弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2013.01.06
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カテゴリ: 1月の誕生花
晩春から初夏に、葉柄が赤みを帯びた濃い緑の光沢のある長楕円形の葉のわきに、花弁もガク(萼)もない小さな花が咲き、雌株の雌花は実を結び、秋になると黒く熟します。

1月6日の誕生花は、新年を迎える正月飾りの葉、ユズリハ(譲り葉、譲葉)。

木の名は、新しい葉が伸びた頃、あとを譲るように古い葉が落ちることからという説と、弧を描く葉の形を弓の弦にたとえた弓弦葉(ゆづるは)に由来するという説があります。

ユズリハは雌雄異株で、前年枝の枝先の葉のわきに、赤褐色のつぼみを房状(総状花序)につけ、萌黄色の美しい若葉の下で花を咲かせます。


花言葉「若返り」は、葉の新旧の入れ替わりがはっきりしていて、光沢のある大きな葉がいっそう美しく目立つことからつけられています。

花言葉「世代交代」「譲渡」は、新しい葉が生えてくると古い葉が役目を譲るように落ちていく様子を、親が子に代を譲ることにたとえてつけられています。


葉が入れ替わるユズリハは、世代交代して家系が途絶えることなく続くとして、子孫繁栄を願い、縁起のよいものとされ、お正月の飾りに使われています。

公園のユズリハは初冬に、紅色の長い葉柄で垂れ下がった大きな葉が集まった枝先に、紅い冬芽をつけ、春から初夏に新葉が上を向いて出ると、濃い緑色の旧葉は黄色くなって落ちます。

ユズリハ科ユズリハ属、半耐寒性落葉高木、原産地:日本、韓国、中国。


ユズリハ(譲り葉、譲葉)の誕生花:1月6日

流通時期:苗木を秋に見かけます。
日本花卉ガーデンセンター ​、​ 苗木部 by 花ひろばオンライン ​、​ トオヤマグリーン ​、​ グリーンロケット ​さんにあります。
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ヒメユズリハ
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Last updated  2020.01.06 11:38:57
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