから、いきなり否定はしないと信じてます。人になにかを伝えるって難しいですね。今日も思いました。
2009.09.10
東西線が運転見合わせ…。朝のニュースのテロップと同時に、すんごい早起きな同僚からもメール連絡東西線が動かないと、それしか行く手段がない私は、職場にたどり着けません。ちょい遠回りして、萱場町まで行ってみるも、今日はさっぱり動く気配なし。いつも、ちょっと止まるときは待っていると動き始めるんだけど…。茅場町から別の同僚と歩き始めました。道路はタクシーでいっぱい。バス乗り場は長蛇の列。オフィス街は人でいっぱい。30分ほどあるいてもやっと木場。やさしい上司が途中まで車で迎えに来てくれて、無事職場に到着しました。東西線、頼みますよ。そんなわけで、今日はとーーーっても疲れたので、眠い眠い。歩くのはやっぱり都会より大自然の中がいいなぁ。
2009.09.09
多分、がんですねって言われて、昨日までの食生活からなんにも変えない人ってほとんどいないと思う私は偏食してたわけではないけど、くいしんぼうでした。焼肉も大好きだったし、おいしいご飯は特に大好き。朝昼夜規則正しく食べてたこともないし。今日、友人からゲルソン療法の本を借りました。かなり厳しい。野菜ジュースをたっぷり飲むとか、無塩無動物性たんぱく質とか。がんを、その部位の病気たとえば私の場合、胃がんだから胃の病気として考えるのではなく、全身の循環不全・代謝障害とかビタミン不足とかから起こるという考えの下、ゲルソンさんが考えたみたい。も少し読んでみるけど、取り入れられるところはやってみようかな。私の友人のだんなさんが長野で農家をやってます。友人は現在亀有でおいしいパンカフェ屋さんを母娘でやってます。ひょうたんカフェっていうもちもちパン屋さん農家のだんなさんへあるツテを使って、玄米を送ってもらえないか、頼んでもらいました素敵な手紙と一緒にお味噌と玄米が先週到着。無農薬で作っているみたい。玄米は丸ごと食べるから、どうやって作られたかがとても大切です。私の熊本のおじいちゃん・おばあちゃんも現在は引退したけど、農家でした。イチゴを主に作っていたんだけど、お米も野菜も沢山送ってくれてて、本当においしかったふたりの手はとってもごつごつしていて、その苦労や愛情は計り知れません。そんな思いを、この玄米からも感じました。おいしいよ。とっても。今日はおかゆにして食べてます。おいしいごはんは、幸せのモト
2009.09.08
体調復活!朝も平熱。TS1も飲みはじめました。今日は、自分の状態・方針についてセカンドオピニオンを聞きに、町田の先生に会いに行ってきました。その先生の、がん治療に対しての考え方は本当に共感できることが多く、どうしたら根治できるかということを、知恵を借りに行ってきました。自分の心が決まりました。可能性はあります。でも、時間がたっぷりあるわけではないです。手術はワンチャンス。そのチャンスをちゃんと逃さないようにねって、最後に言われて今日行ってよかったと思った。明日からどうしたら思い通りにできるか、作戦を練らないとと思います。思ったよりというと失礼かもしれないけど、優しい印象の先生でした。私は理学療法士というリハビリ場面で働くセラピストという立場だけど、治療者という立場で、患者さんと毎日接しています。リハビリの世界も、いろいろなやり方、考え方、治療法があって、同じ疾患の患者さんに対しても、病院によって本当に様々なやり方を行っている。それを知って来る人、知らずに来る人。知らないままな人。絶対に選んだほうがいいと、自信を持って言える。それくらい、違うと私は思う。その先生も、いろいろな人を見てきた人だから、出だしは重い印象かなって思ったけど、話していくうちに温かみがある人なんだと感じた。仕事だからって、なかなか医療の世界だけじゃないかも抱けど、割り切れないところがあるんじゃないかと思う。そうできる人もいるかもしれないけど、私は自分の担当した患者さんや、知っている方が、悲しいことがあった時は悲しくなるし、その気持ちが仕事が終わったとたんオフにはならない。そういう仕事だと思っている。だから、長年、医師として生きていくときは、幸せなニュースと、そうでないニュースと沢山向き合うことになるから、私は幸せなニュースを届ける人になりたいな。手術して、目で見える範囲のがん細胞を全部取れたときに、会いに行きたいと思った。自分の話べたに至らなさを今日も感じたけど、また前向かって行きます。
2009.09.07
金曜日、幼馴染が家に来てくれたんだけど、夜ご飯食べて、私は先に就寝。からだがだるくて重い。夜中2時、熱すぎて体温を測ったら39℃。びっくりしすぎて叫びそうになった。頭の中で考える。どうしよう。でも、今すぐ病院いくのは体がつらい。解熱剤飲んでいいのかもわからない。とりあえず、頭・首を冷やして寝ました。朝、38℃。症状著変なし。だるい・熱い。病院の先生に電話しても、つながらず、職場の同僚へ電話し、熱が出たときの対処法を聞いてほしいと先生の伝言を依頼しました。そのあと近所の内科医でインフルエンザ検査へ。結果は陰性。一安心。でも、熱が下がらなければ再度きてくださいって。TS-1は週末はお休み。解熱剤を飲んで、熱が下がってから再開しましょうとなりました。朝方は体調も悪いし、不安だし、心配だしな出だしだったけど、今日、同僚が出勤日でよかった。すみません。でも、本当に心も体も楽になりました。夕方には36℃台まで下がってます。このままだといいな。今日はもう寝ます。
2009.09.05
昨日の木曜日はインドへ一緒に行く予定だった友達3人と、今日の金曜日は幼馴染が家に来てくれて母と一緒に、夜ご飯を食べた。インド友達の中で、具体的な病気について話しているのは今は1人なんだけど、インドにいけなくなった話をしたときから、あとの2人の友達も、何かただ事でないことは察している様子。とても、楽しい時間がすごせてうれしかったし、インドから無事帰ってきてほしいと思った。時間がなくて超強行スケジュールを組んだのは、私だから・・・申し訳ないけど、デリーとタージマハールがあるアグラ、ガンジス川のほとりバラナシ駆け巡り旅。いってらっしゃいいつか、笑って話せる日が来たらいいなと思う。金曜日は仕事の疲れもあり、私は先に寝てしまった…。胃の調子がよくない中、以前より野菜中心、ゆっくりたべる、よくかんで食べるという当たり前のことを丁寧にやっている。普通のことだけど、一人で食べるのと、だれかと食べるのでは、やっぱりおいしさも楽しさも違うみたい。笑いは最高のお薬です楽しかった。ありがとね。
2009.09.04
今日は、ついに本家本元の病院の診察日。私が病気を発見された病院のいわゆる「本院」かな。朝から問診を受け、教授と会うまではや…数時間。みんなじーっと待っているのね。大学病院だから、ありとあらゆる科があって、ベイビーからご高齢の方まで待っている。ついにお会いできた、教授先生はとても温厚そうな方だった。今までの経過を説明したあと、私のCTをみて、ずーーーっと考えていた。ながーーーい時間に感じたけど、多分数分もかかっていないんだと思う。先生のご判断もやっぱり、今日から抗がん剤を始めましょうということでした。今はまだ切る時期ではないと。手術しても完全に取りきれないのであれば、そのリスクに対する意味はないってことみたい。TS-1という白カプセルを80mm/日、4週間飲みます。2週飲んでみて、検査と診察。さらに2週飲んでみて、検査と診察。その結果がよかったら、手術へGOみたい。だから、手術が出来ることがわたしにとってベストケースです。これが診断でした。世の中には、胃ガンに対する抗がん剤は主に4種類しか保険診療では認められていないみたい。チョイスがそれしかない今、世界にはもっと色々あるのが事実。さて。月曜日、町田にいる先生に抗がん剤治療について聞きに行きます。自分にとって何がベストかもっとアクティブに動いていかないとなぁ。
2009.09.03
先週、自分がスキルスタイプと診断されたとき相談した友人がいます。その友人は以前、スキルスについてとても勉強されていたという話を聞き、連絡をとってみました。それまで私がパソコンを開いても、何を見ていいかわからない状態から、学術的なこと、治療法、色々な医師や病院での考え方の違い質の高い情報の探し方まで、いろいろな知恵を貸してくれました。【知は力なり】心がハッとした言葉です。その中で、一度相談に行ってみたら?といわれた先生。東大病院のがん相談支援センター長をされていて、スキルスタイプの中でも、腹膜播種に対する腹腔内化学療法について話を伺えるということでした。私も自分の治療の可能性や、腹膜播種、そして治療法について伺いたく予約して、父と行ってきました。一通りのお話を聞いてもらい、腹膜播種の話もうかがったのですが、持参した造影剤CTを見た先生の顔色がだんだん変化。そう、大動脈のリンパに転移があったのです。それは私も知っていました。それを見た先生は、「普通の外科医はこのCTを見たら手術はしない」と。そのあとの、とても現実的な先生の言葉。大動脈のリンパ転移がそんなに大変なことであったとは、私も理解が不十分すぎました。大動脈のリンパは腹腔外の話。腹膜播種も大変なんだろうけど、それどころではないから、多分、直ぐ抗がん剤を投与する方がいいでしょうといわれました。最後に、あまりお役に立てずスミマセンと。いえいえ、大変心に響きましたが、私にとっては目がさめる一日でした。ありがとうございました人生の100のリスト。以前読んだロバートハリスの本です。私100個以上やりたいことあるよ。さて、どうするかな。
2009.09.01
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