弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

晩秋に木質化した茎の下部に芽をだして冬を過ごし、晩春から夏に線状披針形の葉の間から花茎を伸ばして、網の目のように細かく分かれた細い茎先に、白い小花が無数に咲きます。

１１月３０日の誕生花は、花束やアレンジメントに華やかさを添える白い小花、シュッコンカスミソウ（宿根カスミソウ）。

花の名は、細かく分かれした茎先に白い小花が群がるように咲くさまが春霞のように見えることから名づけられました。

花言葉「人の魅力を引き出す」は、赤いバラやカーネーションなどの印象の強い花と組み合わせると、ボリュームアップして花の美しさがいっそう引き立つことからつけられています。

花の印象もヴェールをまとったように柔らかくなり、本数が少なくてもカスミソウと組み合わせると、華やかさと神秘性が添えられて魅力が増します。

宿根カスミソウの八重咲きは満天の星のように、白い小花を散りばめて咲きますが、ピンク色の花と一重咲きもあります。

花言葉「切なる願い」は、英名でbaby's breath（少女の息づかい）と呼ばれ、少女の繊細なひと息ひと息にたとえられた花の姿に対してつけられたのでしょうか。

ナデシコ科カスミソウ属、耐寒性多年草、原産地：地中海沿岸別名：コゴメナデシコ（小米撫子）

シュッコンカスミソウ（宿根カスミソウ、宿根霞草）の花言葉：人の魅力を引き出す、切なる願い。

シュッコンカスミソウ（宿根カスミソウ、宿根霞草）の誕生花：４月１３日、１１月３０日

流通時期：ポット苗を早春～春に見かけます。

花みどりマーケット 、 千草園芸 、 ペットエコ＆ザガーデン楽天市場店 、 国華園 さんにあります。

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