初夏になると、毎年ホームセンターの棚に、粉雪が舞い散ったような斑入りの涼しげな葉に、白い実のついた鉢が並ぶのを待ちかねて連れ帰りますが、今年はまだお花屋さんでも見かけていません。
スノーサンゴ(フユサンゴの斑入り)は高温多湿に弱く、もう7回も夏越しに失敗していて、白から黄色、橙色に変わる実が、ほとんど濃い橙色の実にならないで終わります。
白い実にも、斑が入っています。
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昨年は梅雨の長雨に当てないように、スノーサンゴの鉢を軒下に置いていましたが、蒸れて元気をなくしたので、涼しい場所に変えたら、激しい雨が少し降り込んで・・・
スノーサンゴはあっという間に葉を落とし、みすぼらしい姿になって、オレンジ色の実が落ちて割れ、中のタネが根を出していました。
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芽が出た葉は真っ白でした。
ご近所のフユサンゴは20年近く庭植えで、晩春からナスの花に似た小さな白い花を次々咲かせて、初夏の緑色から黄、オレンジ、赤と晩秋にかけて変わっていき、色とりどり見られます。
スノーサンゴは見るからに涼しげなのに、夏が大好きなご近所のフユサンゴと違って、暑がりのようですが、今年こそは冬に、オレンジ、赤橙色の実を楽しんで、翌春に白い花も見たいな・・・
スノーサンゴ(フユサンゴ)の鉢植えでの育て方
ナス科ナス属(ソラヌム属)、南アメリカ原産の半耐寒性小低木
別名:タマヤナギ(玉柳)、タマサンゴ(玉珊瑚)、リュウノタマ(龍の珠)
●置き場所:日当たりがよく、風通しのよい場所に。真夏は半日陰で。
●水やり:土の表面が乾いたら、たっぷりと。
●用土:市販の培養土、水はけのよい土に。
●肥料:春と秋に月1回、緩効性肥料を置き肥します。葉の色が黄色くなったら、週1回液体肥料を与えます。
●冬越し:暖地なので、凍らないように軒下に。
花言葉:あなたを信じる、神秘的
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