「とても変わった赤い花が咲くから」と、両手の5本の指で球を作りながら、友人が分けてくれた大小4~5個の子球を太らせようと、昨年の春に大きい鉢に植えたら、一つだけ花が咲きました。
名前を忘れたというので、通販カタログをすみずみまでよく探しましたが、花茎を切って逆さにすると、線香花火のような赤い花はありませんでした。
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つぼみは葉に包まれて顔を出し、花茎を伸ばしながら咲くところが、打ち上げ花火みたいです。
NHK趣味の園芸3月号の花自慢に紹介されているマユハケオモト(ハエマンサス アルビフロルス)の花を見て、通販カタログを見たとき、近縁種のハエマンサス ムルチフロルスとわかりました。
ハエマンサス ムルチフロルスは 国華園
のカタログでは、かわいい女の子の顔ほどもある大きな花だったので、同じ花に見えませんでした。
ヒガンバナ科で、ヒガンバナのように花が先に咲きます。
花の大きさは球根サイズに比例するそうで、ハエマンサス ムルチフロルスのかわいらしい花火も、打ち上げ花火のように大きくなるのなら、太らせるだけにしても、この鉢では小さすぎ・・・
長楕円形の葉が3~4枚ついています。
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まだ休眠したままです。
もう少し暖かくなったら、球根の大きさに合った鉢に植え替えて、カタログのような花火に育てようと思います。
もう根が出ているような気が・・・
ハエマンサス ムルチフロルス(ムルチフローラ)の鉢植えでの育て方
ヒガンバナ科ハエマンサス属、半耐寒性(5℃)春植え球根、原産地:熱帯~南アフリカ
別名:フットボールリリー、センコウハナビ(線香花火)
●置き場所:日当たりのよい場所に。真夏は半日陰や明るい日陰で。
●水やり:鉢土の表面が乾いたら。
●用土:市販の培養土、水はけのよい土に。(赤玉土に、元肥として緩効性肥料を混ぜて植えています)
●肥料:葉が出始めたら、薄めの液体肥料を。花後に緩効性化成肥料を少量与えます。
●冬越し:室内の日当たりのよい場所で。暖地なので、凍らないように日の当たる軒下に。
花言葉:清純な心
ほのかな甘い香りで春を先取りする芽出し… 2010.12.22
香りを漂わせ、春の黄花の旗手をつとめる… 2010.10.27
秋にスカーレット色の花を咲かせて、冬に… 2010.10.11
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