大きくなった椿の暗い陰で、消えてなくなりかけたナルコユリの根茎をひとつ見つけて、雨戸の下に植え替えると、順調に増えて、毎年春に、筒状の先端が緑色の白い花を咲かせます。
葉の脇から花軸を出し、垂れ下がって咲くナルコユリの花は小さく、1~6個と数も少ないので、あまり目立ちませんが、白い斑が入った葉は、椿の陰だったときよりもずっと美しくなりました。
100408
↑
茎は弓なりで、覆輪の斑入りの葉は、左右互い違いに2列できれいです。
昨年は元気な夏の花やシランの葉に埋もれたので、今年はシランの白と紫の花が咲いたら植え替えて、きれいに整理して、涼しげな斑入り葉を楽しもうと思います。
090503 100711
同じ頃に植えた、通販カタログの山菜のページに、「極上のうまさ!」とあったオオナルコユリは、増えもせず減りもせず、食べるところまでいってません。
オオナルコユリは、ナルコユリよりも芽が出るのが遅く、まだ芽が出ていませんが、植え替えた時は2芽ついていました。
←100408 ちょっと心配になっています。
ナルコユリは丸く新しい根茎の先から茎が出るそうなので、オオナルコユリも地に放したほうがよかったのかもしれません。
ナルコユリ(鳴子百合)・オオナルコユリ(大鳴子百合)の育て方スズラン科ナルコユリ属、耐寒性宿根草、原産地:日本、中国、朝鮮半島
●置き場所・植え場所:半日陰や明るい半日陰で。
●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。地植えは雨が降らない日が続いたら与えます。
●用土:水はけがよければ、選びません。
●肥料:春と秋に緩効性化成肥料を少量与えます。
●植え替え:2~3年に1回、葉が枯れたら一回り大きな鉢に。
花言葉:気品のある行い
珍しい斑入り葉や新しい花色が次々誕生し… 2010.11.06
「あなたの声が聞きたくて」が花言葉のキ… 2010.09.27
初夏と秋に咲く太陽の花、イトバハルシャ… 2010.08.16
PR
Calendar
Keyword Search
Category