関東より北の太平洋岸に自生している海岸植物だそうですが、暑さ寒さに強く、四国の我が家の庭でも、毎年大きい純白の花が咲きます。
去年は猛暑の中でも、植木鉢のハマギクとルリマツリは庭土に根を下ろし、互いに競うように大きくなって、ハマギクは草丈80cm以上になり、横も1m以上に広がっていました。
ハマギクは手間いらずで、放任で育ちますが、今年はちょっと生育を抑えるため、庭植えしたコエビソウの横にポットのまま置きました。
前日の大雨で、つぼみがふくらみ損ね、花びらが大きくならなかったような気がします。
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右下がバラのフンショウロウ、左がコエビソウ、黄色の花が糸葉春車菊です。
きれいに見える花の下はこんな状態で、ハマギクは枝が木質化して、越冬した茎の先から、春に新しい茎を伸ばします。(緑の茎はコエビソウです)
5~6cmくらいの大きい白い花です
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葉は厚く光沢があり、縁にギザギザの切れ込み(鋸歯)があります。
園芸品種に、フランスギクとハマギクの交配種といわれているシャスターデージーがあります。
ハマギクの植木鉢での育て方
キク科ニッポナンテムム属、耐寒性多年草、日本の固有種
別名:吹上菊
●置き場所:日当たりと水はけのよい所に。
●水やり:鉢土の表面が乾いてからたっぷりと。
●肥料:春と秋に緩効性肥料を置き肥。花期は、液肥を月に2~3回。
●用土:水はけのよい土に。赤玉土7、砂5くらいの混合土に。(ポットの下の庭土は赤玉土です)
●殖やし方:春から夏にかけて、一芽ざしで。
花言葉:逆境に立ち向かう、友愛
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