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カテゴリ: 飲み 食べどころ
 リュウグウノツカイを食べてしまいました。南方の深海にいる全長8メートルはある細長い美しい魚です。石川県でもたまに海岸に打ち上げられると新聞ダネになる珍しい魚です。果たして吉兆、凶兆。

 今日、土曜日は早く帰れたので、香林坊のおでんよし坊へ。茅場町のSF的巨大おでん屋より、金沢のおでん屋のほうが落ち着くのだ。でも金曜日の6時50分に夜行特急で金沢に戻り8時30分から仕事、土曜日の朝2時30分に帰宅、5時間ほど寝てまた9時から出社だったから疲れるよ。

 よし坊のカウンターにはチューリップに並んで野草が活けられている。よく見ればセンナ(ワサビ)、よし坊が自分で採ってきたものだという。山も春なんだな。

 これまた、よし坊の採ってきたコゴミのあえ物や刺身を食べていると、「今日は変ったものがあります。」と耳打ちされる。「そりゃなんだい?ご禁制の品かい?」と小声で聞き返すと「へえ、リュウグウノツカイです。」

 これもよし坊が海岸で拾ってきたものです。というのは冗談で金沢港の市場に売っていたとか。ニュースにならないということはよく獲れるようになったってことか。まさに天災地変の兆し。これをニュースにしないで何がニュースだ。

 このような珍しいもの、食べないわけにはいかない。ムニエルにしてくれると言う。お洒落だ。

 身は柔らかい。筋肉の繊維があまり無いような。白身である。この身の感じは、北陸地方でよく食べるゼラチン状の分泌物を身にまとった底魚「あるときはミズゴロク、またあるときはゲンゲンボウ、その正体はミズウオ」と似ている。脂がかなりのっている。見た目、ヒラメに似ていたが味は違う。さすが深海魚、脂肪がなくては凍え死ぬものな。塩気もきつい。よし坊が塩をかけすぎたわけでなく、魚自体が海水を身にしみ込ませているらしい。



 リュウグウノツカイの打ち上げられたニュースはその事実で終わる。これが巨大イカなら、100人前の刺身が取れたとか書いてあるのだが。リュウグウノツカイに関して何人前の刺身と書いてあるのは見たことない。食の対象とは見ていられないようだ。

 隣に座った女性のお客さんと一緒に三分の一ほど食べたところで、よし坊からストップがかかる。よし坊自身も食べてみて、あまりの脂のきつさに、なんかあったらまずいからやめようと。私もちょっと前の「探偵ナイトスクープ」で「アブラソコムツ」を食べて脂状の下痢が続いて苦しむというのを見たので、素直に賛同。

堂本剛/2nd LIVE(si:)~FIRST LINE(初回限定盤)堂本剛がリュウグウノツカイを歌う

 リュウギュウノツカイ=人魚説もあるようで。八百比丘尼は人魚の肉を食べて八百歳まで生きた。無念、戸籍さえしっかりしてればギネスだったのに。私もひょっとして八百歳まで生きるかもね。

 乙姫様のところに連れて行ってくれてもいいですよ。お釈迦様のところはご遠慮しますが。



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Last updated  2005.04.17 08:34:34
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