花の名前 0
ラ行の花 0
全133件 (133件中 1-50件目)
春に、長く伸びてしだれた枝の展開前の葉のわきに、白い小さな五弁花が枝いっぱいに咲き、ギザギザ(鋸歯)のある小さな葉と入れ替わるように散っていきます。2月26日の誕生花は、散った花弁がお米をこぼしたように見える小さな白花、コゴメバナ(小米花)。花の名は、散った花が小米(砕けた米)を撒いたように見えることから名づけられました。別名のユキヤナギ(雪柳)は、柳のように長くしだれた枝いっぱいに、雪のように純白の花が咲くことからつけられています。 花言葉「静かな思い」は、早春にしだれる枝を埋めつくすほど真っ白い花がまばゆく群れ咲いても、しとやかでにぎやかな感じのしないことからつけられたのでしょう。花言葉「気まま」は、よくしなう枝に垂れ下がって咲く白く小さくかわいらしい花の風情からきているのでしょう。 ご近所の庭の細い道沿いにしだれていたユキヤナギは見事で、春風に枝が揺れるたびにこぼれた白い花弁が道をおおっていましたが、今では枝がはみ出ないよう短く刈り込まれています。鉢植えのピンクユキヤナギはつぼみや花弁の裏がピンク色で、早春から葉のわきに数輪ずつ咲き、満開になると真っ白になります。猛暑の夏が続いて水やりが辛くなったので、ピンクユキヤナギにはあまり大きくならないでねと、言い聞かせながら庭植えにしました。バラ科シモツケ属、耐寒性落葉低木、原産地:日本、中国別名:ユキヤナギ(雪柳)、コゴメヤナギ(小米柳)コゴメバナ(小米花)の花言葉:殊勝、愛らしさ、懸命、きまま、静かな思い。コゴメバナ(小米花)の誕生花:1月8日、1月19日、1月21日、2月22日、2月26日、3月11日流通時期:ポット苗を秋~早春に見かけます。苗木部 by 花ひろばオンライン、園芸ネット プラス、千草園芸、産直花だん屋、苗木の専門店 グリーンでGO!、SORA、花と緑の専門店 土っ子倶楽部さんにあります。
2024.02.26
コメント(0)
春に、剣状の葉の間から最初のつぼみのところで急に曲がってすっと伸びた花茎の先に、ラッパ形の赤い6弁花が傾きながら6~12輪ほど連なって咲きます。2月22日の誕生花は、花のつきかたが独特なフリージアの赤い花、フリージア(赤)。花の名(属名)は、19世紀のドイツの医師F. H. T. Freeseにちなんで名づけられました。デンマークの植物学者Christian Friedrich Ecklonが南アフリカで発見し、親友のFreeseの名をつけて紹介したといわれています。別名のアサギスイセン(浅黄水仙)は、明治時代に渡来した淡い黄色の花色とスイセン(水仙)のような雰囲気があることからつけられました。 花言葉「愛想のよさ」は、細くしなやかな花茎の片方の先に並んで咲く明るく愛らしい花の姿からつけられたのでしょう。花言葉「純潔」は、赤色のイメージではありませんが、派手ではなく控えめな赤を乙女が頬を赤らめている様子にたとえたのでしょうか。 フリージアはずっと前に、黄や白、紅、赤紫、藤、オレンジ色などの八重咲きや巨大輪のフリージアを花壇や鉢で育てていましたが、それぞれ香りが違っていました。白は強く甘く香り、黄色は甘酸っぱく、赤は控えめに香っていたように思います。今は庭に植えっぱなしの赤い花がピンクと寄り添うように10年以上同じ場所で同じように花を咲かせています。アヤメ科フリージア属、半耐寒性秋植え球根、原産地:南アフリカ別名:アサギスイセン(浅黄水仙)、コウセツラン(香雪蘭)フリージア(赤)花言葉:純潔、愛想のよさ。フリージア(赤)の誕生花:2月22日フリージアの花言葉:無邪気、清香、慈愛、親愛の情、未来への期待、期待、純粋、純潔、あこがれ。フリージアの誕生花:1月10日、1月18日、2月2日、2月11日、2月13日、2月14日、2月22日、2月27日、2月28日、3月13日、8月20日、12月17日フリージア(白)の花言葉:純潔、あどけなさ。フリージア(白)の誕生花:2月2日、2月13日、3月13日フリージア(黄)の花言葉:無邪気、期待、純潔。フリージア(黄)の誕生花:1月11日、1月18日、2月14日、2月28日フリージア(紫)の花言葉:あこがれ。フリージア(紫)の誕生花:2月12日、2月13日、12月17日流通時期:球根を晩夏~秋に、鉢花を早春に見かけます。パリジェンヌ、ハニーミントさんにあります。 フリージアの花束
2023.02.22
コメント(0)
春から初夏に、白い綿毛の生えた葉をつけた花茎の先に、銀白色の綿毛におおわれた星形の花弁のような苞葉に包まれて、クリーム色の丸い筒状花(頭花)が5~10輪ほど咲きます。2月13日の誕生花は、高山ロマンのアルプスの星、セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草)。花の名は、西洋種のウスユキソウ(薄雪草)で、ウスユキソウは葉や茎、苞葉が白い綿毛におおわれ、薄く雪をかぶったように見えることから名づけられました。セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草)はエーデルワイスの別名で、ドイツ語の edel(高貴な、気高い)と weiß(白)で、白い花の気品のある姿からつけられています。 花言葉「大切な思い出」は、スイスの言い伝えからきています。ある日、地上に舞い降りた美しい天使に恋をした登山家が、どうかその美しい姿を見る苦しみから救ってくださいと祈ると、天使は地上に花を残し天に帰ったと伝えられています。花言葉「勇気」は、高山の岩陰にひっそりと咲く美しい花を見るためには、危険を冒して険しい山を登らなければならないことからつけられたのでしょう。 日本にもホソバヒナウスユキソウ(細葉雛薄雪草)、ミヤマウスユキソウ(深山薄雪草)、ハッポウウスユキソウ(八方薄雪草)など、セイヨウウスユキソウの仲間が自生しています。まだ暖地でも夏が過ごしやすかった頃に連れ帰った、礼文島のお土産屋さんでタネから育てたというレブンウスユキソウ(礼文薄雪草)は、数年春になると花を咲かせました。ゴールデンウイークの高山植物園で、岩手県早池峰山に自生しているハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)と、南千島原産のチシマウスユキソウ(千島薄雪草)が咲き始めていました。キク科レオントポジウム(ウスユキソウ)属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパアルプス、ピレネー山脈別名:セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草)セイヨウウスユキソウの花言葉:大切な思い出、勇気、忍耐。セイヨウウスユキソウの誕生花:2月13日、2月19日、5月1日、8月18日流通時期:タネを秋~春に見かけます。charm 楽天市場店、湯沢園芸 楽天市場店、園芸ネット プラス、花苗と球根の店 Better Gardensさんにあります。
2023.02.13
コメント(0)
初夏に、長楕円形の大きく光沢のある濃緑色の葉の間から伸びた長い花茎の先に、先が6枚の花弁に分かれた白い筒状花が3~6輪ほど、うつむき加減に咲きます。2月5日の誕生花は、乙女の憧れのブライダルフラワー、アマゾンリリー(アマゾン百合)。花の名は英名の直訳で、コロンビアやペルーのアンデス山脈のアマゾン川上流に自生し、花がユリ(リリー)に似ていることから名づけられました。別名のユーチャリスは、ギリシャ語のeu(よい)とcharis(引きつける)で、人目をよく引く白い花の美しさからつけられています。 花言葉「清々しい日々」は、香り高く咲く純白の清らかな花を見る人の気持ちをあらわしたものでしょう。花言葉「純愛」「純心」は、恥らうようにうつむき加減に咲く白い清楚な花の姿につけられています。 高温多湿を好むアマゾンリリーは梅雨になると花を咲かせていますが、植物園の温室では秋につぼみをつけていました。ヒガンバナ科ユーチャリス属、春植えの常緑の非耐寒性球根、原産地:中央~南アメリカ別名:ギボウシスイセン(擬宝珠水仙)、ユーチャリス、アマゾンユリ(アマゾン百合)アマゾンリリーの花言葉:気品、清らかな心、純愛、純な愛情、純心、爽快、清々しい日々。アマゾンリリーの誕生花:2月5日、2月22日、9月19日、9月29日、11月2日、11月10日、11月30日流通時期:球根を春に見かけます。園芸ネット予約店、日本花卉ガーデンセンター annex、e-フラワーさんにあります。 春植え球根
2023.02.05
コメント(0)
早春から初夏に、細かく枝分かれした茎の白い産毛に覆われた線形の葉のわきから伸びた花茎に、中心が黄色い濃青色の五弁花が次々と咲きます。2月16日の誕生花、シルバーリーフと青い花、ダンピエラ。花の名は、属名のDampieraの音読みで、属名は18世紀のイギリスの自然学者William Dampierにちなんで名づけられました。ダンピエラの仲間はオーストラリアの西部の乾燥した地域に自生しています。 花言葉「解放」は、シルバーリーフの茎葉に引き立てられてのびのびと咲く軽やかな青い花の様子からでしょうか。花言葉「節度」は、乾燥してやせた土地でもよく育つことからきています。 ダンシングブルーは品種名で、さわやかな青い花が風に揺れて咲くことから、プルプレアフレアは花弁がヒラヒラと波打ち紫がかっていることからつけられています。線形の葉のダンシングブルーも柔らかな毛に覆われた幅広な葉のプルプレアフレアも、ネームタグの学名はDampiera teresで、種小名teres(円柱形の、円い棒状の)です。鉢植えのダンシングブルーは少し這うような茎に、プルプレアフレアはまっすぐ伸びた茎に花をたくさん咲かせていました。クサトベラ科ダンピエラ属、半耐寒性多年草、原産地:西オーストラリアダンピエラの花言葉:節度、頑固、解放。ダンピエラの誕生花:1月25日、2月16日流通時期:鉢花を早春に見かけます。園芸ネット プラスさんにあります。カンガルーポー ワックスフラワー
2022.02.16
コメント(0)
春に、しなやかな枝の長楕円形の葉のわきに、黄色みを帯びた白い4弁花が6~8輪ずつ集まって咲き、満開のときには枝が細かいリボンを短く束ねたような花に覆われます。2月12日の誕生花は、枝先に集まる緑の葉に白い花が人気の花木、トキワマンサク(常盤万作)。花の名は、常緑を意味するトキワ(常盤)と、花が落葉樹のマンサク(満作)の花に似ていていることから名づけられました。アカバナトキワマンサク(赤花常盤満作、別名ベニバナトキワマンサク)は、葉が緑で花が白いトキワマンサクの変種で、花が赤いことから呼ばれています。 花言葉「不思議な力」はマンサクからきているのでしょう。マンサクの花言葉は、かつて東北地方で花の咲き方から作況を占っていたことと、アメリカ先住民が枝を占い棒に使用していたことなどからつけられています。 数年前に、公園に植えられたトキワマンサクの生垣にちらほらと花が見られるようになり、新枝いっぱいに咲く花を楽しみにしています。アカバナトキワマンサクの葉色は赤紫の銅葉と緑葉があり、花色と葉色は株によって濃淡があります。マンサク科トキワマンサク属、耐寒性常緑小高木、原産地:日本、中国南部,インド東北部別名:シロバナトキワマンサク(白花常盤満作)別名:アカバナトキワマンサク(赤花常盤満作)トキワマンサク(常盤満作)の花言葉:不思議な力、神聖な。トキワマンサク(常盤満作)の誕生花:2月12日ベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作)の花言葉:霊感、不思議な力、おまじない、私から愛したい。ベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作)の誕生花:2月12日流通時期:鉢植えを秋~春に見かけます。苗木部 by 花ひろばオンライン、園芸ネット プラス、苗木の専門店 グリーンでGO!さんにあります。
2022.02.12
コメント(0)
春から初夏に、うちわに似た形の葉(掌状複葉)の間からつぼみをたくさんつけた花穂をすっと高く伸ばしながら、黄色の蝶形花が咲き上がります。2月2日の誕生花は、花が昇りながら咲く長い豪華な黄色い花穂のルピナス、ルピナス(黄)。花の名は、ラテン語のlupus(狼)で、狼のように荒れ地でも生育する強靭さから名づけられました。別名のノボリフジ(昇藤)は、フジ(藤)の花房を上向きにしたような花の姿から、ハウチワマメ(葉団扇豆)は、掌状に裂けた葉の形が団扇に似ていることから呼ばれています。 花言葉「多くの仲間」は、どんどん伸びる花穂の密集した花の色の黄色のカラーイメージから連想してつけられています。古代エジプトの時代から薬用や食用に用いられ、明治初期に肥料用として渡来したキバナルピナス(黄花ルピナス)でしたが、今では黄色い花の園芸品種があります。 寄せ植えのルピナスは長い花穂がきれいに上まで咲いて、少し枯れ始めたときに花穂のつけ根で切り取ると二番花、三番花と次々咲きます。マメ科ハウチワマメ属、耐寒性一年草・二年草、多年草、原産地:南北米、地中海沿岸、南アフリカ別名:ノボリフジ(昇藤)、ハウチワマメ(葉団扇豆)ルピナス(黄)の花言葉:多くの仲間。ルピナス(黄)の誕生花:2月2日、4月30日ルピナス(白)の花言葉:いつも幸せ、母性愛。ルピナス(白)の誕生花:11月2日ルピナス(バラ色)の花言葉:珍奇。ルピナス(バラ色)の誕生花:-ルピナスの花言葉:想像力、あなたは私の心に安らぎを与える、あなたは私の安らぎ、貪欲、欲深い心。ルピナスの誕生花:3月10日、3月17日、5月31日、11月2日、11月4日、11月9日流通時期:花つき苗を冬~早春に見かけます。あなたの街のお花屋さんイングの森、園芸ネット プラス、フラワーネット 日本花キ流通、産直花だん屋、花みどりマーケット 楽天市場店さんにあります。
2022.02.02
コメント(0)
晩夏から秋に、先が尖った楕円形の葉をつけてまっすぐ伸びた花茎の先に、淡紅紫色の小さな唇形花がまばらに咲きます。2月12日の誕生花は、可憐な野の花、キツネノマゴ(狐の孫)。花の名は、花が小さいので孫をあて、花後の花穂をキツネの尾や花の形を顔に見立てという説、ママコナ(飯子菜)に似て品がないの意からのキツネノママコが転訛したという説などがあります。別名のカグラソウ(神楽草)は、花穂の姿形を神楽鈴に見立ててつけられています。 花言葉「可憐美の極致」は、浅く2つに裂けた白い上唇と、先が3つに裂けた下唇の紅紫色の部分に白い斑模様が描かれた淡紅紫色の花の美しさからつけられています。花言葉「この上なくあなたは愛らしくかわいい」は、野辺に咲く小さな花の姿とピンクの花色からきているのでしょう。 キツネノマゴは夏の草花が盛りを過ぎた中で、よく枝分かれして茂った茎先や茎の葉のわきから伸びた花穂に、点々とまばらに咲く小花のピンク色がよく目立っていました。花後にできる細長い実の中には、はじき帯がついたタネが4個入っていて、実は熟すと勢いよくはじけて飛びます。キツネノマゴ科キツネノマゴ属、一年草、原産地:日本、東南アジア別名:カグラソウ(神楽草)キツネノマゴ(狐の孫)の花言葉:可憐美の極致、女性の美しさの極致、この上なくあなたは愛らしくかわいい。キツネノマゴ(狐の孫)の誕生花:2月12日流通時期:―サクラ
2021.02.12
コメント(0)
早春に、雄株は赤い葯から黄色い花粉を出す細長い円柱形の雄花を咲かせ、雌株は長く白い毛の生えた苞が黒い淡緑色の雌花を咲かせます。2月11日の誕生花は、春先の水辺で尾状の花を咲かせるヤナギ(柳)の仲間、イヌコリヤナギ(犬行李柳)。花(木)の名は、イヌ(役に立たないの意)とコリヤナギ(行李柳)で、枝が曲がっていて行李(こうり)を作ることができないことから名づけられました。コリヤナギはコウリヤナギの詰まったもので、枝の皮を剥いで干したものを麻糸で編んで作る箱状の行李に使われるヤナギ(柳)からつけられています。 花言葉「しなやかな心」はコリヤナギと同じ花言葉です。コリヤナギの花言葉は、衣類や身の回り品の収納などに用いられた柳行李を編むことができる枝のしなやかさからきているのでしょう。 イヌコリヤナギの雌株は赤みを帯びた枝の向かい合う(対生)長楕円形の葉のわきに、花弁のない花が花穂に密につけ、晩春に雌花の実は白い綿毛になって風に飛んでいきます。ハクロニシキ(白露錦)はイヌコリヤナギの斑入りの園芸品種で、新芽がピンクから白、白斑と葉色が変化していきます。ヤナギ科ヤナギ属、半耐寒性落葉低木、原産地:日本、朝鮮イヌコリヤナギ(犬行李柳)の花言葉:しなやかな心。イヌコリヤナギ(犬行李柳)の誕生花:2月11日流通時期:ポット苗を秋~早春に見かけます。トオヤマグリーンさんにあります。 ハクロニシキ
2021.02.11
コメント(0)
春から夏に、小さな葉をつけて枝分かれした細い茎先に、花弁の上唇が2つに裂けて左右に伸び、下唇が3つに裂けた白い小さな唇形花が次々とあふれるように咲きます。2月29日の誕生花は、たくさん集まって丸くコンパクトに咲くキュートなロベリアの白い花、ロベリア(白)。花の名は、16世紀のフランドル(現在のオランダ南部、ベルギー西部、フランス北部にかけての地域)の医師で植物学者のMatthias de l'Obel(Lobel)にちなんで名づけられました。ロベリアは南アフリカ原産のLobelia erinusを改良した園芸品種で、花色は澄んだ青や空色から紫色までのさまざまな青花と、赤紫や白、二色咲きなどがあります。 ロベリア(白)の花言葉「奥ゆかしい態度」は、白い小花が葉をおおってこぼれるように咲き広がっても、上品で控えめに見える花の姿をたとえたのでしょう。ロベリアはこんもりとまとまって、鉢や花壇の縁が花で埋めつくされるので、他の花との寄せ植えではなく、ロベリアの青や赤紫などの混色で植えられていることが多いです。 ロベリアは草丈が低くボリュームたっぷりの直立性の品種と、ハンギングやグランドカバーに向く這い性の品種があります。どちらも高温多湿の梅雨に入る前までは、花壇でも鉢植えでもよく咲きます。キキョウ科ロベリア属、半耐寒性多年草(秋まき一年草)、原産地:南アフリカ別名:ルリミゾカクシ(瑠璃溝隠)、ルリチョウソウ(瑠璃蝶草)、ルリチョウチョウ(瑠璃蝶々)ロベリア(白)の花言葉:奥ゆかしい態度。ロベリア(白)の誕生花:2月29日ロベリア(青)の花言葉:謙譲の美徳。ロベリア(青)の誕生花:11月15日ロベリアの花言葉:いつも愛らしい、謙遜、人目につく、悪意。ロベリアの誕生花:4月11日、5月17日、7月5日、10月30日流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。園芸ネット予約店、花苗園芸店なごみ、千草園芸さんにあります。
2020.02.29
コメント(0)
冬から春に、濃い緑の細長く厚い葉の間から伸びた花茎に、緑色をした2枚の花弁(ペタル)と3枚のガク(萼)の中央に特殊な形をした唇弁(リップ)のある花が穂状に咲き続けます。2月28日の誕生花、育てやすい洋ランの冬の鉢花、シンビジウム(シンビジューム)(緑)。花の名は、学名Cymbidiumの音読みで、ギリシャ語のcymbe(舟)とeidos(形)に由来し、唇弁の形が舟底に似ていることから名づけられました。最近のグリーン系のシンビジウムは豪華な大株から小型のテーブルシンビジウム、優雅に花茎を下垂させるおしゃれな花姿のカスケードタイプなど、さまざまにあります。 花言葉「野心」は、落ち着いた淡い色合いのシンビジウムの花の中でも、濃い緑の葉に映える緑色を選んだことからきているのでしょうか。シンビジウム フォルテッシモ‘ピアニスト’(Cymbidium Fortissimo ‘Pianist’)は花弁とガク(萼)が緑で、白と緑のグラデーションの唇弁は先端に淡い紅色に縁どられています。 シンビジウム ピースインザワールドは花弁とガク(萼)が緑で、唇弁は淡い紅色で、先端が濃い紅色をしています。ピースインザワールドは暖地の庭のフラワースタンドで、日に照らされると黄緑色に見え、花言葉「野心」は黄緑色のシンビジウムにもつけられているようです。ラン科シンビジウム属、半耐寒性常緑多年草、原産地:東南アジア、オセアニアシンビジウム(緑)の花言葉:野心。シンビジウム(緑)の誕生花:2月28日シンビジウム(ピンク)の花言葉:熱心さ、高貴な女性、 素朴。シンビジウム(ピンク)の誕生花:12月6日、12月13日シンビジウムの花言葉:飾らない心、気取りのない心、素朴、高貴な美人。シンビジウムの誕生花:1月14日、1月22日、2月28日、11月7日、12月18日流通時期:鉢花を秋~早春に見かけます。【胡蝶蘭】 エレガントフラワー、charm 楽天市場店、渥美洋らんセンタースズキラン園、野中洋蘭園、千草園芸、日比谷花壇さんにあります。
2020.02.28
コメント(0)
晩秋から春まで、白い毛が生えた長楕円形の葉をつけてまっすぐ伸びた太い花茎に、ピンクや白、紫、赤紫などの四弁花が甘く香りながら咲き続けます。2月26日の誕生花は、野生種は一重咲きのストックの花、ストック(一重咲き)。花の名は、英名のstock(茎、幹)で、英名は花の茎が太くまっすぐ伸びて長いことから名づけられました。別名のアラセイトウ(紫羅欄花)は葉や茎に白い毛が生えていて、葉の手触りが毛織物の羅紗(ポルトガル語でラセイタ)に似ていたことから呼ばれた葉ラセイタが転訛したといわれています。同じアブラナ科のエリシマム(チェイランサス)の別名のニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)は、花の形がアラセイトウに似てよい香りがすることからつけられています。 花言葉「逆境に負けない誠」「永遠の美しさ」などは、英語圏ではニオイアラセイトウに、英語圏以外ではアラセイトウに、2つの花に同じ花言葉が混在して紹介されています。花言葉の由来となったスコットランドの伝説が、花ことば(引田茂 著)ではニオイアラセイトウに、花ことばの本(田中四郎 著)ではアラセイトウが取り上げられていました。スコットランドの美しいお姫様は好きでもない相手と婚約させられることになって、恋人と駆け落ちを決心し、吟遊詩人に変装して城の窓の下で待っている恋人に合図に花を一枝投げました。お姫様は縄梯子をつたいおりましたが、誤って石畳の上に落ちてしまい、恋人を失った青年は吟遊詩人になって、花を帽子に刺してヨーロッパをさ迷い歩いたということです。花言葉「不変の愛」はこの青年の気持ちを現したもので、花言葉「逆境を克服する力」は青年がこの花を見つけると帽子につけたことからきているのでしょう。 晩秋の公園の花壇の一重と八重のストックは花茎につぼみと花をつけて、暖地では真冬も枝分かれしながら花茎を伸ばし、春までたくさんの花を咲かせ続けます。アブラナ科マッティオラ属、半耐寒性秋まき一年草、原産地:南ヨーロッパ別名:アラセイトウ(紫羅欄花)ストック(一重咲き)の花言葉:不変の愛、逆境を克服する力。ストック(一重咲き)の誕生花:2月23日、2月26日、3月5日ストックの花言葉:逆境に変わらぬ誠、逆境に負けない誠、永遠の美しさ、愛の絆。ストックの誕生花:1月20日、2月9日、3月2日、5月6日、7月16日、7月24日ストック(八重咲き)の花言葉:永遠に続く愛の絆、永遠の美、豊かな愛。ストック(八重咲き)の誕生花:1月27日、12月31日流通時期:ポット苗を秋~冬に見かけます。ジャスミン
2020.02.26
コメント(0)
早春から初夏に、地下茎から出たくるっと丸まった新芽をつけて伸びていく茎の先が3~5つに分かれて、羽状に切れ込んだ黄緑色の大きな葉(3回羽状複葉)を広げます。2月24日の誕生花は、春を告げる山菜の王様、ワラビ(蕨)。花の名は、新芽の形が童(子供)の拳ように見えることからの童が転訛したという説や、アク出ししたワラビの色が燃やしたワラに似ていることからのワラ火という説などがあります。 花言葉「真面目」は、春になると毎年日当たりのよい丘や低い山などの同じ場所に出てきて、身近で簡単に採れる山菜であることからきているのでしょう。花言葉「不変の愛」は、ワラビが古く万葉集に詠まれた昔から山菜採りで若芽を摘まれて食べられ続けていることをたとえたのでしょうか。 ワラビは冬枯れの庭の陽だまりで何年も冬の終わりごろから芽を出して、夏には涼しげな葉を広げて、晩秋には枯れていきます。ワラビは毎年同じ場所で取り続けると防衛のため苦みを出すそうです。コバノイシカグマ科ワラビ属、夏緑性シダ植物、原産地:日本、北半球別名:ヤマネグサ(山根草)、ワラビナ(蕨菜)ワラビ(蕨)の花言葉:不変の愛、真面目。ワラビ(蕨)の誕生花:2月24日、2月26日、11月23日、12月7日流通時期:ポット苗を春~秋に見かけます。園芸ネット プラス、e-フラワー、トオヤマグリーンさんにあります。 コゴミ
2020.02.24
コメント(0)
晩秋から春に、長楕円形の灰色がかった葉をつけてまっすぐ伸びた太い花茎に、一重や八重の紫色の花が房状に甘く香りながら咲き続けます。2月20日の誕生花は、香りが長くつづき花持ちのよい紫色のストックの花、ストック(紫)。花の名は、英名stock(茎、幹)の音読みで、英名は花の茎が太くまっすぐ伸びて長いことから名づけられました。別名のアラセイトウ(紫羅欄花)は葉や茎に白い毛が生えていて、葉の手触りが毛織物の羅紗(ポルトガル語でラセイタ)に似ていたことから呼ばれた葉ラセイタが転訛したといわれています。 ストックには、花を駆け落ちの合図に使った恋人たちの悲恋の伝説など、結ばれぬ恋人たちのさまざまな話があり、赤、白、ピンク、紫などの花色別に愛の花言葉がつけられています。ストック(紫)の花言葉「おおらかな愛情」は、愛情を表す赤と、寛容さを表す青を混ぜ合わせた紫色のイメージからきているのでしょう。 晩秋に、まだ短い花茎にたくさんのつぼみと花を数輪つけたストックは、暖地では真冬も花茎を伸ばし、春まで枝分かれした花茎にも次々と花を咲かせます。アブラナ科マッティオラ属、半耐寒性秋まき一年草、原産地:南ヨーロッパ別名:アラセイトウ(紫羅欄花)ストック(紫)の花言葉:おおらかな愛情。ストック(紫)の誕生花:2月20日ストック(ピンク)の花言葉:ふくよかな愛情、ふくよかな愛。ストック(ピンク)の誕生花:1月25日、2月8日ストック(白)の花言葉:思いやり、ひそやかな愛、愛の結合。ストック(白)の誕生花:3月2日、3月7日、12月21日ストック(赤)の花言葉:私を信じて。ストック(赤)の誕生花:3月2日ストック(黄)の花言葉:寂しい愛、寂しい恋。ストック(黄)の誕生花:―ストックの花言葉:逆境に変わらぬ誠、逆境に負けない誠、永遠の美しさ、愛の絆。ストックの誕生花:1月20日、2月9日、3月2日、5月6日、7月16日、7月24日ストック(一重咲き)の花言葉:不変の愛、逆境を克服する力。ストック(一重咲き)の誕生花:2月26日、3月5日ストック(八重咲き)の花言葉:永遠に続く愛の絆、永遠の美、豊かな愛。ストック(八重咲き)の誕生花:1月27日、12月31日流通時期:ポット苗を秋~冬に見かけます。ハーデンベルギア
2020.02.20
コメント(0)
早春から、細かく裂けた葉の茂みから長く伸びた花茎の先に、花弁のない一重や八重の青い花が一輪咲きます。2月15日の誕生花は、春先の花壇や庭を鮮やかに飾るアネモネの青い花、アネモネ(青)。花の名は、ギリシャ語のanemos(風)で、花が春風の吹く頃咲くからという説や、ギリシャ神話の西風の神ゼピュロスと恋人の妖精アネモネからという説などがあります。別名のボタンイチゲ(牡丹一華)は、一つの茎にボタン(牡丹)に似た花を一つ咲かせることからつけられています。アネモネは白や赤、ピンクなどの花色によって、それぞれ花言葉があります。 花言葉「あなたを信じて待つ」は、春風を待つ花の姿と、誠実さや強い信頼感を与える青色のイメージからきているのでしょう。花言葉「固い誓い」は、すっと伸びた花茎の先に太陽に向いて咲く花の姿と、固い意志を伝える青色のイメージからでしょうか。 アネモネのポット苗は、暖地の冬の厳しい寒さの中でつぼみをふくらませ、まだ花の少ないときから大輪でよく目立つ花が長期間咲きます。風にひらひらする花弁に見える部分はガク(萼)が大きくなったもので、青い花は青いガクと黒紫色の花芯のコントラストが特にきれいです。キンポウゲ科イチリンソウ属、秋植えの耐寒性小球根、原産地:地中海沿岸別名:ボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)アネモネ(青)の花言葉:あなたを信じて待つ、固い誓い、待望。アネモネ(青)の誕生花:2月15日、4月2日アネモネ(赤)の花言葉:君を愛す、恋の苦しみ。アネモネ(赤)の誕生花:4月4日アネモネ(ピンク)の花言葉:待望、待ち望む。アネモネ(ピンク)の誕生花:3月10日アネモネ(白)の花言葉:純粋無垢、無邪気、真実、真心、期待、希望。アネモネ(白)の誕生花:1月10日、4月2日アネモネの花言葉:はかない恋、薄れゆく希望、明日の希望。アネモネの誕生花:1月10日、1月22日、2月2日、3月10日、3月12日、4月6日流通時期:球根を秋に、ポット苗・鉢花を冬~早春に見かけます。GardenShop LaCotto、園芸ネット プラス、ここなぎさんにあります。
2020.02.15
コメント(0)
初秋に、淡緑色だった稲穂が少しずつ色づいていき、重そうに頭を垂れて田を黄金色に染めると、稲刈りが始まって、コンバインが刈り取りと脱穀して切り離した茎などを干します。2月28日の誕生花は、世界三大穀物のイネ(稲)とムギ(麦)の副産物、ワラ(藁)。ワラは、イネ科のイネやムギなどの茎を乾燥させた物で、稲藁は古くから畳や俵、牛馬の飼料や敷わら、工芸品・生活用具などに利用されています。 花言葉「豊かさ」は、笠や蓑、縄、敷物など用途が多く、近代以前の農村の生活を支えていたことからつけられたのでしょう。花言葉「一致協力」は、田植えから稲を刈り取って干すまでの農作業を共同で行い、氏子たちが神社に奉納する注連縄をなったりすることからきているのでしょう。 かつては近所の稲刈りが終わった田に、刈り取ったイネを束ねて干している稲木や、脱穀したあとのワラ束を円筒形に積み上げた藁塚がありました。今は近所の田畑は宅地化されて家やマンションが建ち、わずかに残った田にはワラ束もほとんど見られませんが、遠くの道の駅で昔懐かしの稲木に干されたワラ束を見ました。イネ科イネ属、非耐寒性一年草、原産地:インド、東南アジアワラ(藁)の花言葉:豊かさ、一致協力。ワラ(藁)の誕生花:2月28日イネ(稲、稲穂)の花言葉:神聖。イネ(稲、稲穂)の誕生花:10月8日、11月3日流通時期:―ほんだ農場楽天市場店、臼井農畜産、弓道具の専門店 山武弓具店、みのりの里さんにあります。 ゴールデンクラッカー
2019.02.28
コメント(0)
春に、地際から5~6枚の浅く切れ込みが入ってちぢれた長楕円形の葉を広げた間から、すらっと伸びた花茎の先に、白や淡い紅色の小さな5弁花が集まって咲きます。2月24日の誕生花は、ハート形の花弁が可憐な日本のサクラソウ(桜草)の花、ニホンサクラソウ(日本桜草)。花の名は、日本に自生し品種改良され、切れ込みの入った花の形と色がサクラ(桜)の花に似ていることから名づけられました。サクラソウはヨーロッパからアジアにかけたプリムラ(学名Primula)の和名で、西洋サクラソウと区別してニホンサクラソウと呼ばれています。「我国は 草も桜を 咲きにけり」と小林一茶の俳句に詠まれたニホンサクラソウは、江戸時代からさまざまな品種が生み出され、野生のサクラソウは湿性地や原野に自生しています。 花言葉「初恋」は、春の訪れを告げて咲き、ピンク色の花弁がハート形をした花が清楚で愛らしいことからつけられたのでしょう。花言葉「希望」は、春の息吹を確実に伝えてくれるところからつけられています。 新春の福袋に、花弁の裏が紫桃色の白い花の天女、おしべが弁化して八重咲きになったフラメンコ、裏のピンク色がほんのり表ににじみ出る初桜などのニホンソクラソウが入っていました。花色や花弁の形、異なる咲き方を数年楽しみ、昨春初めてつけたタネはまだ芽を出していません。サクラソウ科サクラソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本ニホンサクラソウ(日本桜草)の花言葉:初恋、あこがれ、希望、清らか、無邪気、純潔。ニホンサクラソウ(日本桜草)の誕生花:2月1日、2月24日、4月2日、4月28日流通時期:ポット苗を早春に見かけます。石田精華園 楽天市場店、e-フラワー、紫桜館 山の花屋 楽天市場店、花苗と球根の店 Better Gardens、四国ガーデン楽天市場支店、園芸ネット プラスさんにあります。
2019.02.24
コメント(0)
夏から晩秋まで、長楕円形の葉をつけた茎先に、中心に白い筋の入った花弁を上下に広げて鮮やかな青色の2唇形の花が咲き、茎を伸ばしながら次々と咲き上がります。2月20日の誕生花は、シャム猫の青い目をした花、ブルーキャッツアイ。花の名は、属名Otacanthusの音読みで、ギリシャ語のotos(耳)とakantha(刺)に由来していますが、花にトゲはなく詳細はわかりません。流通名のブルーキャッツアイは、青い2枚の花弁と中央の白い筋が猫の目を連想させることからつけられています。 花言葉「気まぐれ」は、花の名前から一般にクールで気まぐれな性格といわれている猫を連想してつけられています。花言葉「心変わり」は、猫の瞳が明るさにより形が変わることからきているのでしょう。 ブルーキャッツアイは冬越しのため、小さな鉢で育てるようになると、花数がだんだん少なくなってきましたが、10年経った今でもきれいな青い目の花を見せてくれます。ゴマノハグサ科オタカンツス属、半耐寒性多年草、原産地:南アメリカ、オーストラリア別名:ブルーキャッツアイオタカンサスの花言葉:気移り、心変わり、気まぐれ。オタカンサスの誕生花:2月20日、11月17日流通時期:ポット苗や鉢花を春~秋に見かけます。青い花 オキシペタラム
2019.02.20
コメント(0)
晩秋から初夏に、まっすぐ上に向かって伸びた花茎に、愛嬌のあるふっくらした一重や八重の白い唇形花が穂になってにぎやかに咲き上がります。2月19日の誕生花は、陽気に集まって咲く金魚のような花、キンギョソウ(白)。花の名は、ふっくらした花が鉢や水槽で尾ひれを広げて群がって泳ぐ金魚のように見えることから名づけられました。キンギョソウ( 学名Antirrhinum majus )には、金魚のイメージからつけられた花言葉と、属名のAntirrhinum(鼻に似た)に由来する独特の花の形からつけられた西洋の花言葉があります。 キンギョソウ(白)の花言葉「清純な心」は、清らかで汚れのない白い花の印象からつけられています。キンギョソウ(白)の花言葉「予知」「未来を知る」は、中世ヨーロッパで鼻に似た花が仮面にたとえられ、仮面がおまじないや占いなどの儀式に使用されたことからきているのでしょう。ドイツでは、昔キンギョソウの花をぶら下げておくと、魔除けになるという言い伝えがありました。 子供の頃のキンギョソウは高性種だけでしたが、今では寄せ植えや花壇の縁取りでこんもり茂る矮性種や八重咲き、斑入り葉、銅葉などの品種があります。ゴマノハグサ科キンギョソウ属、耐寒性多年草(秋まき一年草)、原産地:南ヨーロッパ、北アフリカ別名:スナップドラゴン、スナップキンギョソウ(白)の花言葉:清純な心、予知、未来を知る。キンギョソウ(白)の誕生花:2月18日、2月19日、12月2日キンギョソウ(金魚草)の花言葉:おしゃべり、でしゃばり、おせっかい、清純な心、騒々しさ、推測ではやはりいやです、予知、予言、欲望。キンギョソウ(金魚草)の誕生花:1月16日、3月17日、5月26日、7月2日、12月21日流通時期:ポット苗を秋~早春に見かけます。ハッピーガーデン、千草園芸、花 ガーデニングshop岐阜緑園さんにあります。 花苗セット
2019.02.19
コメント(0)
冬から早春に、タネから芽を出して這うように広がって花を咲かせる一年草や、枯れた地上部の下からまた芽を出す多年草などが、四季の移り変わりとともに違った野原を見せてくれます。2月17日の誕生花は、野原に自生する野草、ノノクサ(野の草)。野草は野原など人の手が加えられていない土地に生えた草のことで、同じ草でも田畑や庭などに自然に生える草は雑草になり、山草は山に生える草を指します。 花言葉「自然のなつかしさ」は、雑草の小さな花にふと目を止めて、開発によって見られなくなった野原で、かつて普通に眺めて摘んで遊んだ草花への郷愁からきているのでしょうか。子供の頃には身近にあった空き地や野原で、早春から黄や白、ピンク、青などの小さな花が次々と咲き、晩秋にススキの穂がなびき、枯れ野なるまで遊んでいました。 万葉人に愛されて歌に詠まれた草木には誕生花と花言葉をもつ草花があり、山野でひっそりと咲く可憐なスミレ(菫)やイワタバコなど(岩煙草)を鉢植えにして楽しんでいます。ノノクサ(野の草)の花言葉:自然のなつかしさ。ノノクサ(野の草)の誕生花:2月17日流通時期:―スミレ イワタバコ
2019.02.17
コメント(0)
春に、先がとがったかたい革質の暗緑色の葉のわきに,黄白色の小さな花が集まって花房になって咲き、雌株の木は花後に実ができ、秋に黒紫色に熟します。2月16日の誕生花は、ギリシャ神話の太陽神アポロンの月桂冠、ローリエ。花(木)の名は、フランス語のlaurierの音読みで、ケルト語のlaur(緑色)に由来し、常緑であることから名づけられました。別名のゲッケイジュ(月桂樹)は、漢名の月桂樹の音読みで、月桂は月にカツラ(桂)の木が生えているという意味で、神聖で高貴なものを示す中国の隋の月桂伝説からきています。ゲッケイジュはローリエ(ローレル、ロリエ、ベイ)ともいいますが、ハーブではベイと呼ばれ、乾燥させたゲッケイジュの葉をローリエと呼んでいます。 花言葉「勝利」、「栄光」は、古代ギリシャで、古代オリンピックなどの祭典の勝者に枝葉で編んだ冠(月桂冠)が贈られ、勝利と栄光のシンボルとされたことからつけられています。ギリシャ神話によると、弓矢で遊んでいてアポロンにからかわれた愛の神エロスは、近くで川遊びをしていたダフネに恋する金の矢をアポロンに、アポロンを疎む鉛の矢をダフネに放ちました。ダフネがアポロンの求愛から逃れるため、父の河の神に月桂樹に変えてもらったので、アポロンはひどく悲しみ、永遠の愛の証として月桂冠を身につけています。 葉の花言葉「私は死ぬまで変わりません」は、月桂冠を身に着けたアポロンからきています。今は手放した鉢植えのゲッケイジュは香りのある葉を乾燥させて、香辛料のローリエとして昔はよくカレーに入れていました。クスノキ科ゲッケイジュ属、耐寒性常緑高木、原産地:地中海沿岸別名:ゲッケイジュ(月桂樹)、ローレル、ベイツリーローリエの花言葉:栄光、勝利。ローリエの誕生花:2月16日、2月28日、12月9日、12月18日ゲッケイジュ(月桂樹)の花言葉:栄光、勝利。ゲッケイジュ(月桂樹)の誕生花:2月16日、2月28日、10月10日、12月9日、12月18日ゲッケイジュ(月桂樹)の葉の花言葉:死すとも変わらず、私は死ぬまで変わりません。ゲッケイジュ(月桂樹)の花の花言葉:功労の報い、裏切り。ゲッケイジュ(月桂樹)の実の花言葉:規律、教示。流通時期:苗木を秋~春に見かけます。季の香(きのか)、苗木部 by 花ひろばオンライン、苗木の専門店 グリーンでGO!、大神ファーム、千草園芸、なえ屋、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、ファーム フローラルさんにあります。
2019.02.16
コメント(0)
冬の終わりから春に、地を這うように広げた楕円形の大きくつややかな葉のわきから長く伸びた花茎の先に、淡いピンクの五弁花がかたまって咲きます。2月14日の誕生花は、かわいい色の花とグラウンドカバーになる葉、ベルゲニア。花の名は、属名のBergeniaの音読みからで、ドイツの植物学者Karl August von Bergenの名にちなんで名づけられました。別名のヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪ノ下)は、ヒマラヤ地方に自生し、大きく厚いつやのある葉を冬でも雪の下からのぞかせていることからつけられています。 花言葉「秘めた感情」は、冷たい雪にも葉が枯れることなく、早春にやさしいピンク色の花を咲かせることからつけられたのでしょう。花言葉「順応」は、明治初期に遠くヒマラヤから渡来して、土を選ばず、真夏の暑さにも耐え、どんな環境にも合わせられる強さからきているでしょう。 庭植えしたヒマラヤユキノシタは大きくなったアシタバに負けて子株をいくつか残して枯れたので、プランターに植え替えるとまた何年か花を見せてくれました。園芸品種には大型から小型まであり、赤や白の花色もあります。ユキノシタ科ベルゲニア属、耐寒性多年草、原産地:ヒマラヤ山脈別名:ヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪ノ下)、オオイワウチワ(大岩団扇)ベルゲニアの花言葉:順応、忍耐、深い愛情、情愛、秘めた感情、切実な愛情。ベルゲニアの誕生花:1月7日、2月14日、3月23日流通時期:ポット苗を冬~早春に見かけます。おぎはら植物園、千草園芸、紫桜館 山の花屋 楽天市場店、園芸ネット プラス、トオヤマグリーンさんにあります。
2019.02.14
コメント(0)
春から秋に、地際に集まって茂った荒い切れ込みのある葉の間から伸びた長い花茎の先に、淡い黄色や濃い黄色の花弁の重なった一重や半八重、八重などの花が一輪咲きます。2月11日の誕生花は、明るい印象を持つ黄色い鉢花、ガーベラ(黄)。花の名は、属名のGerberaの音読みで、ゴールドラッシュにわくイギリス領だった南アフリカで原種を発見したドイツの自然科学者Traugott Gerberにちなんで名づけられました。ガーベラは明治末に導入され、昭和に入って品種改良が進み、今では中~大輪の鉢花からコンパクトなポットガーベラ、庭植えできるガーデンガーベラなど多くの品種があります。 ガーベラ(黄)の花言葉「究極の美」は、すっと伸びた花茎の先に、丸い花芯から放射状に開き、一度見たら忘れられない花の姿からきているのでしょう。ガーベラ(黄)の花言葉「光に満ちた」は、あふれんばかりに降りそそぐ太陽の光を連想させる明るい鮮黄色の花色からつけられています。 黄色のポットガーベラが珍しく苦手な高温多湿の梅雨と猛暑の夏を越して、秋にもぽつりぽつりと幾輪かの花を咲かせました。キク科ガーベラ属、耐寒性多年草、原産地:南アフリカ別名:オオセンボヤリ(大千本槍)、ハナグルマ(花車)ガーベラ(黄):究極の愛、究極美、親しみやすい、優しさ。ガーベラ(黄):2月11日、10月12日ガーベラ(オレンジ)の花言葉:神秘、冒険心、我慢強さ。ガーベラ(オレンジ)の誕生花:10月8日ガーベラ(ピンク)の花言葉:熱愛、崇高美、童心に帰る。ガーベラ(ピンク)の誕生花:10月24日、11月12日ガーベラ(白):希望、律儀。ガーベラ(白):9月27日ガーベラの花言葉:神秘、解きがたき謎、希望、常に前進、辛抱強さ、究極の美、光に満ちた、一家団らん。ガーベラの誕生花:2月11日、3月16日、5月9日、6月9日、7月1日、8月1日、9月27日、10月1日、10月24日、11月2日、11月21日、12月30日流通時期:ポット苗や鉢花を春と秋に見かけます。園芸ネット プラス、花みどりマーケット 楽天市場店さんにあります。
2019.02.11
コメント(0)
早春から晩春に、深く裂けた3枚の葉が輪生する花茎の先に、白や青、紫、ピンクなどの一重や八重の花が一輪、日がさすと開き、かげると閉じます。誕生花のない花は、イチリンソウ(一輪草)の仲間で春植物(スプリング・エフェメラル)の愛らしい花、キクザキイチゲ(菊咲一華)。花の名は、花形がキク(菊)に似て、一輪の花(一華)咲かせることから名づけられました。別名のキクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)も、1本の花茎にキクのような花を一輪咲かせることからつけられています。 花言葉「静かな瞳」は、林床や林縁の芽吹き前の落葉樹の下で、ひっそりと春を告げて咲く花の可憐さをたとえたのでしょう。花言葉「追憶」は、山辺の木々の葉が茂る前の早春に、落ち葉の中で群生して咲いていたやさしい花の思い出からつけられたのでしょう。 桜の咲くころ訪れたみちのくの小京都(秋田県角館町)の武家屋敷では、淡い青色のキクザキイチゲが咲き出していました。山野草の福袋に入っていたキクザキイチゲは早春に芽を出して、白い花弁に見える萼片の中央にたくさんのおしべとめしべが集まった花を咲かせました。キンポウゲ科イチリンソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本、中国、台湾別名:キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)キクザキイチゲ(菊咲一華)の花言葉:静かな瞳、追憶。キクザキイチゲ(菊咲一華)の誕生花:― 流通時期:ポット苗を冬~早春に見かけます。e-フラワー、紫桜館 山の花屋 楽天市場店、やましち山野草店、、、さんにあります。
2019.02.09
コメント(0)
秋から春に、細長く葉裏が白っぽい革質の葉をつけた枝先に、小さなつぼみが円筒状に集まった黄白色の花がめしべを突き出して咲き、花が終わると松かさ状の固い実がつきます。2月4日の誕生花は、オーストラリアのワイルドで不思議な花木、バンクシア。花(木)の名は、属名の音読みからで、属名は探検家のJames Cook船長がオースラリアの東海岸を発見したとき同伴していたイギリスの植物学者Joseph Banksにちなんで名づけられました。バンクシアは自生地のオーストラリアで発生しやすい森林火災にあって木が焼けると、実が割れてタネが飛び散り、雨が降ると発芽します。 花言葉「心に鎧を着る」は、火災にあって初めて種子が飛び出す実の固さをたとえてつけられたのでしょう。花言葉「勇気ある恋」は、火の中から飛び散ったタネが育って、また小さな数百の花が集まって大きな筒状花を咲かせることからきているのでしょうか。 早春のフラワーパークで、バンクシアがつぼみや咲きかけ、終わりかけの花を枝ごとに見せてくれ、実もつけていましたが、松かさ状になる前の実はありませんでした。花色はオレンジや赤、ピンクなどもあり、葉は種によって大きく異なります。ヤマモガシ科バンクシア属、半耐寒性常緑低木~高木、原産地:オーストラリアバンクシアの花言葉:心地よい孤独、勇気ある恋、心に鎧を着る。バンクシアの誕生花:2月8日、11月20日流通時期:秋~春に鉢植えを見かけます。日本花卉ガーデンセンター、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、園芸ネット プラスさんにあります。
2019.02.08
コメント(0)
春から初夏に、茂った細長い葉の間から伸びた花茎の先に、赤やピンク、黄色などのやわらかい毛が密生したたくさんのつぼみが筒状にふくらむと、先端が割れて花が咲きます。2月5日の誕生花は、何輪も連なって咲くカンガルーの前足に似たユニークな花、カンガルーポー。花の名は、英名Kangaroo pawの音読みで、花弁の先が動物の鋭い爪のようにとがっている花の形がカンガルーの前足に似ていることから名づけられました。別名のアニゴザンサスは、ギリシャ語のanoigo(開く)と anthos(花)に由来し、先端の開いた筒状の花の姿からつけられています。 花言葉「不思議」「驚き」は、細かい毛が生えてビロードのような手触りのするつぼみが開くとカンガルーの前足に似ている花の形からつけられています。花言葉「こっちへ来て」は、花の名や花の形からぴょんぴょん飛ぶカンガルーを連想してつけられたのでしょう。 冬の鉢花のジョーイ・メルボルンシリーズのレッドは翌春に2つに株分けして植え替え、晩秋につぼみをつけた1鉢を室内に入れると、初冬から花弁の外が赤く内側が緑の花を咲かせました。日当たりのよい軒下で冬を越したもう1鉢は翌春から何年も花を咲かせ、昨秋にまた植え替えしました。ハエモドルム科アニゴザントス属、半耐寒性多年草、原産地:オーストラリア別名:オーストラリアン・スオードリリー、アニゴザンサスカンガルーポーの花言葉:不思議、驚き、分別、こっちへ来て。カンガルーポーの誕生花:1月3日、1月6日、1月9日、2月5日、4月29日、5月14日、9月9日、10月3日、12月4日流通時期:鉢花を春に見かけます。遊恵盆栽 楽天市場店、緑の風yamashoku、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店さんにあります。
2019.02.05
コメント(0)
冬から春に、よく分枝した枝のつややかな緑の葉のわきに、白や赤、ピンク色の一重や八重の花が次々と咲き、萼を残して花弁が丸ごとぽとりと落ちます。2月4日の誕生花は、花の少ない庭を彩る世界三大花木のひとつ、ツバキ(椿)。花(木)の名は、つやのある木からの艶葉木(つやはき)が転訛したという説や、葉が厚いことからの厚葉木(あつばき)の略音化という説、葉が丈夫なことからの強葉木という説などがあります。 花言葉「控えめな愛」は、美しい花に香りがないことからつけられています。花言葉「誇り」「完璧な魅力」は、媚びることのない凜とした花の姿や風情からきています。花言葉「私の運命はあなたの手に」は、小デュマの小説「椿姫」で、白と紅のツバキをもって社交界に現れるヒロインのマルグリッドにつけられた名前の椿姫をたとえてつけられています。 ツバキは百合咲きや八重咲き、蓮華咲き、筒咲き、牡丹咲きなど咲き方がさまざまで、花の大きさは13cm以上の巨大輪から4cm以下の極小輪まであります。冬の終わりから春に、淡黄色の小輪で一重の短い筒咲きの初黄(ショコウ)、蓮華咲きの八重のピンクの大輪の桃太郎、五色ツバキ、赤と白の絞りの一重咲きなどが庭の片隅に咲きます。近くの公園で、りっぱな赤いツバキの花に、サクラの花が重なるように咲くのを初めて見ました。ツバキ科ツバキ属、耐寒性常緑低木、原産地:日本、朝鮮、中国ツバキの花言葉:誇り、完璧な魅力、私の運命はあなたの手に(アレクサンドル・デュマ・フィスの椿姫にたとえて)。ツバキの誕生花:1月10日、1月14日、1月25日、2月1日、2月3日、2月4日、4月29日、12月10日ツバキ(赤)の花言葉:謙虚な美徳、控えめな素晴らしさ、気取らない優美さ。ツバキ(赤)の誕生花:1月2日、1月20日、2月3日、12月10日ツバキ(白)の花言葉:完全なる美しさ、申し分のない魅力、至上の愛らしさ、理想の愛。ツバキ(白)の誕生花:1月1日、11月11日、12月21日ツバキ(ピンク)の花言葉:控えめな美、控えめな愛、慎み深い。ツバキ(ピンク)の誕生花:1月12日流通時期:秋~春に苗木を見かけます。日本花卉ガーデンセンター、園芸ネット プラス、苗木の専門店 グリーンでGO!さんにあります。
2019.02.04
コメント(0)
寒さが厳しい冬の終わりから早春に、葉に先だって若枝の節ごとに、淡紅色や濃紅色の五弁花や重弁の八重の花が開くと、ふくよかな香りが漂います。2月3日の誕生花は、寒中に咲きそめる香りのよい鮮やかなウメ(梅)の花、コウバイ(紅梅)。花の名は、白い花の白梅より遅れて登場し、紅い花を咲かせることから名づけられました。ウメの名は、中国語の梅(メイ)が転訛したとする説、薬用に燻製にした実の烏梅(ウメイ)が転訛したとする説、花の美しさから愛目(うめ)が転じたなどの説があります。 花言葉「あでやかさ」は、ハクバイ(白梅)に比べて美しい紅色の華やかな花の姿からつけられています。花言葉「優美な人」「優美」は、紅色をした端正な花の形がしっとりとして女性的なことからきているのでしょう。 コウバイは「木の花はこきもうすきも紅梅」と、枕草子で清少納言が愛した花とされ、古くから愛でられています。公園のコウバイも白とピンク色の花ウメも寒さが厳しくなった頃から咲き、春がすぐそこまで近づいていることを教えてくれます。ウメは主に花を楽しむ野梅系、紅色の花をつける緋梅系、果実を収穫する豊後系の3つの系統に分類されています。バラ科サクラ属、落葉高木、原産地:中国別名:コウブンボク(好文木)、コノハナ(木の花)、ハルツゲグサ(春告草)、カゼマチグサ(風待草)コウバイ(紅梅)の花言葉:忠実、優美な人、優美、あでやかさ。コウバイ(紅梅)の誕生花:1月1日、1月18日、1月24日、2月2日、2月3日、2月8日ウメの花言葉:潔白、忠実、高潔、気品、清香、上品な美しさ。ウメの誕生花:1月5日、2月1日、2月7日、10月24日、12月27日ハクバイ(白梅)の花言葉:清香、気品、忍耐、澄んだ心。ハクバイ(白梅)の誕生花:1月1日、1月6日、1月31日流通時期:鉢植えを冬~春に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、苗木の専門店 グリーンでGO!、苗木部 by 花ひろばオンライン、SORA、遊恵盆栽 楽天市場店、花心盆栽 楽天市場店、千草園芸さんにあります。
2019.02.03
コメント(0)
早春に、深く裂けて羽状になった大きい葉の上に、透き通ったような白い5枚の萼片が花弁化した愛らしい花を一輪咲かせ、晩春になると地上部を枯らして休眠します。2月2日にご紹介する誕生花は、スプリング・エフェメラル(春の短い命)のひとつ、セツブンソウ(節分草)。花の名は、旧暦の節分の頃に花が咲くことから名づけられました。セツブンソウの花は花弁に見える白い5~8枚の萼片と、花芯をぐるっと囲む黄色い退化した花弁の内側に多数の青紫色のおしべがあり、中心に2~5本のピンクのめしべが見えます。 花言葉「ほほえみ」は、いち早く春の到来を告げ、暖かい春風に揺れて咲く清楚でやさしい花の姿をたとえたのでしょう。花言葉「人間嫌い」は、木々の葉がまだ茂らない林で落ち葉を押しのけてひっそりと咲く華奢な花の姿からきているのでしょうか。 最近はセツブンソウを育てる機会も早春に出会う機会もなく、どこかで思いがけず見たセツブンソウの古い写真を引っ張り出してみました。セツブンソウの仲間で、ヨーロッパ原産のキバナセツブンソウ(黄花節分草)は花が大きな強健種で、暖地の夏の過湿と高温に耐えて、何年か花を見せてくれました。キンポウゲ科セツブンソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本別名:エランティスセツブンソウ(節分草)の花言葉:光輝、ほほえみ、気品、人間嫌い。セツブンソウ(節分草)の誕生花:1月23日、2月1日、2月2日、2月3日、2月4日流通時期:ポット苗を冬~早春に見かけます。園芸ネット プラス、e-フラワー、やましち山野草店さんにあります。 セツブンソウの仲間
2019.02.02
コメント(0)
春から初夏に、横に長く這った茎先のつやのある腎円形の葉のわきから細い花茎が斜めに伸びて、鮮黄色の花が2輪ずつ咲きます。2月18日の誕生花は、湿地や水辺を彩る花、エンコウソウ(猿喉草)。花の名は、長く伸びて這う茎をテナガザル(猿猴)の手に見立てて名づけられました。エンコウソウはリュウキンカ(立金花)の変種で、リュウキンカは茎が立ちあがります。 花言葉「すべてをこの手に」は、テナガザルの手に見立てられた茎が節から根を出してどんどん増えて土地いっぱいに広がっていく様子からつけられたのでしょう。エンコウソウは5枚の萼が花弁に見える花弁のない花で、花の中央にたくさんのおしべが5本のめしべを囲んでいます。 晩春の高山植物園で、花茎が長く伸びて花をつけ始めたエンコウソウが湿地のあちこちで見かけられ、湿原の奥では密生して、花と葉が日の光に輝いていました。キンポウゲ科リュウキンカ属、耐寒性多年草、原産地:日本、朝鮮半島、千島、サハリン(樺太)エンコウソウ(猿喉草)の花言葉:すべてをこの手にエンコウソウ(猿喉草)の誕生花:2月18日流通時期:― 紫桜館 山の花屋 楽天市場店、charm 楽天市場店、つどいの里八ヶ岳山野草園、園芸ネット プラスさんにあります。 リュウキンカ ヒメリュウキンカ
2018.02.18
コメント(0)
早春に、放射状に広げた厚い葉の中心にぎっしりとつぼみを抱いた太い花茎を伸ばしながら、鮮やかな青い花弁の先を反り返らせた小さな6弁花が華やかな花房になって咲きます。2月7日の誕生花は、春ごとに清々しい香りとともに愛の命をよみがえらせるヒヤシンスの青い花、ヒヤシンス(青)。花の名は、ギリシャ神話で太陽神アポロンと西風の神ゼピュロスの寵愛を受けた美少年Hyakinthosから名づけられました 。ヒアキントスは、アポロンと円盤投げで楽しんでいる姿を嫉妬したゼピュロスが円盤に強い突風を吹きつけたので、方向を変えた円盤が顔に当たって命を落としました。 花言葉「変わらぬ愛」は、ヒアキントスの死を嘆き悲しんだアポロンの少年への愛を表しているのでしょう。花言葉「誠実」は、ヒアキントスの死を悼み、少年を忘れないように花にかえたアポロンの真摯な愛からきているのでしょうか。 原種の花は青紫色ですが、今では品種改良により赤や白、ピンク、黄など色彩が豊富になり、八重咲きの品種もあります。鉢植えのヒヤシンスは球根と球根がくっつきあうくらい詰めて植えられているので、花が咲くとゴージャスです。ユリ科ヒヤシンス属、秋植えの耐寒性球根、原産地:地中海別名:ニシキユリ(錦百合)、フウシンシ(風信子、飛信子)ヒヤシンス(青)花言葉:不変の愛、変わらぬ愛、不変、誠実。ヒヤシンス(青)の誕生花:2月7日ヒヤシンス(紫)花言葉:初恋のひたむきさ、悲しみ、悲哀、遊び、私は悲しい、私は寂しい、優しくかわいい。ヒヤシンス(紫)の誕生花:1月24日、2月17日、12月12日ヒヤシンス(ヒアシンス)の花言葉:(ギリシャ神話から)スポーツ、ゲーム、遊び、運命、嫉妬。ヒヤシンス(ヒアシンス)の誕生花:1月4日、3月7日、3月27日、4月6日、4月11日、12月3日、12月11日流通時期:球根を晩夏~秋に、鉢花を冬~早春に見かけます。Green Box (グリーンボックス)、e-花屋さん、みんなの花屋さん ほのか、園芸ネット プラス、緑の風yamashokuさんにあります。
2018.02.07
コメント(1)
春に、芽吹いた楕円形の葉の間に白く丸いつぼみがふくらみ、花芯が緑色の白い五弁花が細い枝先いっぱいに咲きます。2月28日の誕生花は、明治末期に中国から渡来した茶花、リキュウバイ(利休梅)。花の名は、茶花として利用されたことから茶人の千利休にちなんで名づけられました。リキュウバイは3月28日(陰暦2月28日)の利休忌(茶人・千利休の忌日)の頃に、梅に似た花が咲くことからと呼ばれるようになったとも言われています。2月28日の誕生花として当てられているのは、千利休が生涯をとじた日(旧暦の2月28日)であることからでしょう。 花言葉「控えめな美しさ」は、たくさんのおしべに縁取られた緑の花芯と、つけ根が細くなった真っ白な花弁が奥ゆかしい花のおもむきのある姿を表しているのでしょうか。花言葉「気品」は、上品に咲く花の清らかさをたとえたのでしょう。 植物園のリキュウバイの花は林の縁で、長く伸びた細い枝先の新緑の葉にふんわりと積もる白雪のように見えます。バラ科ヤナギザクラ属、落葉小高木、原産地:中国別名:バイカシモツケ(梅花下野)、ウメザキウツギ(梅咲き空木)、マルバヤナギザクラ(丸葉柳桜)リキュウバイ(利休梅)の花言葉:控えめな美しさ、気品。リキュウバイ(利休梅)の誕生花:2月28日流通時期:苗木を春~秋に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、産直花だん屋、土っ子倶楽部、千草園芸、植木生産販売専門店 芝樹園、遊恵盆栽 楽天市場店、ガーデンプランツ エナ、園芸ネット プラス、花ひろばオンライン、ガーデニングショップ四季の里さんにあります。
2017.02.28
コメント(0)
春から初夏に、深い切れ込みのある細い銀葉の間からすっと伸びた花茎の先に、花弁の中心が黄色(筒状花)をした白い一重の花(舌状花)が一輪ずつ次々と咲きます。2月12日の誕生花は、ふんわりしたシルバーリーフのおしゃれな花、ローダンセマム。花の名(属名Rhodanthemum)は、ギリシャ語のrhodon(バラ)とanthemon(花)で、花がバラのように美しいことから、それともバラ色の花からつけられたのでしょうか。ホスマリエンゼは種小名(hosmariense)で、原産地モロッコの地名Beni Hosmarにちなみます。ホスマリエンゼの別名サニーサイドアップ(目玉焼き)は、白い舌状花と黄色い筒状花が目玉焼きを連想させることからつけられています。 花言葉「気丈に」は、長い花茎を伸ばして宙に浮いたように咲く愛らしい花の印象からつけられたのでしょうか。花言葉「永遠の愛」は、清浄な花が次々と長い間咲き続けることからきているのでしょう。 早春の開花株は寒さに耐え、花粉が出終わった花茎を切り取るとわきからユニークな形をしたつぼみが上がり、初夏まで大きな花がたくさん咲き続けます。キク科ローダンセマム属、耐寒性多年草(一年草扱い)、原産地:モロッコ別名:サニーサイドアップ(目玉焼き)ローダンセマムの花言葉:気丈に、永遠の愛。ローダンセマムの誕生花:2月12日流通時期:ポット苗を冬~春に見かけます。ローダンセマム タイツリソウ
2017.02.12
コメント(0)
冬の終わりから晩春に、触れるとよい香りのする線形の葉のわきにピンク色の4弁花が次々とこぼれるように咲きます。2月8日の誕生花は、やさしいピンクの星咲きの花、ボロニア・ピナータ。花の名は、学名のBoronia pinnataの音読みからで、属名は18世紀のイタリアの植物採集家Francesco Baroneにちなみ、種小名pinnatus(羽状の)は羽状複葉の細い小葉に由来します。 花言葉「心が和む」は、ネガティブな思考から解放してくれる葉や枝の柑橘系のさわやかな香りからつけられています。花言葉「にぎやかな人柄」は、花つきがよく、細い枝に小さな花が多く集まって咲いている姿をたとえたのでしょう。 ボロニア・ピナータは葉のわきに次々とつけたかわいい丸いつぼみを四角くふくらませ、花弁がゆっくり開き、花持ちがよいので、細い枝いっぱいに華やかに咲き続けます。ミカン科ボロニア属、半耐寒性常緑低木、原産地:オーストラリア別名:ボロニア・ピンナタボロニア・ピナータの花言葉:心が和む、印象的、的確、芳香、にぎやかな人柄。ボロニア・ピナータの誕生花:2月8日流通時期:冬~春に鉢花を見かけます。緑の風yamashokuさんにあります。ヒナソウ ハーデンベルギア
2017.02.08
コメント(0)
秋から冬に、矮性の木にたくさんついた短い枝をおおいかくす幅の広い丸みのある葉が真紅に染まり、春になると古い葉が落ちて、新芽を出し緑の葉に入れ替わっていきます。2月7日の誕生花は、ナンテン(南天)の矮性品種、オタフクナンテン(お多福南天)。花(木)の名は、ナンテンよりも丸くふっくらした葉をお多福(顔立ちが丸く鼻が低く頬がふくれた女性の顔の面)にたとえて名づけられました。ナンテンは漢名の南天竹(なんてんちく)、南天燭(なんてんしょく)に由来し、株立ちが竹に似ていることと、実が灯火(燭)のように赤いことから呼ばれるようになったそうです。 オタフクナンテンの花言葉はナンテンと同じ花言葉がつけられています。花言葉「福をなす」は、ナンテンの音が難転(難を転じる)、成天(家庭円満、願望成就の吉祥)に通じ、縁起のよいことからきています。花言葉「私の愛は増すばかり」は、秋から冬に枝にすきまなく重なり合った葉が次第に真っ赤に色づいていく様子をたとえたのでしょう。 近くの新しいお店のエントランスに植えられた小さなオタフクナンテンは、霜や寒さにあたって赤いシクラメンの花に負けないくらい美しく紅葉しています。オタフクナンテンは大きくなって枝がこんもり茂った公園の生垣などでは下の方に緑色の葉が見え隠れしています。ナンテンの花が咲き始める初夏に葉陰までのぞきこみますが、花を見たことはなく、実はつかないそうです。メギ科ナンテン属、耐寒性常緑低木、原産地:中国別名:ゴシキナンテン(五色南天)、オカメナンテン(お亀南天)オタフクナンテン(お多福南天)の花言葉:機知に富む、福をなす、私の愛は増すばかり、良い家庭。オタフクナンテン(お多福南天)の誕生花:2月7日流通時期:苗木や鉢植えを秋~春に見かけます。ガーデンタウン、日本花卉ガーデンセンター、花と緑、花ひろばオンライン、園芸ネット プラス、ガーデニングショップ四季の里、トオヤマグリーン、ファインガーデンさんにあります。
2017.02.07
コメント(0)
晩秋から冬に、水分をたっぷり蓄えた多肉質で縁が赤みを帯びた楕円形の葉の間から伸びた花茎の先に、小さな星形の淡いピンクの花がまとまって咲きます。2月29日の誕生花は、「幸運を招く」縁起物、カネノナルキ(金の成る木)。花の名は、新芽に穴あき硬貨(5円玉)を差し込むことを何年か繰り返すと、枝に硬貨がいっぱいついて、お金がなっているように見えることから名づけられました。英名のdollar plantは、葉が硬貨に似ていることからつけられています。カネノナルキは昭和初期に渡来したとき、英名をヒントに若枝が硬貨の穴を通ったまま成長するようにしたのでしょうか。 花言葉「一攫千金」は、花名の金の成る木から連想してつけられたのでしょう。花言葉「幸運を招く」は、大きく育って立派な木のように見える太い茎につく硬貨に似た丸い葉とたくさんの花を咲かせることからつけられたのでしょうか。 カネノナルキの鉢植えは小さいときは室内で冬越しをし、大きくなると暖地なのでビニールで鉢をおおって南向きの戸外で花を見られます。花の咲きやすいタイプと花の咲きにくいタイプがあり、咲きにくいタイプはさし芽をしてから開花するまでに、15~20年かかるそうです。ベンケイソウ科クラッスラ(アズマツメクサ)属、半耐寒性多肉植物、原産地:南アフリカ別名:カゲツ(花月)、フチベニベンケイ(縁紅弁慶)、ナリキンソウ(成金草)カネノナルキ(金の成る木)の花言葉:一攫千金、幸運を招く、富、不老長寿。カネノナルキ(金の成る木)の誕生花:2月29日流通時期:鉢花を秋~冬に見かけます。千草園芸、charm 楽天市場店、e-花屋さん、癒し空間 One’s Garden&Plants、緑の風yamashoku、産直花だん屋、土っ子倶楽部、園芸百貨店何でも揃うこぼんさいさんにあります。
2016.02.29
コメント(0)
晩夏から晩秋に、裏が紫色をした光沢のある濃緑色の葉をつけた濃い紫色の花茎に、ラベンダー色の花弁に紫の斑の入った唇形花が穂状にたくさん咲きます。2月28日の誕生花は、葉裏が紫色の秋色の豪華な花穂、プレクトランサス。花の名は、ギリシャ語のplectron(距)とanthos(花)で、花の筒部に距(きょ)があることから名づけられました。プレクトランサス モナ・ラベンダーは南アフリカ原産種から作られた茎が上に伸びる立ち性タイプの園芸品種で、花茎の色と花色のコントラストが魅力的です。プレクトランサスは茎がやや立ち上がる半立ち性タイプやつる状の茎が長く伸びて這う這い性タイプもあります。 花言葉「許しあう恋」は、花茎と花茎の間に筒状の小さな花がぎっしりと譲り合うように咲く様子からきているのでしょうか。花言葉「沈静」は、心が静まり落ち着くラベンダー色の優しい花色からつけられたのでしょう。花色は紫、ピンク、白などもあります。 鉢植えのモナ・ラベンダーは大きくなると戸外のビニール温室で冬越ししても、夏までには、さわるとベルベットを撫でているような濃緑色の葉を取り戻し、晩秋までよく咲きました。プレクトランサスは昼の長さが短くなると花芽をつける短日植物で、モナ・ラベンダーは秋に咲きますが、秋冬以外も温度等の環境があうと周年咲くそうです。シソ科プレクトランサス属(ヤマハッカ属)、非耐寒性多年草、原産地:南アフリカプレクトランサスの花言葉:沈静、友情、許しあう恋。プレクトランサスの誕生花:2月28日流通時期:鉢植えを春~秋に見かけます。キングサリ ニセアカシア
2016.02.28
コメント(0)
春に、枝先に白い五弁花が次々と咲き、晩春から初夏に小さな粒々がたくさん集まった球状の実がオレンジ色に熟し、甘酸っぱい味がします。2月27日の誕生花は、郷愁を呼ぶ里山の晩春の味わい、キイチゴ(木苺)。花の名は、草本のイチゴ(苺)と区別した木になるイチゴから名づけられました。イチゴの名は、いち(甚だしいの意味)と、び(深紅色の緋)、こ(実を表わす子)で、ノイチゴ(野苺)の実の濃い赤色に由来するという説などがあります。キイチゴは木になるイチゴの総称で、自生しているカジイチゴ(構苺、梶苺)やモミジイチゴ(紅葉苺)などや、海外原産のラズベリーやブラックベリーなどの栽培品種があります。 花言葉「尊重される」は、バナナが高価で甘い果物を口にすることがほとんどなかった頃、河原や野原などで、子供が手軽に摘んで食べられるおやつだったことからつけられたのでしょうか。花言葉「謙遜」は、掌状に3~7つに裂けた大きな葉に直径1~1.5cmほどの小さな実が控えめに点々とつくことからきているのでしょうか。 キイチゴの実は順々に熟していくので、庭で水やりしながらオレンジ色になった実をつまんで一人で食べています。鉢から庭に逃げ出した小型のキイチゴは花が大きくトゲがあってうっかり触ると痛いのですが、トゲのない品種もあります。バラ科キイチゴ属、半落葉低木、原産地:西アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカキイチゴ(木苺)の花言葉:愛情、謙遜、尊重される。キイチゴ(木苺)の誕生花:2月27日、3月4日流通時期:ポット苗を晩秋~早春に見かけます。園芸ネット プラス、緑花木ネットストアー、charm 楽天市場店、紫桜館 山の花屋 楽天市場店、花ひろばオンラインさんにあります。 イチゴノキ
2016.02.27
コメント(0)
晩春から初夏に、雪解け水が山の湿地や湿原に流れ込むと芽を出し、葉の間の中央から伸びた花柄の先に、大きな純白の花(仏炎包)が咲き、長楕円の葉が大きく広がります。2月26日の誕生花は、山間に遅い春の訪れを告げて群生して咲く白い花、ミズバショウ(水芭蕉)。花の名は、水辺に生え、花のあとに大きく成長する葉がバショウ(芭蕉)に似ていることから名づけられました。ミズバショウの花は、葉が変化した白い仏炎苞(ぶつえんほう)が円柱状に集まった小さな黄緑色の花(肉穂花序)を冷たい雪解け水から守るように包んでいます。 花言葉「変わらぬ美しさ」は、雪解けの季節に毎年姿をあらわす白い妖精のような美しい花からつけられたのでしょう。花言葉「美しい思い出」は、雪解けの水が流れる湿原の水のほとりに立って、澄んだ水に点々と浮かぶ白い幻想的な花の一度見たら忘れられない美しさからつけられたのでしょう。 中学校で、夏の思い出(作詞:江間昌子、作曲:中田喜直)を歌ったとき、見たことがない尾瀬の白いミズバショウの花の姿が目に浮かぶようで、花と湿原の名に心をとらえられてしまいました。夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空霧のなかに うかびくる やさしい影 野の小径水芭蕉の花が 咲いている 夢見て咲いている水のほとり石楠花色に たそがれる はるかな尾瀬 遠い空春の刺巻湿原のミズバショウは雪解け水の中で一斉に咲き始めていました。初夏の尾瀬では、雨に煙る中で白く群生するミズバショウがどこまでも広がっていました。サトイモ科ミズバショウ属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ、アジア別名:カンノンバス(観音蓮)ミズバショウ(水芭蕉)の花言葉:美しい思い出、変わらぬ美しさ。ミズバショウ(水芭蕉)の誕生花:2月26日、5月3日流通時期:早春にポット苗を見かけます。charm 楽天市場店、園芸ネット プラス、トオヤマグリーン、紫桜館 山の花屋 楽天市場店、みちのくふるさと便さんにあります。 カラー
2016.02.26
コメント(0)
冬から早春に、葉に先だって枝先につぼみを数個ずつに固まってつけ、半開きの鐘状の緋紅色の5弁花が下向きに集まってたくさん咲きます。2月25日の誕生花は、春の先駆けとして咲く早咲きの桜、カンヒザクラ(寒緋桜)。花(木)の名は、まだ寒い時期に咲く緋色のサクラ(桜)から名づけられました。別名のヒカンザクラ(緋寒桜)は、ヒガンザクラ(彼岸桜)と混同されるため、緋寒とひっくり返して寒緋にしたという経緯があります。 花言葉「あでやかな美人」は、サクラの中でも花色のひときわ鮮やかで華やかな緋紅色の桜木を女性にたとえたものです。2月頃に県南のお寺でヒカンザクラ(緋寒桜)が開花し、1ヶ月ほど楽しめると報じられていましたが、この呼び名の方が花言葉「あでやか」がよく似合う気がします。 沖縄の冬空に、リュウキュウカンヒザクラ(琉球寒緋桜)が半開きの美しい鐘状の花を下向きに5~6分咲かせていました。亜熱帯性のカンヒザクラも春らんまんに咲くサクラと同じように、冬に一度寒くならないと咲かないそうで、沖縄本島の桜前線は北部の寒い所から、中部、南部へと南下します。バラ科サクラ属、落葉小高木、原産地:中国、台湾別名:ガンジツザクラ(元日桜)、ヒカンザクラ(緋寒桜)カンヒザクラ(寒緋桜)の花言葉:あでやか、あでやかな美人、善行。カンヒザクラ(寒緋桜)の誕生花:2月25日流通時期:苗木を冬~春に見かけます。園芸ネット プラス、苗通販店:ぐりーんべりぃ、トオヤマグリーン、Fleur Town 吉本花城園、日本花卉ガーデンセンター、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、遊恵盆栽 楽天市場店さんにあります。
2016.02.25
コメント(0)
春に、まっすぐ伸びた花茎の先の細長い葉のわきに数個のつぼみをつけ、淡い黄緑色の6枚の花弁の内側に紫色の網目の入った花がうつむき加減に咲きます。2月24日の誕生花は、スプリング・エフェメラル(春の短い命)の山野草、バイモ(貝母)。花の名は、漢名の貝母の音読みで、地下の鱗茎が二枚の貝を合わせたような形をしていることから名づけられました。別名のアミガサユリ(編笠百合)は、ユリ科で花弁の内側に網目模様があって花が笠形をしていることからつけられています。 花言葉「謙虚な心」は、うつむくようにたれて咲く淡い緑白色の釣鐘形の花の姿からつけられたのでしょう。花言葉「才能」は、古くから茶花として親しまれ、球根(鱗茎)に去痰、鎮咳、鎮痛、止血作用などがあり、漢方薬がつくられることからきているようです。 鉢植えのバイモは鱗茎で鉢いっぱいに増え、プランターでも小さな鱗茎が年々増え続け、プランターいっぱいに増えて、花がようやく咲くようになりました。ユリ科バイモ属、耐寒性秋植え球根、原産地:中国別名:アミガサユリ(編笠百合)、ハルユリ(春百合)バイモ(貝母)の花言葉:謙虚な心、努力、才能、威厳、凛とした姿、人を喜ばせる。バイモ(貝母)の誕生花:2月7日、2月24日、3月8日、3月21日、4月25日、4月28日、6月11日流通時期:球根を晩夏~秋に、鉢植えを冬~早春に見かけます。charm 楽天市場店、四国ガーデン楽天市場支店、千草園芸、園芸ネット プラスさんにあります。 ユリ
2016.02.24
コメント(0)
早春に、山の谷沿いや山地の湿地などで雪解けとともに葉に先立って、紫褐色の仏炎苞におおわれた黄色い穂状の花が咲き、花後に円心形の葉が大きく伸びます。2月23日の誕生花は、雪国に春を告げて咲く花、ザゼンソウ(座禅草)。花の名は、花の姿を座禅を組んでいるお坊さん(僧侶)に見立てて名づけられました。見立て方はさまざまで、仏炎苞を法衣に中の花を僧侶に見立てたという説や、仏炎苞を僧侶の頭巾に花を僧侶に見立てたという説、仏炎苞を岩穴や御堂に花を僧侶に見立てたという説などがあります。別名のダルマソウ(達磨草)は、花の姿を座禅している達磨大師に見立ててつけられたといわれています。 花言葉「沈黙の愛」は、仏炎苞に隠れて見えない肉穂花序(多肉化した花軸の表面に花が密生したもの)と呼ばれる花が人目を忍ぶ恋人たちの愛を連想させることからつけられたのでしょうか。花言葉「ひっそりと待つ」は、春の訪れを待つ目立たない花色の花の姿からつけられたのでしょう。 深く積もっていた雪が解けだした湿原の雪解け水の中で、水の流れのない場所を選ぶように雪解けを待ちかねたザゼンソウが肩を寄せ合って所々に咲いていました。ザゼンソウはまわりにまだ雪が積もっているときに成長を始め、花を咲かせるときに発熱し、外気温より高くなって、雪を溶かして顔をのぞかせるのだそうです。暖地の植物園の湿地園では、円心形の大きな葉が出ていて、わきに仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)がのぞいていました。サトイモ科ザゼンソウ 属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ、北東アジア、日本別名:ダルマソウ(達磨草)ザゼンソウ(座禅草)の花言葉:沈黙の愛、ひっそりと待つ。ザゼンソウ(座禅草)の誕生花:2月23日流通時期:ポット苗を冬~早春に見かけます。紫桜館 山の花屋 楽天市場店、園芸ネット プラス、日本花卉ガーデンセンターさんにあります。 ムサシアブミ ウラシマソウ
2016.02.23
コメント(0)
春から秋に、葉脈に沿って太く銀白色の斑の入った厚みのある茎先の葉の間から出した黄色い苞の中に、黄色の2唇形の花が咲きます。2月22日の誕生花は、色鮮やかな花と斑入り葉が魅力の美しい観葉植物、アフェランドラ。花の名(属名)は、ギリシャ語のapheles(単生)とaner(雄)で、おしべの葯が1室であることから名づけられました。アフェランドラの品種は多くありますが、観葉植物としてはAphelandra squarrosaの園芸品種のDaniaが最もポピュラーです。 花言葉「次への期待」は、唇形の花がピラミッド状に重なり合う苞の間から突き出るように次々と咲く姿からつけられたのでしょうか。花言葉「雄々しい」は、濃い緑の葉の葉脈に沿ってくっきりと浮かぶ銀白色の太い斑模様からつけられたのでしょう。 アフェンドラ ダニアは濃緑色の葉の葉脈に沿って入るシマウマ模様の白い筋が美しく、ゼブラプラントとも呼ばれています。花の寿命は短いですが、苞は黄緑色に変化して長く見られます。キツネノマゴ科アフェランドラ属、半耐寒性常緑高木、原産地:熱帯・亜熱帯アメリカ別名:キンヨウボク(金葉木)アフェランドラの花言葉:雄々しい、素敵な心、次への期待。アフェランドラの誕生花:1月13日、2月22日流通時期:鉢植えを春と秋に見かけます。シラネアオイ エンレイソウ
2016.02.22
コメント(0)
緑をもとに黄や赤、オレンジなどの鮮やかな斑が入り、光沢のある広葉や細葉、長葉、らせん形、鉾葉など、葉の形や色が変化に富んでいます。2月21日の誕生花は、カラフルでトロピカルな葉色と葉形が魅力のカラーリーフツリー、クロトン。花(木)の名は、以前クロトン属に分類されていた名残で、現在は儀式用に葉で冠をつくったことからギリシャ語のkodeia(頭)に由来するコディアエウム属に分類されています。別名のヘンヨウボク(変葉木)は、葉の形や色、模様が変化に富んでいることからつけられています。 花言葉「あなたはなまめかしい」「なまめかしい」は、赤や黄などのカラフルでつやつやした斑の入る葉のあでやかな美しさからつけられています。クロトン ラセンはネームタグに「輝きを呼びおこすパワープランツ」とあり、鮮やかな黄色の斑の入った葉の先端がらせん状にねじれたミニ観葉です。 お水大好き、お日さま大好きで戸外にいたときはよかったのですが、冬越しの室内では日光不足なのか温度不足なのか、濃い緑の葉が多くなり、葉の先からもう一枚小さな葉が出てきました。クロトンは小さくて可愛らしい雄花と雌花を咲かせるそうです。トウダイグサ科コディアエウム(クロトンノキ、ヘンヨウボク)属、非耐寒性常緑低木、原産地:マレー半島など西太平洋諸島~オセアニア別名:ヘンヨウボク(変葉木)クロトンの花言葉:あなたは妖艶、あなたはなまめかしい、妖艶、嬌艶、なまめかしい。クロトンの誕生花:2月21日、11月1日流通時期:鉢植えを夏~秋に見かけます。遊恵盆栽 楽天市場店、charm 楽天市場店、ふらここ、e-RAN、ブルーミンググレイス、、、、 モンステラ
2016.02.21
コメント(0)
秋から初夏に、深く切れ込んだ葉の間から伸びた細い花茎の先に、黄色い花弁に黄色い花芯の一重の花が次から次へと咲き続けます。2月20日の誕生花は、きらめくように咲く黄色いマーガレットの花、マーガレット(黄)。花の名は、ギリシャ語のmargarites(真珠)で、純白の清楚な花を真珠にたとえて名づけられました。カナリア諸島原産のマーガレットは17世紀にヨーロッパに持ち込まれ、主にフランスで品種改良されて、19世紀にキバナマーガレット(在来黄)が育成され、昭和の初めに導入されました。最近は品種改良が進み、鮮やかな濃い黄色やさわやかなレモン色の丁子咲き、やさしい黄色の八重咲き、淡いイエローの一重咲きなどがあります。 花言葉「美しい容姿」は、深い切れ込みのある葉の緑に映えて咲く、鮮やかな黄色の花弁と同色の花芯の調和のとれた花の姿からつけられたのでしょう。花言葉「真実の愛」は、マーガレットが古代ギリシャで女性の守護神アルテミスに捧げる花であったことから女性が求める最高の幸せとしてつけられています。 キバナマーガレットは狭い場所に押し込められ、花姿がかなり乱れていますが、真夏をのぞいて黄色い花を次々と咲かせています。マーガレットは枝分かれが多くこんもりと形よくまとまります。キク科モクシュンギク属、半耐寒性多年草、原産地:カナリア諸島別名:モクシュンギク(木春菊)マーガレット(黄)の花言葉:美しい容姿、真実の愛、恋占い。マーガレット(黄)の誕生花:2月20日マーガレットの花言葉:心に秘めた愛、誠実な心、真実の愛、真実の友情、恋占い、恋を占う、恋の行方。マーガレットの誕生花: 2月1日、2月5日、4月1日、4月11日、4月4日、9月3日、9月7日流通時期:ポット苗を冬~春に見かけます。園芸ネット プラス、緑の風yamashoku、e-花屋さん、フラワーショップ「パレット」、千草園芸、Green Box (グリーンボックス)、、 オステオスペルマム
2016.02.20
コメント(0)
冬の終わり頃から春に、葉より先に鋭いトゲのある短い枝の節に、一重や八重の白い花が数輪ずつ、枝いっぱいに咲きます。2月19日の誕生花は、ふんわりとかわいらしいボケ(木瓜)の白い花、ボケ(白)。花(木)の名は、果実が瓜に似ていることからの木瓜(もけ)が転訛したという説と、木瓜(ぼっくわ)から転訛したという説があります。別名のシロボケ(白木瓜)は、ボケの花色が白いことからつけられています。ボケにはチョウションボケ(長春木瓜)、カラボケ(唐木瓜)、カンボケ(寒木瓜)、ヨドボケ(淀木瓜)、ヤエボケ(八重木瓜)、クサボケ(草木瓜)などがあります。 朱や白の花色別の花言葉はボケと同じ花言葉からきています。花言葉「先駆者」は、春に先駆けて花が咲くことからつけられたのでしょう。花言葉「早熟」は、葉より先に花を開くことからつけられたのでしょうか。 昨春の鉢植えのボケの銀長寿はたくさんつけたつぼみをぽつりぽつりと開き、縁にギザギザ(鋸歯)のある長楕円の葉に追いつかれていました。平安時代に渡来したボケは園芸品種が多く、ご近所では赤や朱、ピンク、クリーム色や絞りなどのボケが咲き競っています。バラ科ボケ属、耐寒性・耐暑性落葉低木、原産地:中国別名:放春花、カラボケ(唐木瓜)ボケ(白)の花言葉:先駆者、早熟。ボケ(白)の誕生花:2月19日ボケ(木瓜)の花言葉:先駆者、指導者、妖精の輝き、熱情、平凡、早熟。ボケ(木瓜)の誕生花:1月15日、1月21日、2月2日、2月4日、2月5日、2月17日流通時期:鉢植えを冬~早春に見かけます。園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、伊勢盆栽、千草園芸、e-フラワー、遊恵盆栽 楽天市場店さんにあります。
2016.02.19
コメント(0)
晩春から初夏に、まっすぐ伸びた茎の上部のギザギザした丸い葉のわきから枝分かれした花茎の先に、光沢のある黄色い5弁花が一輪ずつ咲きます。2月18日の誕生花は、水の流れに沿って生え湿原の春を彩る花、リュウキンカ(立金花)。花の名は、直立した茎の上に咲くつややかな黄色い花を金にたとえて名づけられました。リュウキンカは花弁のなく萼片が花弁に見える花で、花の中央にめしべが4~12本、おしべがたくさんあり、めしべがそれぞれ実を結び、冬に葉が枯れるまでに栄養を根にたくわえるそうです。 花言葉「必ず来る幸福」「富」は、湿原などで雪が解けると必ずきらめくように咲く花が黄金を連想させることからきているのでしょう。花言葉「あなたに会える幸せ」は、雪解けの澄んだ水が流れる湿原で、鮮やかな黄色の花に出会った喜びからつけられたのでしょう。 初夏の尾瀬では、ミズバショウの白に引き立てられて、リュウキンカの黄色がいっそう美しく、雨にぬれた木歩道の間に群生して、湿原の短い春を我も我もと謳歌しているようでした。花がよく似て小型のヒメリュウキンカ(姫立金花)は水生のリュウキンカとは別属の陸生で、植木鉢で育てられ、夏に地上部が枯れて休眠します。キンポウゲ科リュウキンカ属、耐寒性多年草、原産地:日本リュウキンカ(立金花)の花言葉:あなたに会える幸せ、約束された幸福、必ず来る幸福、富、贅沢。リュウキンカ(立金花)の誕生花:1月30日、2月7日、2月18日、2月19日流通時期:ポット苗を秋~冬に見かけます。トオヤマグリーン、HOUSING DESIGNさんにあります。 ヒメリュウキンカ
2016.02.18
コメント(0)
春になると、羽状の葉のつけ根に、薄い紫の花弁に黒い斑紋のある蝶形花が次々と咲き、花後に結実してふくらんださやは2~4個の実をふわふわの内綿で大切にくるんでいます。2月17日の誕生花は、ふっくらとしたおいしさが魅力の豆、ソラマメ(空豆、蚕豆)。花の名は、長楕円形のさやが空に向かってつくことから名づけられました。漢名の蚕豆は、豆の形が蚕(かいこ)のまゆに似ていることからつけられています。ソラマメはさやが若く未熟なときは空に向かってピンと立ち、実がふくらむと重みでさやが下を向くようになり、さやの背すじが黒くなって光沢が出てきます。 花言葉「永遠の楽しみ」は、古代エジプトから4000年以上も食用として栽培され、これからも食べられ続けていくと思われる豆のおいしさからつけられたのでしょう。花言葉「憧れ」は、花が咲き終わったあと茎につくさやが空に向かって斜め上に伸びる様子からきているのでしょう。ソラマメもギリシャ神話のイカロスの翼、熱気球、飛行船と、かつて空を飛ぶことを夢見た人たちのように、この空をとべたらと上を向くのでしょうか。 マメ科の植物は毎年、同じ場所に植えると連作障害が出るので、家庭菜園のソラマメは一休み中です。ご近所の広い畑では、植え場所を替えながら毎年栽培できています。マメ科ソラマメ属、耐寒性一年草(越年草)、原産地:中央アジア、地中海沿岸別名:ノラマメ(野良豆)、ナツマメ(夏豆)、テンマメ(天豆)、シガツマメ(四月豆)ソラマメ(空豆、蚕豆)の花言葉:憧れ、永遠の楽しみ。ソラマメ(空豆、蚕豆)の誕生花:2月17日流通時期:タネを晩夏~秋に見かけます。イチゲ
2016.02.17
コメント(0)
早春に、冬枯れの地から幾重にも苞(ほう)に包まれたツボミをのぞかせ、苞を少しずつ開きながら伸びた花茎に、たくさんの黄白色の頭花が固まって咲き、遅れて腎円形の葉が出てきます。 2月16日の誕生花は、春の使者フキ(蕗)の花のつぼみ、フキノトウ(蕗の薹)。花の名は、冬に黄色い花が咲く意味の冬黄(ふゆき)を略したフキの、薹(花をつける茎、花茎)であることから名づけられました。フキノトウは雌雄異株で、雌株のフキノトウは花が終わると茎が高く伸びて、白い綿毛のある種子が風で飛ばされて散ります。 花言葉「愛嬌」は、小さな花のつぼみが集まっている花のかわいらしい姿からつけられています。花言葉「待望」は、春の足音を待ちかねて雪解けを待たずにつぼみを出すことからつけられたのでしょうか。フキノトウは山菜を楽しむ人間だけではなく、冬眠から目覚めておなかをすかせた熊も待ち望んでいます。花言葉「真実は一つ」は、苞を開きぎっしりつまった小花を集めて咲かせすっと立ち上がったユーモラスな花の姿のどこからきたのでしょう。 以前は春になると、庭の片すみに植えたフキから、小さなフキノトウが芽を出していましたが、今はフキの葉も小さく、いつしか消えてフキノトウも見られなくなりました。キク科フキ属、耐寒性多年草、原産地:日本フキノトウ(蕗の薹)の花言葉:待望、愛嬌、真実は一つ、仲間。フキノトウ(蕗の薹)の誕生花:1月17日、2月16日流通時期:ポット苗を冬に見かけます。紫桜館 山の花屋 楽天市場店、石田精華園 楽天市場店、ぴゅあふぁーむアタリヤの種さんにあります。 山菜
2016.02.16
コメント(0)
早春に、へら形の葉の間から伸びた花茎の先に、黄色い花芯(筒状花)の赤や白、ピンクの花(舌状花)が日光を受けると開き、夜になると閉じます。2月15日の誕生花は、花壇や寄せ植えで冬を彩る愛らしいデージー(デイジー)、ヒナギク(雛菊)。花の名は、接頭語の雛(小さくてかわいらしいもの)とキク(菊)で、キクより小さくてかわいらしい花が咲くことからという説と、ひな祭りの頃に花が咲くからという説があります。別名のデージー(デイジー)は、day's eye(日の目)が転訛したもので、黄色い花芯を太陽に見立てたとも、太陽の光がさすと花を開いて黄色い花芯を見せることからともいわれています。 花言葉「無垢」「無邪気」は、この花の愛らしさからつけられています。花言葉「あなたと同じ気持ちです」は、夫が戦死してまもなく愛児も亡くしたカレドニアのマルヒナの泣き悲しむ様子を見て、近所の少女が「ひなぎくの歌」を歌って慰めたという古い物語からでしょうか。花言葉「美人」は、属名Bellisの語源がギリシャ神話の美しい森の妖精ベリデスやラテン語のbellus(美しい)であることからきているのでしょう。 デージーは晩秋から春までの長い間、かわいらしく咲き続け、別名でエンメイギク(延命菊)、チョウメイギク(長命菊)と呼ばれています。野生種は白い一重咲きの小さな花ですが、最近の園芸品種は半八重、八重咲きで花弁が多く、花色は赤やピンク、絞りもあり、舌状花が平たい花弁と細い管のような花弁の2タイプあります。キク科ヒナギク属、耐寒性一年草、原産地:ヨーロッパ、地中海沿岸別名:デージー、エンメイギク(延命菊)、チョウメイギク(長命菊) ヒナギク(雛菊)の花言葉:無邪気、無垢、平和、希望、あなたと同じ気持ちです、共感します。ヒナギク(雛菊)の誕生花:1月4日、1月9日、2月15日、3月5日、3月6日、3月12日、4月17日、5月27日流通時期:ポット苗を晩秋~早春に見かけます。ガーデニング専門店 hana*world、あなたの街のお花屋さんイングの森さんにあります。 ローダンセマム
2016.02.15
コメント(0)
全133件 (133件中 1-50件目)