この夏、何度も襲った熱波に、葉やけして枯れた茎元に芽を出すなどほぼ壊滅状態のホトトギスですが、地元に自生しているホトトギスとプロが大株に育てたキイジョウロウは花芽をつけていました。
昨秋、キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)はお花屋さんの高い台の上で、1mほどの弓状にしだれる茎の葉のつけ根ごとに黄金色の鐘形の優美な花を1~2輪ずつ咲かせていました。
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ホトトギスは花びらに斑点模様があり、野鳥のホトトギスの胸の斑紋になぞらえて、ホトトギスの名がついたといわれているそうで、キイジョウロウホトトギスは花の内部に赤い斑点があります。
キイジョウロウホトトギスはグミやアジサイなどの葉陰でほとんど日が当らない場所でも春よりも茎数が少なくなっていますが、大株なので、秋に花が楽しめそうです。
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キイジョウロウホトトギスは夏涼しくて湿度の高い川岸の岩壁などに生えているそうで、小さなポット苗は花を咲かせるまで育てきれませんでした。
プロがしっかり育ててくれたキイジョウロウホトトギス、なんとか草姿を保って毎年花を楽しめたら・・・
キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)の鉢植えの育て方ユリ科ホトトギス属、紀伊半島の耐寒性宿根草
●置き場所:春は日当たりのよい場所に。夏は風通しのよい木陰などの日陰になる場所や明るい日陰に。
●
水やり:鉢土の表面が乾く前にたっぷりと。春から夏は水切れに注意が必要です。
(夏の乾燥と暑さには、水やりのとき周りにも、水をかけると温度の上昇が抑えられます)
冬の休眠中は、控えめにして乾かし気味に。
●肥料:春~秋にかけて月1回、緩効性肥料を置き肥します。真夏と地上部が枯れたあとは与えません。
●用土:水はけの良い土に。市販の山野草の土が簡単です。(山野草の土に、赤玉土2、鹿沼土2の混合土に、ゆっくりと効くタイプの化成肥料を混ぜています)
●植え替え:年1回、芽が伸びてくる前の2~3月頃に、根を切らないように、軽くほぐして、あまり深くならないように広げて、植え替えます
キイジョウロウホトトギスの花言葉:あなたの声が聞きたくて
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